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ボジョレー・ヌーヴォー2010 [シャンパン・ワイン・ビール]

 「ボジョレー飲んだ?」ときかれることが多い日々。「はい、飲みました。」

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 時々行く店、自由が丘の「シャポン」で、おすすめの「ジェラール・カナール」の
「キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」を飲んだ。
ヴィエイユ・ヴィーニュは、古い木という意味。樹齢55年以上の木からとれた葡萄
で造ったもので、1800本の限定品。フレッシュだけど、まろやかで一口目から
おいしい。「これ、すごいベリーの香り。えーとっ、これ何のベリーだっけ?」 即、
「ブラックベリー」と、同行のyk2さんが答えてくれた。

何か食べるより、しばらくは、パンとこれだけで、いいんだけど、、って思ったけど、
アミューズの「ズッキーニの甘酢漬け」が、テーブルに置かれた。ズッキーニは、
形がきゅうりに似てるけど、かぼちゃ科なので、味はかぼちゃ。キュウリがあまり
好きでない私でもOK. 

 ヌーヴォーに合うおすすめメニューということで、まずは、この季節限定のチーズ、
「モンドール」。とろとろなので、ゆでたじゃがいもにかけて食べる。
かなり匂いが強いチーズだけど、チーズ好きには応えられない逸品。

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 オムレツ+フォアグラのソース。
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 魚は、赤イサキのポワレにバルサミコソース。
焼き加減が絶妙で、パリパリっとおいしい。
 肉は、ハトのロースト。甘めのソースとよく合う。

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 デザートは、好きなケーキ2つとアイスクリームを選ぶシステム。     
                                のが私流。
 (好きなだけたくさん取っていいんですって。5つでも6つでも、って食べられないわね)
  
 この日はチーズケーキ、プリン、バニラアイスにしたのでall茶系。写真栄えしない。
プリンのなめらかさと上品な味、チーズケーキのほのかなコクが気に入ってる。

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 ヌーヴォーは、樽のもグラスで飲んでみたが、ヴィエイユ・ヴィーニュのふくよかな
味わいとは、だいぶ違うストレートな味だった。
 次に、冷やしてもらっていたシャンパン「VRANKEN」の「ドモワゼル」を開けた。
これは、yk2さんの御持たせ。
ラベルの左隅に小さく、フランスの旗と「Chopin」「2010」の文字。
今年が、ショパンの生誕200年であることにちなんだシャンパン。
裏側には、ショパンの恋人「ジョルジュ・サンド」の絵が描かれている。
ふたりは、パリで知り合ったので、フランスの旗が添えられているのかも。

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 ドラクロワはふたりと親交があったので、「ピアノを弾くショパンと耳を傾けるサンド」
という絵を描いたが、ふたりは別れることになり、絵も二つに切り裂かれてしまった。
ショパンの部分は、ルーヴル美術館にいつも展示されている有名な絵だ。
シャンパンは、ふたりが仲がよかった頃を思わせる爽やかな味わいだった。


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