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ポーラ美術館(箱根、神奈川県) [日本の美術館]

  箱根は東京からは車で2時間くらい。小さいときから行きなれているけれど、
あきることがない好きなドライブ場所のひとつです。

ポーラ美術館のことは、度々りゅうさんのブログで紹介されていたので
http://blog.so-net.ne.jp/ryuu/2006-02-06
行きたいと思っていました。仙石原の山の中で、自然に囲まれた立地。

今は「ピカソ展」を開催中。



ポーラ美術館所蔵のピカソのコレクションを5つの時代に分けて
全部公開する展覧会です。

興味深かったのは↓の写真の「海辺の母子像」。神秘的な青。

この絵にはストーリーがあります。
X線をあててみたら、下に全く違う絵が浮かび上がってきたのです。
その絵も公開していました。うまいけど特徴のない絵でした。
当時はキャンバスが高価で、若いピカソはキャンバスを買うお金がなかったので、
あまり気に入ってない絵の上に背景の色を塗って消し、この絵を描いたのだそう。
ピカソ20歳の作品です。


☆☆☆

常設展示には、印象派の有名人の作品が順番に並んでいます。
かなりのコレクション。その中でもひときわ目立っているのが、↓の写真。ルノアールの
「レースの帽子の少女」と、ゴッホの「あざみの花」

      

☆☆☆

「日本の近現代陶磁器」というコーナーが、非常にわかりやすくて入門編には最適です。


レストランは ガラス張りで、テラスの向こうには箱根の森が手にとるように見えます。



このランチが、、あれ?いくらか忘れてしまいました。1500円~2000円?

↓はティールームです。11時半だったので誰もお客さんがいません。

光がさんさんとふりそそぐ、モダンな建築の空間でした。