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芝プリンスパークタワーのブリーズ・ヴェール [レストラン(フレンチ)]

yk2さんの「オルセー展」の記事を見て、
  http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2007-04-Orsay-5
思い出したのは、2001年3月にパリのグランパレで見た「シニャックSigniac展」。


点描タッチのシニャックの絵を切り取ったような入り口の看板。


シニャックは、南仏、サントロペの海を多く描いています。
この絵も「サントロペ」というタイトルです。海の色合いが、入り口の看板に似てませんか?

「ハーモニー」という↓の絵は、大きな絵。壁いっぱいでした。
モーリス・ドニの描く人物たちに似ている後方の人々。
(光がはいっているのは写真が下手だからです。)
地上の楽園をイメージしているのでしょう。手を伸ばせば採れる果物。
豊かな土地。温かい気候。水をたたえた湖。日の光。赤ん坊。





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日曜日、東京プリンス芝パークタワー35Fでフレンチ。
ここは眺めがいいので、お世話になった方々をお招きしました。
シャンパンは、お店のおすすめ「テタンジェのロゼ」
軽い口当たりで、上品でおいしいかったけど、グラス2400円。

前菜の「海老とアボガドのカクテル」
これにのっているサボテンのような野菜が「バラフ」。水滴がついたような葉。
アフリカ原産、佐賀県で栽培。塩味なんだそう。
(私はこういうのは苦手なので友達に食べてもらいました)

このレストランは、野菜料理が得意なので、いち早く新しい野菜を
取り入れているのでしょう。

ステーキとワイン(Chateau Haut Bernat, St.Emilion)
食べてから、「あ、写真」と気付くので、食べかけです。


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外はつつじが満開で、とてもきれい。
ガラス越しの陽の光をいっぱいに浴びてのランチ。
春を満喫した一日でした。


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ヴィオラとピアノのデュオ・コンサート [オペラ、コンサート、バレエ]

4月15日(日)
ヴィオラとピアノのコンサートに行った。
東京・世田谷・三軒茶屋駅前の小さなホール、サロン・テッセラ。
個人のお宅の4階なので、こじんまりとした小さな雰囲気のいいホール。

(写真はちらしをスキャン。折り皺がはっきりはいってしまい、すみません)
ヴィオラが飛澤浩人さん、ピアノが奥様の直子さん。お二人のデュオ・リサイタル。
ご夫妻は、パリのエコール・ノルマル音楽院卒。

シューベルトのソナタで始まった。ヴィオラの音色がやさしく低く、じ~んと響いてくる。
そっと寄り添うようなピアノ。繊細で控えめながらも表情豊か。心地よい時間。
続くブラームスのソナタも温かみのある音で美しく、すっかりヴィオラの音色に魅了
されてしまう。小さいながらも天井の高いホールは、教会の礼拝堂を思わせる。

休憩には、淹れたてのコーヒーとクッキー。。
後半は、ウィリアムズ、ミヨー、ヒンデミットと個性的な作曲家の作品。
ミヨーの「4つの顔」という4都市の特徴をとらえた曲がとても楽しかった。

聴衆を捕らえて放さない実力の、飛澤夫妻の演奏。
心にずんと響く、温かみのある良いコンサートだった。
 

追記:飛澤浩人さんは、N響所属。
小沢征爾で有名な松本の「サイトウキネンオーケストラ」に毎年参加しているそうです。


 

いっしょに行った友達2名とは、この日は各々用事があったので、潔く別れて帰った。
1月に、集まった時、うちでの悠遊会新年会(過去になりすぎ。。。)
乾杯は、クリコ好きのN嬢のために「ヴーヴ・クリコ」のロゼ。

お料理は皆が持ち寄ってくれたのに、写真撮り忘れ。
なんか~山形のりんごワインが、存在感発揮してますね(笑)。
 

 


