オペレッタ「こうもり」 [オペラ、コンサート、バレエ]
きょうは、オペレッタ「こうもり」を見に行った。
東京の京王電鉄グループの主催。オペラシティ・コンサートホールで出演は二期会
のメンバーなのだけど、協賛会社があるので、S席でも8000円とお得。
オペレッタ(喜歌劇)だから、笑いとアドリブがいっぱい。コミカルな演技が楽しい。
日本語上演だから、間髪いれずに笑える。
会場はコンサートホールなので、舞台の上にオーケストラ。幕がない。
演技は舞台の前の方を使って行われた。
舞台装置は可動式の機能的なものばかりで、工夫のある演出。
ダンサー4人が加わって、動きのある華やかな舞台だった。
ワルツの王様といわれるヨハン・シュトラウス作曲だから、なじみの曲もいくつか。
「乾杯、乾杯 シャンパーニュを飲もう、ほがらかに~」
二幕で歌われるこの歌のメロディはご存知のかたも多いと思う。
明るく楽しい歌。友達Mと口ずさみながら帰る。
「明日の仕事、この調子で軽く行こう。きょうがマクベス夫人だったら、どんよりしちゃう」
なんて笑って言いながら。
私は、バリトンの黒田博の立ち姿がすくっと美しくて好き。もちろん声も。
以前見た二期会の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」では主役ハンスだった。
ソプラノの腰越満美は、のびやかな声が美しい。
東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:時任康文
演出:今井伸昭
アイゼンシュタイン:井ノ上了吏 ロザリンデ:腰越満美 フランク:志村文彦
ファルケ:黒田博 アデーレ:赤星啓子 オルロフスキー:三津山和代
フロッシュ:加賀清孝 イダ:橋本啓香 アルフレード:大川信之