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展覧会オープニングパーティ [展覧会(絵以外)]

 先週、青山のギャラリー5610で、グラフィックデザイナーI氏の展覧会があった。
テーマは「堅い形」、堅くて重い「鉄の作品」と堅くて冷たい「紙の作品」と、銘打って
いるけれど、冷たい感じはない。元気が出る明るい色で、シャープな形。
I氏は、毎年の個展で、作品を通して現代社会への警鐘を鳴らし続けているが、
その視点は、いつもユーモアたっぷり。

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 ギャラリー5610は、表参道交差点から数メートル西麻布方向、青山通りと平行
してる小さな道に面している。この道の両側は、20年前は、普通の家しかなかった
のに、今では、カフェや洋服の店が、いくつも並んでいて、休日は人通りが多い。

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 展覧会初日のオープニングパーティは、緑豊かなテラスガーデンが、会場だった。
10月の夕方の風は気持ちがいい。

 乾杯は、菰(こも)樽。四斗樽の鏡開き。
「写真を撮る方は、ご準備ください」と、声がかかったので、カメラを出した。
でも、瞬間を撮るのは、むずかしい。
鏡開きは、素人では、難しいらしく、お酒屋さんの人が仕切ってくれていた。

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 枡はこんなふうにピラミッド型に積まれていた。
Wのように見える枡に書かれた文字は、ハート2つ。

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 枡の横に置いてあったのは、小さい稲荷寿司と生姜、きゅうりと味噌。
焼き物コーナーもあり、炭火で、ししゃも、野菜を焼いていた。
大鍋コーナーでは、きのこ数種類とつくね団子のスープ風煮込み。
日本酒に合うヘルシーメニュー。
枡の杉の香、樽酒の杉樽の香りで、森が思い浮かぶ。
フレッシュさこの上ないお酒[黒ハート]

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 「あら、taekoさんじゃないの」と言われ、振り向くと、Mrs.S。
「私、I氏とは、同級生なのよ」。「え~、そーだったんですか。同じお年には
見えなかったので、お知り合いとは」「だって、私、○○才なのよ」
Mrs.Sは、おしゃれでテキパキ仕事ができる優しい女性。私は昔から尊敬
しているが、改めて、私もこういう○○才になりたい、と思った。

 1時間くらいいたので、そろそろ帰ることに。
ケーキが食べたくて、「キルフェボン」に行ったら、「そろそろ閉店ですので」。
8時。じゃ、遅くまでやってる「アニヴェルセール」に、友達と行った。
テラス席に案内されたので、道の向こうに、「GUCCI」の店が見える。

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 秋、栗の季節だから、モンブランを頼んだ。
モンブラン800円、ワイン1200円は、表参道値段。
でも、ケーキが食べたかったから、これで満足。
さっと帰った。

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