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23年目のシャンパン [シャンパン・ワイン・ビール]

 葡萄組のcdmせんせから、私の誕生祝いのシャンパンが届いた。
「味もヴィンテージもあくまで洒落ですが、きっと未経験の世界だと思います。」
とのメッセージ。

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大きな写真にしました。1985年ですよ~。2008-1985=23
「つまり~23歳」って、笑っていると、横から「何進法で、ですか?」なんて茶々がはいる。

 時を経たシャンパンなんだけど、樽の香りはそれほど強くない。
きれいなうすい琥珀色。泡もきれいにたっている。
23年の眠り、、って考えながら、飲む。
豊穣感があるけれど、意外に、さらりとして上品な味わい。
☆cdmせんせ、ありがとうございました[ひらめき]

 このシャンパンが届くのは、7時半ということだったので、待ちきれない私は、
「飲んでましょう」と、シャンパン(COUCHE,クシュ)で乾杯。
ペルル・ド・ナクル(Perle de Nacre)=真珠の光沢 という名前のシャルドネ100%、
3年から5年熟成させる高級なシャンパン。[揺れるハート]

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 COUCHEのシャンパンを飲むのは、2度目。
初めて飲んだ日がよみがえる。
ちょうど2年前、初会合の日、MalleJが持ってきてくれたCOUCHEのロゼ。
陶酔感のあるおいしさだった。だから、買おうと探したけれど、見つからなかった。
「とうとう見つけたんですよ~」と、この日、Mr.Yが持ってきてくれた。ワクワク。
今日のレストランは自由が丘。Yの行きつけの店で、ワインの持込みができる。
カジュアルな店だけど、しっかりとした味付けのプロヴァンス料理。(フランス料理)

 COUCHEに合わせて前菜は、①焼いたマテ貝 みじん玉ねぎと香草のドレッシング。
②ラングスティーヌのパテ。海老の香りがぎゅうっとつまっていておいしい。(写真なし)

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魚料理は、③ホタテ貝のソテー、きのこクリームソース。
④赤鯛のソテー バルサミコソース



 「誕生日だから、赤は紋章つきの高級なぶんにしました。トスカーナの名門アンティノリ。
ブルネロと同レベルですから。」  アンティノリ・ティニャネロ[黒ハート]
イタリアのサンジョベーゼ80%に、カベルネ種20%。
Yの説明をききながら、<ちょっと大事な特別の日ワインね>と期待。
開栓して少し置いたほうがいいから、と開けるのを頼む。
ホテルで宴会担当だったからと、抜栓の手つきが鮮やかなサービス担当のIくんなのに、
「あれっ?コレ、びくともしなくて、開かないんですよ。奥で開けてきます」

数分後、「いやぁ、手こづりましたよ」と、壊れたコルクを見せてくれる。
さっそくテイスティング。
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「深ーい湿った森にはいった匂い」。こんなの初めて。戸惑う私にYが、
「これが樽のにおい。パーカー氏はこういうのに高得点つけるんですよ。
すぐに、匂いは消えて、開いてきますから」 

④シャラン産鴨腿肉のグリエ。(写真なし)
なるほど~しばらく経つと、樽の香りが薄くなり、おいしい!華やかさが口にひろがる。
ボルドーの深みで渋みがなく、まろやか。しっかりとした葡萄味。[黒ハート]

 [ハート] 「遅くなりました~」cdmせんせからの「ヴィンテージ・シャンパン」登場。
冬だから、そんなに冷やさなくてもと、すぐに開けて、深く、ゆっくり味わう。
ヴィンテージ・シャンパン、初めての経験[揺れるハート]


⑤ パロマの生ハム&ぺジョータ(写真なし)
⑥ 絵のようにきれいな一皿。
アンディーブに薄いチーズがのっていて、その取り合わせがいい。
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 喋って笑っていたら、「お勘定お願いします」。もう閉店時間でした。

おっと、本日の〆は、イチゴのチョコレートフォンデュ。
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☆おいしくて、しあわせでした☆ 

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今日は、オペラ「ドンジョバンニ」に行くので、お返事ができないし、この間、
みなさんに「おめでとう」は言っていただいたから、コメント欄はなしにします。


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