デュフィ展 [展覧会(西洋画)]
大丸デパートで開催中の「ラウル・デュフィ展」を見に行った。
デュフィ(1877~1953)の作品は、やさしい。
風が頬をなでていく感覚。そして青い色がきれい。
上の絵が、今回のメインの作品。「旗でかざった船(レガッタ)」
↑「ニース海岸通り」 カジノ、映画祭で有名な建物です。
↑「黄色のコンソール」
今回は、デュフィのテキスタイル(服地のデザイン)がたくさん展示されていました。
バラなど花をモチーフにしたはっきりとしたデザインの服地をトルソーに着せてありました。
初期のフォービズムからやさしい線のスタイルに絵が変わっていくようすも、展示作品を
見ていくうちにわかります。
とてもなごむ展覧会でした。
仕事関連で行った東京ゲームショーの帰り道、耳にヒュー、ビョン、ビョンという音が
残っていたけれど、お茶をして、デュフィを見てほっとしました。
26日(火)までです。
りゅうさんのブログにはくわしい解説があります。
http://blog.so-net.ne.jp/ryuu/
Taekoさん おはようございます。
「ニース海岸通り」 など聞いて名前は知っていますがまだ見ぬ行ったことのない風景画を見るとき、別世界の雰囲気に触れて幸せになることがあります。Taekoさんのようにあちらこちら行かれて絵に描かれている場所も場合によってはあそこのあの場所にあの時行ったな?!とわかる場合もあると思いますが
そんな時倍楽しめるんじゃあ~ないでしょうか?
by 匁 (2006-09-24 08:56)
色合いが優しい絵ですね。
絵にあまり詳しくないのですが、こうして他の方が見たものを教えていただくと美術館に行った時にちょっと絵の見方が変わったりして良いものですね。
青の美しさといったら、日本人画家 東山魁夷さんの絵も素敵でした。
Taekoさんのブログを拝見すると、博学になった気分になります。
by (2006-09-24 10:28)
kitaさん、さっそくのniceとコメントをありがとうございます。
<絵に描かれている場所も場合によってはあそこのあの場所にあの時行ったな?!とわかる場合>
→そうなんですよ。それが楽しい。写真じゃないから、実物とは違う表現で、
「へぇ~」って思う時があります。
今回のニースは、親戚のもう亡くなった画家が40年前に描いたのとすごく似ていて、それも興味深かったです。
by TaekoLovesParis (2006-09-24 10:32)
好くん、niceとコメントをありがとうございます。
そうですね、東山魁夷さんの青、それから青緑がきれいですね。
デュフィの描く花は優雅でたおやか。コスモスのイメージ。きっと、好くん、
好きになると思いますよ。
by TaekoLovesParis (2006-09-24 10:39)
絵の繊細さも伝わりますが、ゲームショーの後に癒されるTaekoさんの感じもとても伝わります(^^)毎回本当に素敵な絵を見に行かれてますね♪
by (2006-09-24 12:36)
sakikopさん、幕張は遠い、、会場にいるときは夢中だったのですが、
出てきたら、帰り道、どっと疲れが、、、わかっていただけました?v(*_*)v
絵はぼんやり眺めていられるから、好きなんです。
niceとコメントをありがとうございました。
by TaekoLovesParis (2006-09-24 15:01)
私も「耳にヒュー、ビョン、ビョンという音が残っていたけれど」というくだりと、ほのぼのとしたラウル・デュフィのギャップに、Taekoさんの心の動きが感じられました。刺激をうけるのもいいけれど、あたまを空っぽに出来る時間も大切ですよね(^^
by noriko (2006-09-24 17:20)
てんとうむしさん、ナイス&コメントありがとうございます。
コムサ(Afternoon Tea)のお店の果物がいっぱい載ったタルトシリーズ、
ご存知ですか?840円するのもあって高いんだけど、自分ひとりでお店で
食べるには+500円のコーヒーで、リッチで幸せな気持ちになります。
ひとりでシャンパンとかワイン飲めるようになりたいんだけど、、なんか、
居心地悪くて、お茶とケーキどまりです。
by TaekoLovesParis (2006-09-24 19:11)
こんばんは。
先ほどは私のところにきていただいて、ありがとうございました。
また神戸の記事を楽しみにしています。
ところで、この「ラウル・デュフィ展」、春ごろかしら、心斎橋大丸で見ました。
デュフィは昔から好きな画家の1人です。彼のテキスタイルがたくさん見れて、
