オランダ国立美術館 [外国の美術館、博物館]
前回、フェルメール話題がでたので、フェルメールといえば、オランダなので、オランダ国立美術館へ行った時のことを。
オランダ国立美術館(RIJKS)はとても広く見ごたえがあります。門が2つあり、下がそれぞれの写真です。
赤レンガのアムステルダム駅と同じ設計者。
ホテルのお兄さんに「今日どこへ行ったの?」ときかれ「National Museum」と答えると「あ~ライクス」「Yes, I like it」と答えながら、ライクの語尾にスがついてたのを不思議に思った。でも2回目に行った時、 RIJKSと書いてあるのを見て、オランダ人はここをライクスってよぶんだとわかったのでした。
上の写真の門を出た所は大きな公園(Museum Plane)で、右手に近代美術館とゴッホ美術館が隣接しています。 距離的に近いけれど3つを一日で見ると、それぞれの印象が薄まってしまうのでは。。。
オランダを代表する画家は、レンブラント。
ここには、レンブラントの代表作「夜警」があります。私が行った3月の平日はすいていて、
ゆったりと見れました。あれだけの大きな絵をほとんど人がいない部屋で見るのは圧巻で、
光の使い方もよくわかります。そして絵の中のひとり一人の表情からドラマが伝わってきて、
自分がその時代にいるような感覚にすらなってしまいます。
ここには、フェルメールが4枚あるのですが、私が行ったときは、「青衣の女」と「恋文」の場所に、張り紙がしてあって、「貸し出し中」。「牛乳をそそぐ女」はありました。立体感がある絵で牛乳がほんもののように見えます(写真右)
「小道」も小品ながら整然とした静けさが伝わってくる絵です。(写真左)
1階、入り口はいってすぐのカフェテリア形式のレストランは、セルフサービスで気さくですが、安っぽい感じはなく、ひとりでもゆっくり食事ができます。近代美術館と同じメニューだったけど、それも当然。同じエリアで同じ国立だからでは。
桜にちょっと早い3月だったけれど、玄関横の庭に桜の木があって、つぼみをつけていました。
咲いたらきれいなことでしょう。外国でさくらに会うとうれしくなりますよね。壁面のモザイクもなかなかしゃれています。