パリ・ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿へは、郊外行きの列車（RER)で行った。パリの西南20ｋｍなので、
メトロでは行かれない。RERのヴェルサイユ・シャトー駅で降りて城への道を600ｍ歩く。
道の脇には、黄色いラッパ水仙がずっと植えられていて、とてもきれいだった。
時間予約をしていたが、遅刻だったので、すぐに入れた。
来るだけで疲れたので、まずはカフェへ。
モンブランで有名な店「アンジェリーナ」カフェが宮殿の建物内にある。
ここにも好きなプロフィットロールがあったので、それにした。

親友Eは、もう歩きたくないというので、ここで待っててもらって、私は
いくつかの部屋だけを見た。昔、見た時よりきれいになっていた。

きらきら、ぴかぴかの鏡の間には辿り着けなかったが、似たような長い回廊。

E が行きたかったのは、お庭。「パークトレイン」という園内一周の遊園地っぽい
乗り物があるので、それに乗って、離れ（トリアノン）へ行った。
「チケットはあるけど歩けないから休むだけ」と入口で言ったら、特別にベンチが
ある中庭に通してくれたので、そこでゆっくりと休憩。

写真に線が入ってるのは、パークトレインから撮ったので窓枠。
３月なので、花が何もなく殺風景な庭園。
昔、来たときはレンタルの自転車で庭園をまわった。今もレンタル自転車があり、
下の写真の中央にあるようなレンタル電気自動車もあった。広いので、歩いてまわる
のは大変なのだ。

帰りは、またパークトレインで出入口に戻り、ヴェルサイユ駅まで歩く。
駅前のお店でコーヒーとマカロン。

パリに着くと、もう陽が落ちていて、建物の灯りがセーヌ川の水にキラキラ、
揺らめいて映り、とても綺麗だった。

街中でごはんを食べて遅くなり、デモに会うといけないから、E家の近所の
１００年続いてる老舗の牡蠣が有名なビストロへ行った。Eは、もちろん顔
なじみの店。店の人が写真を撮ってくれた。
日本と違って列車の間隔が長いので、往復に時間がかかり、長い旅だったが、
美味しい牡蠣とエビ、スパークリングで、すべては楽しい思い出になった。

コメント 15

ヴェルサイユも結構歩くのでちょっと早めに切り上げて近くのカフェでビールを飲んでました。カフェはパリとウィーンのカフェが雰囲気があって好きです。
by gillman (2023-04-12 13:44) 

初めて知りました、ヴェルサイユってパリ市内から遠いんだって。
鉄道で往復も時間がかかるくらいなんですね。
プロフィトロール美味しそうです、こちらでのものとは少し違う形ですね。
最後の写真の牡蠣とエビが．．．ううう．．．最高じゃないですか。
by ナツパパ (2023-04-12 16:21) 

絵に描いたような牡蠣と海老～♪
プロフィトロールもおいしそうですね。
この大小の形がまた絵になるんですよね。
by ふにゃいの (2023-04-12 23:18) 

牡蠣と海老、美味しそう～！
アンジェリーナ、ついモンブランを選んでしまいますが、プロフィットロールも美味しそうです。
ヴェルサイユ宮殿、広いですよね、、30年以上前の夏に父と母と行って、くたくたになったことを覚えています＾＾

by おと (2023-04-13 19:45) 

憧れののヴェルサイユ宮殿。
なるほど、メトロで行けない距離にあるのですね。
きっと広すぎて大変なのでしょうね～。

by angie17 (2023-04-13 22:29) 

私も知りませんでした、そんなにも遠くにあることは、カフェで休憩、モンブランでなくプロフットロールをいただいたら、もうそれで十分堪能した心持ちになりそうです
by engrid (2023-04-14 00:34) 

お肉さえ食べてればいつだってご機嫌なんだけど、パリではちょっとおすまししてフリュイ・ド・メールを食すおしゃれなライオンの図
by yk2 (2023-04-14 23:12) 

コメントありがとうございます。（お返事、逆順です）
▲yk2さん、ふふふ、これは前菜。見た目は大きいけれど、牡蠣は一人１ダースが普通の国ですから、このあとメインを頼みました。さて、問題です。何を頼んだでしょう？答：牛肉のタルタル　　　　うれしがらせちゃったかしら。

▲engridさん、昔の貴族はパリとの往復は馬車だったから歩かなくてすみましたよね。お城の周囲は貴族の館なので、立派な建物が続いてました。疲れた時は甘いものがうれしいです。まして大好きなプロフィットロール。
アンジェリーナは東京にも売店があって、モンブランは買えるのですが、プロフィットロールはありません。

▲angie姫にぴったりのヴェルサイユ。しかし広いのです。マリーアントワネットが暮らしていたプティ・トリアノンという離れは、城から１㎞以上あります。ルイ１６世のところへ行くには、馬車を使ったのでしょうね。

▲おとさん、アンジェリーナは、パリで老舗なので、ヴェルサイユだけでなく、ルーヴル美術館内にもカフェがあります。国立の城内にカフェを構えてるのですからすごいですよね。ここはカフェテリアのなので、ケーキとサンドイッチを売ってるだけですが、ルーヴルはランチもあって美味しかったです。
夏の日にヴェルサイユを歩いたら、疲れますよね。でも思い出に残りますね。

