パリ・サントシャペルのステンドグラス [☆彡Paris 街歩き]
パリで有名なステンドグラスは、ノートルダムとサント・シャペルである。
規模でいうとノートルダムのだが、美しさはここ、サント・シャペルに軍配が
あがる。予約が必要なので、午前中の予約をとった。
入ると、12歳で即位したルイ9世の立像が中央に見える。
父ルイ8世の死後、若くして即位したため、しばらくは母が摂政をつとめた。
ルイ9世は、後々語り継がれるほど、信仰深く、収集した聖なる遺物を収納するために
ゴシック様式の美しいステンドグラスがあるサント・シャペル礼拝堂を建造した。
内政にも力を入れ、良き王の名声も高かったので、死後、歴代の王でただ一人、
聖人に加えられ、Saint Louis(サンルイ)と呼ばれるようになった。
規模でいうとノートルダムのだが、美しさはここ、サント・シャペルに軍配が
あがる。予約が必要なので、午前中の予約をとった。
入ると、12歳で即位したルイ9世の立像が中央に見える。
父ルイ8世の死後、若くして即位したため、しばらくは母が摂政をつとめた。
ルイ9世は、後々語り継がれるほど、信仰深く、収集した聖なる遺物を収納するために
ゴシック様式の美しいステンドグラスがあるサント・シャペル礼拝堂を建造した。
内政にも力を入れ、良き王の名声も高かったので、死後、歴代の王でただ一人、
聖人に加えられ、Saint Louis(サンルイ)と呼ばれるようになった。
絶句するほどすばらしいのは、二階のステンドグラス。
当時、一階は庶民の礼拝の場で二階は王族、貴族の礼拝の場であった。
15mの高さの15のステンドグラスで構成されている。
正面の「バラ窓」は、1485年にシャルル8世が寄贈したもの。
ヨハネの黙示録の内容が描かれた85のステンドグラスで構成されている。
バラ窓の横、側面のステンドグラスは、新・旧約聖書の場面が描かれた1,113の
ステンドグラスで構成されている。
左下の絵は、キリスト降誕。マリア様が赤ん坊を抱き、東方から来た博士たちが
贈り物をささげている場面だと思う。
サント・シャペルの隣は、コンシェルジュリー(CONCIERGERIE)。
中世は王宮であったが、その後、牢獄として使われ、マリー・アントワネットも
ここに幽閉されていた。今は一部が裁判所として使われている。
中世は王宮であったが、その後、牢獄として使われ、マリー・アントワネットも
ここに幽閉されていた。今は一部が裁判所として使われている。
左の看板が、幽閉中のマリーアントワネット。絞首台に向かうため白と黒の服装。
手錠をつけられた腕を後ろで交差。牢の外には大勢の民衆。
右は、中世は王宮だったという看板。フィリップ4世の居城だったので、王家の
百合の花の紋章もようの服を着た王が描かれている。
手錠をつけられた腕を後ろで交差。牢の外には大勢の民衆。
右は、中世は王宮だったという看板。フィリップ4世の居城だったので、王家の
百合の花の紋章もようの服を着た王が描かれている。
内部は、元王宮なので、広間がある。今は、がらんどうの部屋が多かった。
当時の牢獄は有料で、支払った額によって部屋や設備が決まったそうだ。
マリーアントワネットの独房も再現され、白髪になった肖像画がかけられていた。
当時の牢獄は有料で、支払った額によって部屋や設備が決まったそうだ。
マリーアントワネットの独房も再現され、白髪になった肖像画がかけられていた。
サントシャペルを出て、夕食のためにシャンゼリゼへ向かった。
まずは、「ラデュレ」で、マカロンを買った。
ブルーのが、「マリーアントワネット」という名前のマカロン。
複雑な味で、美味しいけれど、なんのフレーヴァーかわからなかった。
調べたら、中国とインドの紅茶にバラの花びら、柑橘、ハチミツ。
上にのってる黒い細い棒は紅茶の葉だったのね。
