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おざき・麻布十番 [和食の店]

 aranjuesさんのブログで見た「おざき」のお料理とお寿司。ぴっかぴかに輝いている
写真を見て、「わっ、食べたい」。しかもミシュランの星つきの店。さっそく、お寿司好きの
友達と出かけた。

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 最近は、和食の店でも、シャンパンを置いている所が多い。モエで、乾杯。

 「何かお嫌いなものは?」ときかれ、「ウニとイクラ」と答えると、
「おっ、こりゃ、こりゃ、最初がウニとイクラなんですよ」
代わりにと、出てきたのが、海ぶどうとジュンサイの酢の物。
友だちが「それ、ダメでしょ」と、大笑い。たしかに。。。

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 次、備前の細長いお皿が置かれた。
「左が銚子のまぐろ、千葉県ね、右は青森。産地が違うから、食べ比べて見てください」

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 右が大トロ。左もサシがはいっておいしい。
かなり脂っこいはずなんだけど、しつこさがなく上品。
普段は、大トロが苦手なので、食べないけど、これは別。

 次は、備前の水指が置かれた。網が乗っていて、焼くんですね。
毛蟹の甲羅焼き。
友だちが、「かにミソ、食べないんじゃなかった?」
普段は、食べないけど、これは、からめて食べた方が、風味もあっておいしい。
飲み物は、ビール。

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 「これも備前ね」と、私が友だちに言ってるのが、カウンターだから、大将にも聞こえて、
「私はね、備前、好きなんですよ~。好きな作家がいましてね、買ってるんです。」

 次は、緑の織部の皿で、お造り。蓮の葉を使って、季節感。
左端のヒラメが、透き通って、緑の葉に映えてるだけでなく、ぷりぷりでおいしい。
「塩で食べてみてください」と言われた。
手前の茶色いのは、マツタケ。さっと湯通ししてあった。
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 ここで、日本酒にうつる。
ビールも錫の器だったけど、日本酒セットも錫。ちろりは注ぎやすい形。
「京都の清課堂っていう江戸時代から続いている錫専門の店のなんですよ。清いっていう
字に課って書くんですけど、この字で入れれば、インターネットですぐ出てきますよ」

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 次は、蒸しもの。
あわび。あわびは大好きなので、大きい切り身がうれしい。
肝のはいったタレがかかってる。あわびの弾力性と肝ダレが合って、おいしかった。
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 その次は、揚げ物。オコゼの空揚げ。紅葉おろしとネギ、ポン酢。
「オコゼは器量は悪いけど、食べたらおいしい」と、父が言っていたのを思い出す。

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 そして、焼き物。ノドクロ。脂がのっていて、おいしい。もっと食べたいほど。

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 ここで、美濃焼きの長さ50センチもある長方形のお皿が出てきて、お寿司が始まった。
最初は海老。ハモのように細かく包丁目がいれてあるので、甘みを強く感じる。
次がエンガワ。しょうゆをさっと刷毛で塗ってあるらしい。

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 シメ鯖、薄い昆布がついていた。海老。
 煮ハマグリ。甘いタレ。まぐろ

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穴子塩味、穴子甘いタレ、卵焼き、鉄火巻き(写真なし)。
「かんぴょう巻き、行きますか?」と聞かれ、友達だけ参加。
(私は干瓢巻きも好きじゃないので)

かにの味噌汁と、デザート(牛乳寒に抹茶シロップ)で、終了。おいしさに満足。

大将は40歳。若くて勢いがあるので、見ていて、気持ちいい。
カウンター席は、私たちだけだったけど、テーブル席と個室もあって、場所柄、
芸能人のお客さんの個室使用が多いんだそう。

まぐろ好きのパリの友だちが日本に来たら、一緒に来たいと思った。