楽しかったです。デュフィのテキスタイルを使ったドレスも素敵でした。
大丸はいい展覧会を気軽に見れていいですよね。
by coco030705 (2006-09-24 20:49)
こんばんわ。ラウル・デュフィ・・・またまた初めて聞きました。
なんだかほのぼのする絵ですね。
美術の詳しいことなんかがよく解らなくても、こういう絵に囲まれてみたいなぁって思わせてくれるような。。。
お茶をして、絵をみてほっとするTaekoさんの時間の使い方いつも素敵ですね。「ラウル・デュフィ」また素敵な世界を教えていただいて感謝です☆
by シェリー (2006-09-24 22:13)
Cocoさん、nice&コメントありがとうございます。
大丸は関西が本拠地だから、展覧会もそっちで先にやるんですね。
関西で私が乗った電車の中は大丸の広告ばかり。元町、心斎橋、梅田、
3つも大丸があるんですものね。元町の建物はレトロに作ってあって、改装
かと思ったけど、新しいんですね。Cocoさんから教えてもらってわかりました。
デュフィのテキスタイル、今、着てもすてきなのばかりですものね。斬新だけど
派手じゃなくて。スキャパレリのファッションショーの絵もよかったです。
<大丸はいい展覧会を気軽に見れていいですよね。>
バブルの時はいろいろな百貨店でミュージアムを併設していたけど、
みーーんな、やめちゃって、今、やってるのは大丸と別組織になっている
東急だけ。大丸の勢いは、関西に行って初めてわかりました。東京だと
駅のターミナルデパートっていう感じですもの。
by TaekoLovesParis (2006-09-24 22:15)
シェリーさん、niceとコメントをありがとうございます。
<なんだかほのぼのする絵ですね。>
→そうなんですよ~。やさしいゆったりした気持ちになる絵。
絵をいくつも見ていろんな作家を知るようになるのは、いろんなお酒を
知るようになるのと同じで(シェリーさん仕様のメッセージ)、楽しいですよ。
by TaekoLovesParis (2006-09-24 22:24)
フォーヴの画家って僕にとってはみんなタッチが似ているように見えるので、しっかり観て画家の特徴を解っていないと、み~んなマティスに見えちゃったりします(^^;。でもここにtaekoさんが取り上げている作品は色合いが柔らかいですね。女性が好きそうな作風って感じがします。実際テキスタイルにもなってるっていうのはそう言う評価も有ってのことなんでしょうね。
by yk2 (2006-09-25 00:10)
ラウル・デュフィ展、展覧会ポスターで気になっていましたが、
もう見に行く時間がなさそうです…残念です…。
色彩が本当に優しく穏やかで、寒色系の作品からも暖かみを感じますね。
線が柔らかいからでしょうか。
因みにコムサカフェは、私も好きです!
フルーツタルト、種類が多くてどれにしようか、いつも迷ってしまいます。
by 雛鳥 (2006-09-25 00:36)
飾ってあったドレスの作品名のところに「クリスチャン・ラクロワ」の文字を見て後ずさりしてしまいましたよ・・・(^_^;)
《旗で飾った船(レガッタの祝祭)》の額絵(A4:300円)を購入して、
その日のうちに部屋に飾りました~(^o^)丿
デュフィは癒し効果抜群ですね!!
by りゅう (2006-09-25 00:41)
TaekoさんのBlogで見ただけでも色彩がきれいですね。
テキスタイルも展示されているなら是非行きたい
・・・・・26まで (・_・;;;)
行けるのかなぁ・・・・・。
by (2006-09-25 04:41)
ホンワカした作品で心が和みます。
正統派の絵もステキだけど、このようなやさしいタッチもいいですね。「旗でかざった船(レガッタ)」がやっぱりメインと言った感じで鮮やかな青です。
by berry (2006-09-25 19:02)
ザッキーさん、はじめまして。niceをありがとうございます。
by TaekoLovesParis (2006-09-25 20:23)
ナイス&コメントありがとうございます。
▲yk2さん、デュフィの花束の絵など、まさに女性好み。ゆるやかな曲線と
柔らかい色彩です。コスモスやアネモネのような葉が透けるような花。
そんなデュフィなのに初期の頃には、荒々しい(フォーブ)タッチのものが
あったので意外だったのです。その頃の流行だったのかもしれませんね。
▲雛鳥さんへ
コムサカフェ、やっぱりお好きでしたか。雛鳥さんとは結構立ち寄り場所が
似てるから(笑)
展覧会で、20日間という会期は短いですよね。大丸さ~ん!聞こえてますか?
