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アメリカ自然史博物館 [外国の美術館、博物館]

今、公開中の春休み映画「ナイト・ミュージアム」
失業中の男(ベン・スティーラー)が、ミュージアムの夜間警備の職を得、
初勤務の夜、急に展示品の恐竜が襲ってきて、象も向かってくる。馬に乗った
大統領セオドア・ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)の人形も動きだし、
ミュージアム中大騒ぎ。
この舞台となったのが、アメリカ自然史博物館 American Museume of Natural Historyです。
イオニア式の柱の堂々とした建物です。

ここのイチオシは恐竜のコレクション。ばらばらだった化石を組み立てたもの。
年表や模型で、子供向きにくわしく説明してあります。

ジオラマで構成された鳥の部屋もあります。

↓は、「アメリカの鳥」。よく見てください(小さくて見えませんね)、どの鳥も違う
種類なのです。鳥の名前が下の説明ボードに書いてあります。(これも見えませんね)


映画では、動き出したインディアンの人形です。


日本の紹介コーナーもあります。

ちょっと、、、、ですね。


これもかわいかった(笑)

映画は全部ハリウッドで撮影されたもので、博物館にロケではないそうです。


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春の中華料理 [レストラン(中華)]

春の中華料理です。
ごちそうになりました。「写真撮ってもいいですか?」「どうぞ、どうぞ」

前菜 (チャーシュー、鯛の刺身中華ドレッシング、ゆば、卵やき、かまぼこ風)
むこうにある小皿はくらげです。ここのクラゲは、短冊状でなくキノコのような形。
ぷりぷりして美味。

伊勢海老

ふかひれ姿煮、小皿の上は中華パン。スープをこのパンでぬぐって食べます。
のみものはワイン

北京ダック 切るためにお皿からランの花をどけたところ。

白身魚を蒸して、ソースをかけたもの。

鶏のスープ。これはコラーゲンたっぷりで体にもいいそう。

くこの実(茶色のぽつんとひとつ見えますか?)入りの薬膳。
くこの実は春の薬膳で肝機能を強化するそう。
のみものはビール

「とてもおいしかったです。ごちそうさま」と言ったら、料理長が挨拶に来てくれました。

しあわせな春を感じる夜でした。


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オランダ国立美術館 [外国の美術館、博物館]

前回、フェルメール話題がでたので、フェルメールといえば、オランダなので、オランダ国立美術館へ行った時のことを。


オランダ国立美術館(RIJKS)はとても広く見ごたえがあります。門が2つあり、下がそれぞれの写真です。
 赤レンガのアムステルダム駅と同じ設計者。




ホテルのお兄さんに「今日どこへ行ったの?」ときかれ「National Museum」と答えると「あ~ライクス」「Yes, I like it」と答えながら、ライクの語尾にスがついてたのを不思議に思った。でも2回目に行った時、 RIJKSと書いてあるのを見て、オランダ人はここをライクスってよぶんだとわかったのでした。
上の写真の門を出た所は大きな公園(Museum Plane)で、右手に近代美術館とゴッホ美術館が隣接しています。 距離的に近いけれど3つを一日で見ると、それぞれの印象が薄まってしまうのでは。。。


オランダを代表する画家は、レンブラント。
ここには、レンブラントの代表作「夜警」があります。私が行った3月の平日はすいていて、
ゆったりと見れました。あれだけの大きな絵をほとんど人がいない部屋で見るのは圧巻で、
光の使い方もよくわかります。そして絵の中のひとり一人の表情からドラマが伝わってきて、
自分がその時代にいるような感覚にすらなってしまいます。


ここには、フェルメールが4枚あるのですが、私が行ったときは、「青衣の女」と「恋文」の場所に、張り紙がしてあって、「貸し出し中」。「牛乳をそそぐ女」はありました。立体感がある絵で牛乳がほんもののように見えます(写真右)
「小道」も小品ながら整然とした静けさが伝わってくる絵です。(写真左) 

 Fermel.jpg    FermeMilk.jpg

1階、入り口はいってすぐのカフェテリア形式のレストランは、セルフサービスで気さくですが、安っぽい感じはなく、ひとりでもゆっくり食事ができます。近代美術館と同じメニューだったけど、それも当然。同じエリアで同じ国立だからでは。

桜にちょっと早い3月だったけれど、玄関横の庭に桜の木があって、つぼみをつけていました。

咲いたらきれいなことでしょう。外国でさくらに会うとうれしくなりますよね。壁面のモザイクもなかなかしゃれています。

sakuraR.JPG


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フリック・コレクション [外国の美術館、博物館]