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オレンジケーキ、じゃがいもの簡単グラタン [ケーキ、チョコ、和菓子、フルーツ]

plotさんのミルコン(ミルク、乳製品を使ったお料理コンテスト)への応募作品です。

★オレンジケーキ

バターの代わりに生クリームを使った軽い食感のケーキです。
マーマレードのオレンジの香りがよく似合います。

<材料>
生クリーム  200cc(1箱)
砂糖     150グラム
卵       2個
小麦粉    150グラム
ベーキングパウダー  小さじ1

ブランデー 大さじ 2
オレンジママレード  大さじ4

<作り方>
1、生クリームを泡立てる。
2、砂糖を混ぜる。
3、卵2個をまぜる。      (A)

4、小麦粉とベーキングパウダーをよく混ぜてから、ふるいでふるい、
(A)にいれる。木じゃくしでさくっと混ぜる。

5、直径18センチのケーキ型に流しいれる。
6、あらかじめ中火で温めておいたオーブンに入れ、40分ほど焼く。
7、中まで火が通ったら(串をさして確かめるとよい)、上にブランデーを
  刷毛で塗り、マーマレードを塗る。
7、再びオーブンに入れ、1~2分焼く。
8、型から出して、皿にのせる。





★じゃがいもの簡単グラタン

うちにあるもので簡単に作れるグラタンです。
じゃがいもはチーズや牛乳と合性がよく、私は大好きです。

<材料>
じゃがいも 中2個
たまねぎ  1/6
バター   20グラム
小麦粉   大さじ 2
牛乳    600cc

ベーコン   50グラム
チーズ    100グラム

<作り方>
1、じゃがいもは薄切りにして、水にさらす。
2、じゃがいもの水を切って深皿にいれ、ラップをして、電子レンジで3分加熱しておく。

3、玉ねぎのみじん切りをバターで焦がさないようゆっくり炒め(弱火)、しんなりしたら、
小麦粉をふり入れる。さらに焦がさないよう1、2分炒め、玉が出来たら、牛乳をいれ、
泡たて器で混ぜると簡単にホワイトソースが出来る。塩、白こしょうで味を整える。
加熱したじゃがいもをまぜる。  (A)

4、オーブンに入れられる耐熱の器に(A)をいれ、ベーコンの短冊切りを散らし、
  適当な大きさに切ったチーズをのせる。

5、強火であたためておいたオーブンに入れ、チーズに焦げ目がつくまで、5~6分焼く。
6、各自の皿にとりわける。


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パリの3つ星レストラン(1) [☆彡Paris レストラン・カフェ]

 パリ到着の夜、7時~7時半にシャンゼリゼのフーケッツで友達2人と待ち合わせていた。
飛行機は遅れずについたけれど、高速道路が渋滞。
ようやく7時45分に着いたものの、タクシーが「おつりがない」と言う。
57ユーロの料金に100ユーロでおつりがない、、あ~パリはそうだったと思い出す。
日本のように、銀行で毎朝おつりを用意しておく、なんていう商習慣がない。

「この店で私を待っている友達がお金を払うから待ってて。それで彼女もいっしょに
7区のレストランに乗って行くから」とタクシーを待たせる。「じゃ、バッグを置いて行って」
それはそうですよね、乗り逃げされたら大変。


無事8時に3つ星のレストラン「アルページュ」に到着。パリの食事は8時がスタートです。
このレストランを予約することになった経緯は、
http://blog.so-net.ne.jp/taekoParis/2007-01-30-1

3人でさっそく乾杯。シャンパンは、「ビルカール・サルモン」

アミューズ(つき出し)
「これ、すごい、野菜の香りがいっぱい。taekoちゃん絶対食べられない」
と、左右から私のお皿に手が伸びました。
これは、減った所の写真。


テーブルの上には、野菜がごろっと置いてあります。生姜はわかるけど、紫色の球は、
見たことのない野菜。大きな球根ですね。

このレストランは、シェフ(アラン・パッサール)が野菜の素材にこだわって作る料理で有名なのです。

だから、メニューを見ると、前菜は、全部野菜料理。
私は、名前を知らない野菜の塩釜焼きにしました。ダメだったら誰かが食べるだろうと思って。
ワゴンで運ばれて来ました。かなり大きい塩の山ですが、中味はテーブルの上の紫の球根でした。
皮をとると、きれいな黄色です。