でも、デュフィの作品はこれからもご覧になる機会があると思いますよ。
▲りゅうさん、いつもちゃんと細かい所までご覧になっていらっしゃる!
ラクロワとは気づきませんでした。「こういうの一枚ほしいな」と思って
見ていました。高そうですが。。。
りゅうさんのイメージカラーは、この青だから、お部屋にもきっとぴったりなこと
でしょう。清々しい青ですよね。
by TaekoLovesParis (2006-09-25 20:42)
ゲームショウもやっぱ行くんですね、taekoさん。勉強家です。
こうやって見てるとデュフィは絵を描きたくなる気持ちになります。taekoさんとこでホントにアートは勉強させてもらっていて、ちょい知ったかぶりで友達に自慢したり。笑。
「デ・クーニング」この人も初めて聞いたのでググリました。ほんのちょいエゴンシーレにも似てるよな気もして私も気になりましたよ☆
by maruwo (2006-09-25 21:11)
▲Taddyさんへ
もっと単純な海にヨット一隻というパウル・クレイばりの(幼稚園児ふう)の絵もありました。さすがにそれはいけてない。。
*高校の時の家庭教師の人がロートレック好きで、画集を持ってきてページを
そっとめくりながら熱く語ってくれたことが何度か。CafeVIVANのポスターが
おしゃれで、パリに憧れました。
*デ・クーニングを見たとき、私も衝撃をうけました。感動じゃなくて。。。色合い
と力強さに圧倒されたから、ガーンだったのです。
好きなアーティスト、①ジャクソン・ポラック。無機質であまり主張しないので、
大きい絵をポスター感覚で飾っています。
②ピカビア(仏)もユーモアがあって好きです。
*古典では、③カラバッジョ、④ティッツアーノ。
誰を一番好きかなぁって、ずいぶん考えました。好きなアーティストが多いので
悩む、、、。嫌いなアーティストなら即答できるのに(笑)
by TaekoLovesParis (2006-09-25 21:24)
▲MARUWOさんへ
あ、ごめん、「デ・クーニング」の所まで書いてあった私のコメントの下に
つなげてくださったのよね。 好きなアーティストきかれて答えてない、
っていうんで、考えて、書いて付け加えたぶんをはりつけたから、順序が
へんになっちゃったね。
そう、たしかに、、エゴン・シーレにも通じるとこあり~。
ちなみにMARUWOさん、「好きな絵画アーティストは誰ですか」ってきかれたら、なんて答える?好きな小説家はわかってるけど(爆)
by TaekoLovesParis (2006-09-25 21:48)
TAROさん、niceとコメントをありがとうございます。
テキスタイルに反応されるあたり、TAROさんはきっと洋服がお好きなん
ですね。布表紙の本にしたいような規則的配列の貝殻模様もありました。
by TaekoLovesParis (2006-09-25 21:53)
berryさん、niceとコメントをありがとうございます。
疲れているときは、甘いお菓子とやさしい絵が何よりです。
ん?男の人のやさしい言葉?後がこわいでしょう(笑)
by TaekoLovesParis (2006-09-25 21:58)
デュフィの絵の青が美しいですね。なんか水彩のように見えます。
やわらかい雰囲気に描かれていてなごみますね。
Taekoさん親戚の方が描かれたのもここなのかもしれないですよ。
それにしても40年前に外国の風景をを描かれていたなんて
余裕のある人ですね。
ニースに行った時の記事って書いたかな?って探したらありました。
時間のある時にお訪ねください。
記事に出てきた建物の写真もあります。
http://blog.so-net.ne.jp/basilst/2006-04-30
by いっぷく (2006-09-26 18:45)
水彩のように見えるけど、油彩でした。厚塗りしないからでしょうね。
ニースのこの建物(カジノ?)は特徴があるし、海岸通りのやしの木も名物。
私、いっぷくさんのニースの記事読んでなかったです。前後に読んだものは