フリック・コレクションは、ニューヨークにあります。
鉄鋼で財をなしたフリック氏が収集した美術品のある邸宅がそのまま美術館になっています。




美術品のために設計した豪華な邸宅で、入り口横は、ブーシェの部屋。

壁一面、ブーシェの絵、連作で実にみごと。こんなロココ調の絵に囲まれるとヴェルサイユ宮殿の
一間にいるかのようです。



ブーシェの部屋はもうひとつ小さいのがあって、「四季」の連作がかかっています。。
これは、秋と冬。冬の絵はロシアに憧れて描いたもので、ロシア風の衣装



ロココが好きだったフリック氏は、フラゴナールの部屋 も作りました。
恋愛の経過を描いた連作11枚は、ちゃんとストーリーになっています。

左は、「逢引き」、後からそっと忍び寄って驚かせようかな、という様子。
右は「栄冠」、楽しそうな恋人たちです。

優雅でロマンティックな世界ですね。

背景の彫刻と木々が、ストーリーをもりあげています。


美しい夢のようなロココ部屋から出て来て、眼にとまったのは、
ブロンズィーノ「Lodovico Capponi」(1550)
緑色が美しい。500年位前の作品なのに、保存がよいのか、輝いていた。
ブロンズィーノはメディチ家のお抱え絵師。Lodovico Capponiは、メディチ家の
騎士見習いで、白と黒のこの服は、メディチ家の騎士の制服。
MedichiBronzino.jpg

★★★
この美術館に来る日本人は、ロココ作品よりもフェルメールがお目当てだそう。
3点あるのですから。 

フェルメールは、光の使い方で評判の画家ですが、光に照らされて、表情が語りかけるかのようなのです。実際に見るとそれがよくわかります。実にいきいきとした表情で声が聞こえてきそうです。


ロココとフェルメールだけのご紹介でしたが、英国風景画、肖像画のコーナーもすばらしく、
さらに、ゴヤ、ヴェラスケス、エル・グレコ、レンブラント、ミレー、ルノアール、アングル、、
どれも名品ぞろいです。*いつか、これらの記事も書きたいと思っています。

                             *2012年に再訪したときの記事です。


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パリでの夜ごはん(2) [シャンパン・ワイン・ビール]

前々回のパリの夜ごはん(1)の続きです。
③第3日目
この日は友達が作ったムール貝酒蒸しとグレープフルーツのサラダ。ヒラメのムニエル(写真なし)。
シャンパンは、「クリスマスが終ったから、3本で2本分の値段って売ってた」という
 ”Lamotte &,,, ”。Reims(ランス)と書いてありました。
シャンパン1本は、普通品で14~19ユーロくらい。(2300円~3000円)
ワインにくらべると高いです。

でも、このシャンパン、あまりおいしくなかったので、カシスでわって、キール・ロワイヤル。


左側はサラダのドレッシング2種類と、ヒラメのムニエル用のタルタルソースです。





④第4日目
写真の左の皿: 前菜:魚貝のテリーヌ、SURIMI、海老かまぼこ。
日本スーパーにあるカニかまぼこが「SURIMI」という名前で、パリのどのスーパーでも 売っているそうです。ノルウェー製で日本の会社が販売。
海老っぽいのは「海老かまぼこ」。これもたいていのスーパーにあるそうです。
写真の右の皿: ゆで卵&アボガドのサラダ


ビーフストロガノフは友達の得意料理です。 ご主人がブラッセリー(カジュアルレストラン)をやっていたときの人気ランチメニュー。 ごはんにかけて食べます。


一番の人気メニューはカレーで、5合炊きの炊飯器で3度ごはんをたいて作る30食が
あっという間に完売だったそうです。

⑤第5日目
フランクフルトソーセージとポテト。
私が好きなので、滞在中、1回は出るメニュー。
「あ、今回、フランクフルト食べてなかったわね」と最後の晩は、これに決まり。


デザートは、今パリで評判の日本人パティシエ「サダハル・アオキ」のケーキ。
わかりにくい場所ですが、混んでいて、並んで買いました。お客さんが皆フランス人! 抹茶を使ったものが人気だそうです。値段は中央のドームが5ユーロ(800円)。
友達も、別の店で「ガトーロア」を買ってきたので(右の皿に食べたあとのパイかすが。。。)、 ケーキが重なったけど、がんばって2種類食べたのでした。



追記:サダハル・アオキは、東京新宿の伊勢丹にコーナーができました。
同じケーキで、同じ味で、値段は600円台。ユーロ高です。


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