友達が頼んだのは、葱の網焼き。「日本の葱の味がする。すごくおいしい!」と喜んでいました。


メインに私は鴨の燻製、友達は鶏を頼みました。
運ばれてきましたが、これはパフォーマンス、見せるだけ。鶏一羽がお皿にのるわけではありません。

実際にお皿に乗ってるのは、少し食べちゃったけど、これ位。決して多くありません。
いっしょにのっているのは、マッシュポテトと、チコリのソテー、葉っぱ。ソースが絶妙においしかったです。

デザートは、ブラマンジェのようなのを。キャラメルソースがおいしかったし大きくてうれしかったです。
友達のミルフォイユは日本の3倍の大きさだったので、今度は私がもらう番でした。


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パリオペラ座での歌舞伎 [旅行(ヨーロッパ)]

パリのオペラ座で開催された歌舞伎公演を見に行きました。
友達が、海老蔵の大ファンで、半年も前から 「3月末だから、いっしょに行こう」と
言われていました。
↑の写真は、プログラムの表紙。

パリのオペラ座は、モニュメント的な堂々とした美しい建物。
中は、かなりうす暗いです。

 

私が行った日は最終日。既に2回も見ている友達が、「今日は、ラク(最終日のこと)だから、日本人が多い」
と言ってました。着物を着ている人が結構大勢いました。

座席に座って上を見上げると、天井はシャガールの絵。かなり大きいので豪華です。

歌舞伎座は横に長い舞台だけれど、オペラ座は、天井桟敷があるくらいですから、縦長の舞台。
三色の定式幕は、特別仕立てですね。

7時半開演で、演目は、
1、勧進帳
(休憩)
2、口上
3、紅葉狩

勧進帳は、弁慶(海老蔵の父の團十郎)、富樫(海老蔵)、義経(亀治郎)
花道がないので、退場の場で、「あれっ」、と思いましたが、うまく動いていました。

休憩時間、私たちは特別部屋で、シャンパンがふるまわれました。
チケットには130ユーロと書いてありましたが、私が払ったのは340ユーロ。いろんな手配料+この特別部屋
でのシャンパンなのでしょう。
ロビーも宮殿のように豪華です。

さて、休憩後、幕があくと、全員、裃姿での口上です。
まずは、團十郎が、「ボンソワール、モン・ノン・エ・イチカワ・ダンジュウロウ(こんばんは、私の名前は市川團十郎です」)」
と、一言、一言、はっきり区切りながら、大きい声で、RとLも区別して挨拶。
市川(成田屋)の得意芸の「にらみ」を披露。その大きな身振りに拍手喝采でした。

権十郎が、「私はフランス政府と友好関係の学校(暁星)に小学校から行っていたので、フランス語は
なじみがあります」と言う。亀治郎も暁星なので、みごとな発音で、ペラペラッ~~~流暢に長い口上。すごいです。
字幕が上に出るので、フランス人も言葉に反応して、笑ったり、和やかな雰囲気でした。

紅葉狩は、舞台も衣装も紅葉の赤で美しい。
終ったあと、「ブラボー」があっちでも、こっちでも、そして観客全員が総立ちで拍手。
舞台に向かってカメラを向ける人が何人も。私もあわてて1枚。

ほとんど見えませんが、雰囲気だけでも。

終演後、友達が親しくしている出演役者に会いに楽屋裏へ行くのでお供した。
「約束してます」と言うと、中に通してもらえる。いつのまにかフランス人の若い男の子2人が
ついてきていた(笑)。日本語が上手で歌舞伎が好きなのだそう。
↓サインをしてもらって喜んでいました。

外に出ると、「出待ち」の海老蔵ファンがずらっと整列していました。
友達は、海老蔵目当てで行ったのに、すっかりこの役者にトリコになっていて、「待つ?」ときいたら
「いいよ~。寒いのに」って(笑)
「この間、いっしょに食事した」って、うれしそうに話してました。私のいない4日間の間に、、(笑)


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