まずは、「ラデュレ」で、マカロンを買った。
ブルーのが、「マリーアントワネット」という名前のマカロン。
複雑な味で、美味しいけれど、なんのフレーヴァーかわからなかった。
調べたら、中国とインドの紅茶にバラの花びら、柑橘、ハチミツ。
上にのってる黒い細い棒は紅茶の葉だったのね。
夕食は、「ラデュレ」の2軒隣の「アルザス」という赤いひさしの有名店。
ここも、フリュイドメールが豪華で美味しいのだが、メニューになかった。
「冬場しかやらないのね」と友達が残念がり、魚貝のクリーム・スープを
ここも、フリュイドメールが豪華で美味しいのだが、メニューになかった。
「冬場しかやらないのね」と友達が残念がり、魚貝のクリーム・スープを
頼む。私はパリの定番、オニオングラタン・スープ。かなりのボリューム。
次、私はカニのサラダ。これは量が少ない。レモンの大きさから想像がつくでしょ。
友達は魚介のサフランソース。
アルザスなのだから、アルザス料理をと、アイスバイン(骨付き豚肉の煮込み、
ソーセージも一緒に供される)を注文したが、大きくて食べきれなかった。
4枚の写真の右側2つはいらなかったと反省。
友達は魚介のサフランソース。
アルザスなのだから、アルザス料理をと、アイスバイン(骨付き豚肉の煮込み、
ソーセージも一緒に供される)を注文したが、大きくて食べきれなかった。
4枚の写真の右側2つはいらなかったと反省。
もう1回、パリの記事は続きます。
マリーアントワネットの名からの想像では、華やかな色彩、そうではないのですね、フレーバーに言われがあるのかしら
by engrid (2023-04-19 22:22)
いや~、カメラの暗所撮影能力の向上って素晴らしいですね~。写真を撮る事に関してはとってもせっかちな(^^ゞtaekoねーさんがこの素敵なステンドグラスを目の前に、いなちゃんみたいに必ず息を止めた上で動かない様集中してシャッターを押してるとはとても思えない(笑)けど、手ブレも無くキレイに写ってますね。拍手~!。
アイスバインかぁ。美味しい辛口のリースリング(=LOEW)飲みたいなぁ~。結構以前の話になるけど、医師でドイツ留学の経験がある友人に、東京・横浜でアイスバインの美味しいお店ってある?って尋ねたことがあります。意外や、つばめグリルが侮れないんだよ~、って返事でした(^^。
by yk2 (2023-04-20 07:42)
ステンドグラス、綺麗!
2枚目写真の色合いが素敵ですね。
生で見たら圧倒されそうです。
by angie17 (2023-04-20 18:37)
鮮やかなステンドグラスの下に白い立像、色の対比も、大変に美しいでやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2023-04-20 20:27)
こんばんは。感動的な美しさですね。どれほどの時間がかかったのでしょうか。
ヨーロッパへ行きたいです。
by coco030705 (2023-04-20 23:00)
ステンドグラス、綺麗ですね〜^^。私、めいっぱい息止めましたよ、ここで。あまりにも薄暗くって。一部工事中で、幕が張ってあったから余計に暗い感じだったし。2013年まで修復工事で結局、完成は見られず引越。工事中でも正規の入場料金で強気でした・・・。申し込み制になったのは良かったかも。以前、行った時、夏で歩道に長い行列は辛かったです。1階も柱の模様が綺麗だったのが印象的でした。
「アルザス」というお店、気になってGoogleマップで探したら、2軒隣にはなく、2ブロック目で歩いて230m、徒歩3分^^;。4枚の写真のお料理を食べた後に、このサイズのアイスバインはかなりキツそう。お料理と一緒に飲まれたのは何かしら。アルザスのワイン?この日はアルコール抜きで写真のエビアンだけだったのかな。