あったけど。。まだ定期的に読んでいない頃でした。ニースはレンタカーを運転してシャガール、マチスと美術館を探して苦労した町。写真をほとんど撮らなかったので、お写真見せていただくと、懐かしさひとしお。シャガールはあの美術館で見ると、また印象が違いますね。噴水がすばらしかったし。やっぱり写真は撮るほうがいいですね。
by TaekoLovesParis (2006-09-26 22:02)
ニースを車でドライブはいいですね♪坂道多いし美術館の方はくねくねした道を登って高台なので楽しかったでしょう。海沿いの風景を眺めると、こんなところに一時期でもいいから住んでみたいなんて。バスに乗って行ったのですが、バスで最寄の停留所で降りても通りがかりの御婦人に道を聞きましたからなんとなくですが苦労がわかります。マチス美術館は自分なりにすごくよかった、もう他界してしまった人だけどマチスに影響を受けていたことを確認できた。シャガールの色使いには感動しました。
by いっぷく (2006-09-27 10:13)
僕が中学生の時に使用していた音楽の教科書の表紙に、
デュフィの絵が使われておりました。確かドビュッシーを題材にした作品です。
でも、実際にデュフィの作品と接する機会はそんなに無かったと思います。
デュフィのお墓参りはしましたが…。嗚呼。昨日までだったのですね…。
by りんこう (2006-09-27 20:45)
りんこうさん、デュフィは音楽一家に生まれ、音楽好きなので、楽器や楽譜、
オーケストラを題材にした絵をたくさん描いています。モーツァルト、バッハ、
ドビュッシーを信奉していたので、「ドビュッシーへのオマージュ」という絵があります。ピアノがあって、譜面台にDEBUSSYと大きく書いた譜が乗っている
明るい色合いの絵。私は「モーツァルトへのオマージュ」というブルーのピアノの絵が好きですが。「バッハへのオマージュ」もあります。
会期短くて、、私が紹介するのも遅かったから。
鎌倉の大谷美術館にデュフィ作品はたくさんあると、バニラさんからきいている
ので、行きたいなと思っているのですが。
by TaekoLovesParis (2006-09-28 00:59)
いっぷくさん、楽しくなかったですよ~。難行苦行。坂道あがって、細い道で
石畳。車を降りて「シャガール美術館は?」とききました。探し当てるのに疲れ、着いたときはほっとして、写真を撮るのが面倒になってしまったのです。
マチス美術館の手前にあったローマ時代の遺跡には驚きました。ここもローマだったのね、とローマの勢力範囲の大きさを実感しました。
マチスは偉大ですよね。
by TaekoLovesParis (2006-09-28 01:21)
私は、青と黄色がいいですね。近くに並べると意外といい感じな気がします。
by (2006-09-28 02:37)
展示方法を考えるのも楽しいですよね。置く場所によって印象が変わってきますものね。写真がお上手なIkesanだから、青の横に黄色を並べて、、と構図的にお考えになるんだなぁと思いました。nice&コメントありがとうございます。
by TaekoLovesParis (2006-09-28 20:20)
plotさん、niceをありがとうございました☆
by TaekoLovesParis (2006-09-28 20:27)
もう終わってしまってますねぇ。
デュフィの黄色のコンソール、鎌倉の美術館では実際にモデルとなった
コンソールも展示されていました。
実際にはもっと象牙色ですけれど、このやさしい絵がとても好きです。
by バニラ (2006-09-29 09:59)
バニラさん、そうなんですよ。会期が短い上に私が行ったのがもう終わりの頃。
バニラさんのブログでは、コンソールの説明もていねいに書いて下さっていますね。↑のりんこうさんへのコメントに、大谷美術館のこと書いておきました。
「黄色のコンソール」は少しづつ違ったバージョンで何枚かあるので、大谷美
のは、楽譜の下の部分が黄色、大丸のは白と微妙に違うのです。
by TaekoLovesParis (2006-09-29 23:38)