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変わり行く日本語 [ケーキ、チョコ、和菓子、フルーツ]

 アメリカの大学で日本語の教授をしているY子が出張で日本に来た。
もう在米生活20年以上。あちらで結婚してアメリカ国籍。
出張の目的は、どこの大学に行った交換留学生が一番実力をつけたか、
つまり、どこの大学の日本語プログラムがよいのかを調べること。

 まずは、シャンパンで乾杯。「ルネ・ジョリィ」のRJ。

おこわ弁当とお刺身、その他、彼女の好きなものをデパ地下で調達。
Y子からのお土産はチョコレート。


トリュフが大きい!(笑)


ホワイトチョコとクランベリーのスコーン。
普通のテイクアウト用のプラスチック容器。これ、濃厚でおいしい。



さっそく、留学生たちに電話。結構長話。
「ねぇ、Taekoさん、今、学生からきいたんだけど、『やばい』ってどんな意味かわかる?」
「危ない?」「違うのよ~。『おいしい』っていう意味だって。Taekoさんも知らないの?」

「私の教えた日本語は古いし、使えないのが多いんだって。」
「たとえば?」
「”私はチョコレートを好きです”、主語+目的語+動詞って教えるんだけど、
日本では、”チョコレートが好き”って、チョコレートが主語になる、とか、
『そして(and)』は、会話では誰も使わないって、ほんと?」

なるほど~~、言われてみれば、ですね。
ここを読んでくださってる皆さん、どう思いますか?

Y子は、今日、早稲田大学に行く予定が、麻疹で学校閉鎖。
「PCでアメリカの大学のサイトに接続して仕事をしてるけど、『wordはどこ?』
と私の携帯に電話。Windowsマシンでも日本語表示に、戸惑っているようす。

普通に日本語で話してるのに、「Oh my God!」がはいるので、そのたびに私は
「あ~アメリカ人になったのね」と思ったのでした。


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