by Inatimy (2023-04-21 23:28)
ステンドグラス、素晴らしいですね~。ここ、入ったことがないです。
アイスバイン、美味しそう~^^確かに、このお料理ぜんぶは、ちょっと食べきれなさそう。カニのサラダ、食べたいです♪
by おと (2023-04-22 04:10)
ステンドグラスがさすがに素晴らしいです。
数多くあるステンドグラスで一番、というのも頷けますね。
見てみたいなあ、写真にも撮ってみたいです。
by ナツパパ (2023-04-25 10:52)
nice&コメントありがとうございます。
▲engridさん、私もわからなかったので、調べたら、「ラデュレ」で、「マリーアントワネット」という紅茶を発売していて、中国の紅茶にバラやジャスミンの花をブレンドし、柑橘類、はちみつの香りとドライフルーツを加えた、華やかな香りの紅茶だそうです。その紅茶を使ったマカロンなんですね。
▲yk2さん、撮影の件、鋭い指摘で、ぐうの音もでません。
つばめグリルのアイスバイン、大好きです。実際、アルザス地方・ストラスブールの「アイスバイン」有名店で食べたら、「つばめグリル」のに似てました。(当然?笑)
▲angieさん、実際に見ると、ステンドグラスはきらきら輝いて、息をのむ美しさです。2枚目の写真のステンドグラスが、パリで一番美しいと評判なのです。パリの南西90㎞にある「シャルトル大聖堂」のステンドグラスは、青色がすばらしくて、もっときれいです。世界一かも。
▲ぼんぼちさん、さすいが目のつけ所が違いますね、実際にこの部屋に入ると、ステンドグラスに囲まれた王の立像に目がいきます。純白で聖なる美しさで、感動しました。帰宅後、ルイ9世が紹介されている本を読みました。
▲cocoさん、書き忘れました。1248年の完成です。もうすぐ900年ですね。以前、行ったときよりきれいになっていたので、感動もひとしおでした。
▲Inatimyさん、やっぱり修復したのですね。だいぶ前に行ったときより綺麗になっていました。ストでパリの街に人出が少なかったので、前日の夜、簡単に予約がとれました。
「ラデュレ」と「アルザス」、そんなに離れてましたか。いつも話しながら歩ていてて、よく見てないんです。アルザスでごはん、ラデュレでケーキ購入というパターンが多いんです。ラデュレの2階の軽食部屋も王朝風のインテリアですてきです。「アルザス」は、何十年も前からパリに行くたびに行くぐらい頻度が多い店。ここの食事は、たいていの人に満足してもらえます。「アイスバイン」そうなの。これはさすがに食べきれませんでした。オニオングラタンスープがよぶんでした。飲んだのは、座るなり、「とりあえず、シャンパン、ペッシュ(桃)ので」。次にアルザスの白。エビアンはお酒を飲むときに必ず頼みます。
by TaekoLovesParis (2023-04-25 17:27)
おとさん、お返事が遅くてすみません。もともと怠慢、遅筆な上に仕事が忙しかったので。。ここのステンドグラスは、古い時代のものなのに、今も燦然と輝いています(修復されたので)。息をのむ美しさとは、このことだと思いました。
英国の教会にもステンドグラス、、那須高原の「ステンドグラス美術館」は、英国調の建物、ステンドグラスも英国輸入でした。時代が新しいのか、フランスのものとは、テイストが違ってました。
by TaekoLovesParis (2023-04-26 10:16)
ナツパパさん、ここは、おすすめの場所です。火災にあったノートルダム聖堂のステンドグラスもすばらしいけど、こちらのほうがもっと上です。写真は携帯では、上から3番目の「バラ窓」は白がとんで、拡大した時みじめですが、ナツパパさんの一眼なら鮮明に撮れると思います。
by TaekoLovesParis (2023-04-26 10:22)