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ライト設計の高級住宅街 [旅行(アメリカ)]

 シカゴでもう一ヶ所、行きたかったところは、フランクロイド・ライトの家とスタジオ。
ライトは、ル・コルビュジエ、ミース・ファンデル・ローエと共に20世紀3大建築家といわれている。
日本への旅がきっかけで、帝国ホテル旧館、ヨドコウ迎賓館、自由学園明日館などを設計した。

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  ライトの家とスタジオは、郊外のオークパークという閑静な高級住宅街にあり、
ライトの設計による26軒の立派な邸宅が今でも残っている。

 オークパークへは、美術館のすぐそばから電車で20分。
駅を降りてから、地図を見ながら歩く。2ブロックほどで、緑豊かな公園が見え、
ここから、ライトの住宅街がはじまる。

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 この家は、Moore Dugal邸 (1895年)
ライトに、仕事がたくさん来ない頃、友人のMoore氏が依頼した家。
Moore氏の希望で、英国チューダー王朝風だが、塀のブロックはライト好みのマヤ建築風装飾。
旧帝国ホテルにもこんな丸い石の装飾が使われていたような。。

  私が写真を撮った邸宅は、歴史的建造物と看板があったものだが、
実際、今も住んでいたり、売りに出されているものもあった。

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 一番上の写真のライト邸を横から見た所。
随所に装飾が施されていた。

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 ライトの邸宅に隣接しているこの白い家は、スタジオ(設計事務所)。
予約制で、邸宅内、スタジオ内を見学できるが、1週間前で満員だった。

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 高級住宅地なので、人が全くいない。昼間でも誰も歩いていない。
しーんと静まりかえって、、、こんな所で、撃たれたらどうしよう、と急に心配になって、
もう1ブロック先のヘミングウェイの家も、その他、有名邸宅も見ずに、ライト邸を見た
ところで、足早に引き返した。
 ひとり旅はこわい、と思った。

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  往復に使った電車は、シカゴのダウンタウン内では、高架になっていた。
摩天楼の中をくぐりぬけて、ガタゴトと走る。手前に見える白いのがプラットホームの屋根。
ホームとホームをつなぐ木造の橋から撮った写真。[電車][電車]
どこまで乗っても一律2ドルと安い。

 駅を出た所で、マックを発見。[眼鏡]
昼のごはんがまずかったので、マックなら大丈夫(*^^*)
日本の100円マックと同じく、1ドルメニューがあり、今週の1ドルは「ダブルチーズバーガー」。
喜んで持ち帰り用に2個買った。ところが、50メートル歩いたら、またマックがあり、さらに、
またマック。。シカゴはマックの発祥の地で、角々にある。もっとホテルに近づいてから買えば
よかった。。
ホテルは、映画の撮影にもよく使われる装飾がすばらしいヒルトンだったから、[ビル][ホテル]
ドアマンが立っているのを見たとたん、マックの袋を提げて、は場違いかな、って思った。
 部屋でコーヒーをいれて、ようやく、ゆっくり、くつろいだ。


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