▲ふにゃいのさん、昔はウェディングケーキのタワーの側面にミニシューを貼り付けるのが流行りましたが、今は、マカロンですね。
牡蠣とエビ、はまぐりなどを盛り合わせる料理を「フリュイ・ド・メール」（海の幸の盛り合わせ）と言い、牡蠣の季節にはおいている所が多いです。

▲ナツパパさん、ヴェルサイユ、モンサンミッシェルは、遠い観光地ですが、人気があります。毎日、パリ市内から、一日観光のツァーバスがでています。
それに乗れば、門のすぐそばに着くので歩かなくてすむと今回わかりました。
列車という選択は、歩きたくない人には不適でした。
プロフィトロール、いろいろなタイプがあって、ミニシュークリームがいくつかあってチョコ掛けというのもありました。
牡蠣とエビの盛り合わせ、「フリュイ・ド・メール」といいます。この店は、
ひさしに大きくfruits de mer と書いてあるので自慢料理。牡蠣の季節の定番です。

▲gillmanさん、パリとウィーンのカフェ、雰囲気がありますよね。ギャルソンも誇りを持って働いている感じがします。アメリカのコーヒーショップはちょっと違いますね。ヴェルサイユは広いから、適当に、はしょらないと疲れます。
by TaekoLovesParis (2023-04-15 01:02) 

昔、ルーブル近くの何とか広場の路面店で夫婦でシーフードのコース料理を食べたことがあります。その後、同じ場所に行ってみると、マクドナルドみたいな店に半分が入れ替わっていました。ブログで紹介されたEという店は絶滅危惧種のレストランとなっているのでしょうね。
by 駄洒落好きな庭師 (2023-04-15 04:43) 

ヴェルサイユ宮殿は行ったことがないんですが、トワル・ド・ジュイ博物館を見るために、その近くのPetit Jouy Les LogesへはRERで行きました。
1時間余りだったけど遠く感じて・・・。
ヴェルサイユ宮殿は敷地内も広いんですね。足腰が丈夫なうちに、行かないとダメだな＾＾；。長い回廊の壁の絵を見るだけでもかなり時間がかかりそう。
by Inatimy (2023-04-15 07:13) 

駄洒落好きな庭師さん、昔はマックのような店は無かったんですものね。古き良き時代のパリの面影が残ってた頃でしょうね。今は観光優先の店が多いですね。
紹介した店はパリ市内ですが、観光地ではないから地元の人に愛されて100年なのです。メトロの駅を出てすぐ、交差点の所という目立つ立地なので、別の区からもお客さんが来ます。以前は次の記事でご紹介するシャンゼリゼの「アルザス」という店でフリュイドメール（海の幸盛り合わせ）を食べるのが定番でした。
by TaekoLovesParis (2023-04-15 10:42) 

Inatimyさん、トワル・ド・ジュイ博物館、知らなかったです。調べたら、木版・銅板の博物館なのですね。Inatimyさんの記事にでてたのかしら？ヴェルサイユ宮殿は庭園が広大で気持ちが良いので、おすすめです。貸し自転車、パークトレイン、電気自動車、観光シーズンには馬車もあります。初めて行った20代の時は、貸自転車で隅から隅までまわって楽しかったけど、今は。。
by TaekoLovesParis (2023-04-15 10:51) 

こんばんは、、
2月から3月、パリへの工程では以前と違って数字が増量のようでしたね。
写真から寒さもあったのか曇りの雰囲気漂う写真、そして
セーヌ川に映る川べりの明かりが揺らぐ夕暮れはナイスシャッター……。
ヴェルサイユ宮殿へは、良かったですね。
by アルファルハ (2023-04-16 01:34) 

パリから20kmも離れていたんですね。一度しか行ったことないですが、ツアーだったのでバスかな? 連れて行ってもらい、見るところも教えてもらってだったので、大変だったという記憶があまりありません。^^;
でも、やっぱり旅は自分の足で手配で行かないと途中の記憶も大切ですものね。
お疲れの様子ですれけれど、最後の〆はとっても美味しそうです。
馴染の方が一緒だと安心ですし、本当に美味しいものが頂けますね。 ^^v
by moz (2023-04-17 09:20) 

こんばんは。
ヴェルサイユ宮殿、かなーり昔に行きましたが、とても美しくてすばらしかったです。また行ってみたいです。
それにしても、牡蠣とエビ、なんて美味しそうなんでしょう。スパークリングワインにピッタリですね。ワインがすすんだことでしょう。

昨日「パリタクシー」という映画を観ました。しがないタクシードライバーが、素敵な年配の女性を乗せて、彼女の過酷であり、ドラマチックな人生の話をききながら、パリ中をドライヴし、彼女の終の棲家である老人ホームへ送り届けるという作品です。パリの美しい風景と有名な場所がふんだんにでて来ます。パリって本当に美しい街だなと思いました。俳優さん二人はよかったのですが、映画のストーリーはちょっと物足りない感じです。が、美しい風景を観たい人にはいいかもしれません。
by coco030705 (2023-04-18 22:18)