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ピアノと歌のコンサート [オペラ、コンサート、バレエ]

 7月某日(日) 2時~
 表参道のカワイのコンサートサロンで、友達がコンサートをした。
私のうちでの新年会のとき、「2人でコンサートをしてから、もう5年くらい経つわよね。
またやったら?」と、話がでて、「じゃ、私の誕生日の頃に。場所はカワイでいいわね」
と、歌姫とHさん、2人のジョイントコンサートが決まった。

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 私は実行委員、つまり裏方。会場と打合せをして、ちらしを作り、出演者2人の
クラスの人たちに案内を出した。カワイは定員120人というこじんまりしたホール
なので、120なら大丈夫でしょうと、目論んだけど甘かった。クラスの人たちから
返事がほとんどない。。。しかたなく、数人に電話をかけて、「来て~」。
前日に、なんとか90いきそうで、ほっとした。
当日、「チケット頼んでないけど」という人が20人来て、ほとんど満席になった。
2人の恩師の高校の音楽の先生も、卒業以来です、と、いらしてくださった。

 私は、当日10時20分に会場着。お花屋さんから、舞台花や出演者贈呈用の
花を受け取り、プログラムを2つ折りにし、受付の体制を整えてから、11時過ぎに
近くの「ブルガリ」のカフェにランチに行った。

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 表参道のケヤキの緑がまぶしい2階。日曜の11時は人通りも少なく、空気も澄んで
いる感じ。友だちMrs.Tとランチの約束をしていた。電話をして、「来て~」と言ったら、
「久しぶりね~。会っておしゃべりしたいわね。でも、私はその日夕方、用事があるから、
その前にどっかで、お茶かランチしない?」「私、受付だけど、リハーサルの時間なら
抜けられる」「あ、それはよかった。Aも呼んでよ」。
Aは、「まぁ、相変わらずのわがままぶりね」と、笑いながら来てくれた。
そんな経緯なので、ランチ4000円は、Mrs.Tのおごりだった。

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 「うちの総料理長、イタリア人なんですが、日本のお重に感激いたしまして、
使っております」。 
でも、普通のお重より高さがある木箱にナイフを入れて切るのは、やりにくい。
Mrs.Tは、「お箸を出しなさいと言いたいわ。お重が気に入ったんなら、自分の国、
イタリアで使ってよ」と、びしっとコメント。
とはいえ、味はとってもいいし、カルパッチョのヒラメはとっても新鮮。お重で出てこない
ディナータイムに、また来ようと思った。

 さて、コンサートの話。[るんるん]
 プログラム第一部は、ヴィヴァルディとヘンデルの歌につづき、ベートーヴェンの
ピアノ協奏曲第一番。協奏曲なので、本来はオーケストラといっしょだが、今回は、
第2ピアノがオーケストラパートを弾いた。舞台の上に、グランドピアノが2台横並び、
という普段見ない構成。力強く熱気溢れる演奏に客席の人々は吸い寄せられ感動。

 休憩をはさんで、ショパンのノクターン、ワルツ。つづいての歌は、シューマンの
歌曲と、グノーのオペラ「ファウスト」からのアリア「宝石の歌」。

 2人とも、大学で教えているので、演奏のレベルは高く、すばらしかった。
演奏の後は、同じ会場で、飲み物と軽食のパーティ。
パーティでは、高校の後輩でG大2年、20歳のSくんが、ドビュッシーを情熱的に弾き、
若いアーティストに大きな拍手。

 いらした方に喜んでいただき、「やってよかった」と、思えるコンサートだった。[黒ハート]
コンサートの収益は、2人が関わっているボランティア団体に寄付をした。


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