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ベルターニ・アマローネ [シャンパン・ワイン・ビール]

 1月18日、新年会、Yと。J嬢が都合つかずで2人だけ。
Yがワインを持ってきてくれるという。
「今日、フジタ展の最終日だから行ったんだけど、上野の森美術館にロッカーが少ししかなくて、
結局ずっと持ち歩いて、フジタ見たんですよ」 と、鞄から2本取り出す。 まぁ、ありがとう!
Yが行きつけの店、自由が丘の「ル・シャポン」は、ワインが持ち込める。

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[右斜め上] 出てきたのは、イタリアワイン、ベルターニ社のアマローネ。
1万円以上するのに。。
「アマローネを飲んでみたい」って、口に出して言ったかどうか、覚えてないけど、
思っていたので、うれしい。
アマローネは、ぶどうを陰干しして糖度を高め、辛口に仕上げたワイン。
ベルターニ社はアマローネの造り手では老舗。樽で最低6年熟成してから市場に出す。

 乾杯は、シャンパンで。
「クシュのシャンパン」、前回とキュヴェ違いのシャルドネとピノ・ノワールのブレンド。
Selection というスタンダードキュヴェ。
5~10年以上のワインのブレンドなので複雑できめの細かい味わい。
[ひらめき] 初めブラン・ノワールとまちがって書いたので[ふらふら]、教えていただきました)

前回は、シャルドネ100%のブラン・ブランだった。
ブラン・ブランは高級で上品な味だけど、私は、はっきりした味のこちらの方が好き。

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 前菜、Yが頼んだ「鶏のガランティーヌ(巻物)」、レバーミンチを巻いてあるので、
濃い味が、周りの淡白な鶏肉とよくあっておいしい。
私は、写真がないけれど、子牛のゼリー寄せ。コンビーフのゼリー寄せっぽい味[るんるん]

 奥の方に見える黒い小さい粒は、ブルターニュ産のつぶ貝の種類。
今日はそれがある、っていうので、頼んだ。
日本のタニシに似てる、ってパリ在の友達が言うけれど、タニシがわからない。
つぶ貝だから姫フォークでつついて身を出して食べる。さざえと違って肝も苦くない。
(写真中央、オリーブのように見えるぶん)

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 魚料理は、鯛のグリエ(焼いたもの)。
抜栓してあったアマローネを飲み始める。
濃い赤色。香りは、クルミ、木いちごなど森系。深いひろがりを感じ、もうすでに贅沢な気分。
酸味も渋みもなく、ふくよかで、余韻が残る。

 肉料理の「牛肉の赤ワイン蒸し煮」に、アマローネは、もう、ぴったり!
ワインもお肉もお互い、負けずにコクがあって美味。にっこり。[ハートたち(複数ハート)]

 先月、飲んだアンティノリ、日が過ぎるごとに、「あれはおいしかった」と思い出すけれど、
これもそう。後から、味を思い出す。レストランのグラスワインと違ってたくさん飲めるから、
覚えていられるのだろう。

 デザートは、レモンケーキ。(写真なし)
たぶん生クリームをいれて焼いているコクのあるお菓子だった。

 で、何を話したのかは、ま、いつもどおり、全く記憶なし。(>_<)
おしゃれなYのセーターがこげ茶色だったことしか、浮かばない。[パンチ]


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