SSブログ

WILL,Paris [Paris レストラン・カフェ]

昨年末、パリに行く4~5日前に行った自由が丘のレストラン「ル モンド グルマン」
は、シェフがパリのレストラン「ステラマリス」で修業をしたとのことだったので、
「来週、パリに行くんだけど、どこかお勧めの店ありますか?」ときいてみると、
一緒にステラマリスで働いていた日本人が、春にお店をオープンしたから、行ってみて、
とのこと。
それが、この店「Will」    住所:75 rue Crozatier 75012 Paris
「明日の予約をしたいのですが」と電話をしたら、発音ですぐに「日本人のかたですか?」
と言われ「場所が少しわかりにくいのですが、どちらからいらっしゃいますか?」
丁寧に目印を教えてくれた。

シンプルな造りの店で、ご主人がシェフ、奥様が接客。お二人とも30代と推察。
奥様はパティシエもなさっている。

シャンパンをボトルで頼み、突き出しに出てきた「豚足コロッケ」がおいしいので、
うれしくなる。
メニューは、プリフィックススタイルで49ユーロ。(6000円)
前菜は、マグロのたたき(マグロのスモーク)に、小さくカットした果物をのせ、
きゅうりで巻いたもの。綺麗で美味しい!

Will1.jpg


メインは、私は子羊。

Will2.jpg


友達は牛肉の煮込み。別皿に野菜がたくさん載って出てきた。


Will3.jpg


Will4.jpg


デザートは、私が「カカオのクリームブリュレ」
茶色のクリームブリュレで、上にアイスが載っている。網目状のパリパリは、
そば粉で作ってるそうだ。
友達は、ホワイトチョコを張り付けたメレンゲ、中は何だったのか。パッションフルーツの
ソースがけ。


Will5.jpg

シャンパンは、これ。

will6.jpg


シャンパン1本+ワインを頼んでも、200ユーロ超。パリではお値打ちだと思う。
パリで日本人夫婦が経営の店は、昨年行った店(Virtus)もそうだったが、最近、
ふえていると聞いている。お料理もサーヴィスも日本の「おもてなし」というより、
一生懸命さ、誠実さが伝わってきた。皆に愛される店として長く続いてほしいと思う。

nice!(34)  コメント(7) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 34

コメント 7

初夏(はつか)

子羊、おいしそう♡
「豚足コロッケ」も、とても気になります^^
愛されるお店として長く続いてほしい。
本当にそうですね~。
by 初夏(はつか) (2019-03-16 10:51) 

バニラ

全ておいしそうだけど、前菜の美しさと
デザートに心奪われました。パッション
フルーツのソースにメレンゲのふわふわ、とろけそう〜
今度パリに行った時にって言えたらなぁ〜
でも 自由が丘なら、行けますね!
(自由が丘も好きだったレストランやお店が
閉店してしまって、久しく足を運んでないのですが)
もう少し暖かくなったら、予約してランチに行ってみます。
by バニラ (2019-03-16 15:58) 

yk2

1枚目の写真、撮影前に既に料理に手をつけた痕跡がフォークに残されていますね。今回もtaekoねーさんお得意の、「食べる前にうっかり写真撮るの忘れてた」パターンでしょ?(笑)。
by yk2 (2019-03-17 01:05) 

nicolas

日本食も一般化してて、どら焼きのお店が増えてるとかいう中で、
日本人経営のお店も、がんばって欲しいですねー
きゅうりの優雅なライン、赤系の葉とソースがかかって、いよいよ奥行が♡
ついつい、スーパーやマルシェで買い物してお部屋で食べちゃうのが多いけど、
もし外で頂くならこんなお店をチョイスしたいですー
by nicolas (2019-03-18 15:39) 

TaekoLovesParis

nice&コメントありがとうございます。
▲初夏、はつかさん、私も豚足って聞いて、?と思ったのですが、ミンチ状態になっていたので、豚ひきと同じに見えました。肉より味が強いから、おいしかったです。カリカリなんてしてません(笑)
日本人のお店、それも一生懸命さが伝わってくると、応援したくなりますね。

▲バニラさん、前菜は「いけばな」感覚ですよね。ピーラーできゅうりを薄く切って、なるほど~でした。ソース合わせてる果物、野菜のハーモニーが絶妙で、こうなると、家庭では(私には)ムリ。デザートのお皿、日本では黒はあまり使わないですよね。でも、白や黄色は黒いお皿に映えてました。
自由が丘のお店での写真、撮ってるから、近々記事にします。参考になさっくださいね。カジュアルでいい店でした。

▲yk2さん、あらら、見破られてしまいましたねー。この前のアミューズの写真も。もちろん忘れて、、。シャンパンを飲むと、うれしくなって、もう、その段階で気が緩んでしまうのが敗因。(いちおう反省)

▲nicoちゃん、あとで記事にしますが、一昨年末にパリで行った日本人女性シェフのお店、なんと今年のミシュランで星を取ったんですよ。そこを紹介してくれたのは、nicoちゃんも知ってる今はフランスに住んでるJ嬢です。
ちょっと前は、前菜の美しさに、日本の懐石ふうなんて言ってたけど、今じゃアートっぽい盛り付けは当たり前ですものね。
フランスのスーパーは楽しいですよね。ニースでゆでた海老や野菜を買って部屋で、ワインとプチ・ディナー、美味しかったのを思い出します。nicoちゃんだったら、食材を上手にアレンジできるから、食卓が盛り上がりますね!

by TaekoLovesParis (2019-03-19 09:04) 

Inatimy

検索したら、もう"Stella Maris"はなくなってしまったんですね。
"WILL"、昔、行った美味しい焙煎珈琲屋さんのすぐ近くだと思ったら、タイ料理店に変わってたし^^;。 マルシェ(Marché d'Aligre Beauvau)に行ったついでに寄った思い出。
お料理、美味しそうです。 カツオでなく、マグロのたたきというのも気になるところ。薄くスライスされたきゅうりの縁のグリーンが描く曲線が素敵。子羊もいい焼き加減。別皿の野菜にはロマネスコとおしゃれ^^。デザートの網目状がそば粉で作ってあるというのもガレットのフランス&麺の日本、共通なのがいいなぁ。
by Inatimy (2019-03-20 18:53) 

TaekoLovesParis

Inatimyさん、パリのステラマリスはオーナーシェフだった吉野さんが、パリを引き上げて、日本でお店を2店舗やっています。お客さんが来ないから閉店したのでなく、パリでミシュランの星を獲得した経験をもとに、日本で開業したいということでした。かなり成功していて、2店目としてビストロも開業しているので、行ってみたいと思ってます。

Willは、昨年3月オープンの店。私は昨年末に行って盛況だったから、と調べてみたら、2019年3月10日に行った記事もあったので、健在です。
Willは、もともとウィリアムさんがやっていた店なのでWill。それを買い取り、そのまま名前を使ってるとのこと。
フランス料理で時々マグロは見かけるけど、カツオは見ないです。タタキは、ミキュイ(mie cuit)=表面だけ焼くかな?サーモンのミキュイ、好きです。最近は寿司ネタにも「あぶり」っていうサーモンやマグロの表面にガスバーナーで焼き目を付けるのが一般的になってます。

そういえば、蕎麦粉は、ガレットで使われてましたね。

by TaekoLovesParis (2019-03-20 22:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。