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パリのブラッスリー [Paris レストラン・カフェ]

 パリで食事ができる店は、
1、レストラン 2、ビストロ 3、ブラッスリー 4、カフェ
と種類がある。レストランは特別なとき用で高級。ビストロは普段用。
カフェは、軽食なので、サンドイッチしかないところもある。
ブラッスリーは飲み物中心で簡単な食事、24時間営業も多い。
店によっては、ビストロよりメニューが充実している。

オペラ座の前で、オペラ通りと交差するキャプシーヌ通り(Bd Capucines)を
少し歩いたところにある店「グランカフェ・キャプシーヌ」Grand Cafe Capucinesは、
ベルエポック調の赤を基調としたおしゃれなパリらしいインテリアのブラッスリー。
ランチなので、陽が差し込んで明るい店内。

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「きょうはお肉」という友達の選択は、前菜がフォアグラののったトーストとサラダ。
メインは、ハンバーグ。
「参考にすれば、家でも作れそう?」ときいたら、「ぜーんぜん、おいしさが違う」
との答だった。
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「きょうはお魚」という私は、前菜がサラダ・ニソワーズ。
メインは、スズキのソテー、バルサミコソース、マッシュポテト。
ここのニソワーズは、ツナではなくて、アンチョビ。赤ピーマンがたくさん。

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写真がないけれど、デザートは、プロフィットロール。小さなシュークリームに
チョコレートソースがかかってるぶん。新国立劇場のオペラの幕間でも売っている。

ランチは値段が手ごろなので、観光客よりも現地のビジネスランチの人たちで
賑わっていた。


 この店「グランカフェ・キャプシーヌ」は、有名店で、わかりやすいから、待ち合わせ
に便利。
数年前、高校の同級生4人とスウェーデン旅行の帰り、パリ在のE子と、当時
ユネスコ勤務だったTさん、計6人、同期が集まり、ランチをここでした。
会食用の2階の部屋は、アールヌーボーのインテリアにステンドグラスの天井
で、華やかさを演出していた。

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 この店でのおすすめは、「海の幸盛り合わせ」フリュイ・ド・メールFruits de Mer。
カキ、海老、カニ、貝類が、氷を盛った二段のお皿に載って、豪華に出て来る。
レモンを絞ってかけ、ビネグレットソースかマヨネーズで食べるとおいしい。
黒パンとバターもいっしょに出される。私たちも、もちろん、これを頼んだ。

      GrandCafe.JPG

 写真がないけれど、やはり、わかりやすい待ち合わせは、シャンゼリゼのアルザス
「Alsace」赤いひさしの店。
アルザス料理がメインだが、ここの「フリュイ・ド・メール」も豪華。

 「アルザス」の数軒先のマカロンで有名な「ラデュレ」で、友達と夕食を食べていたら、
外を通りかかった日本人の家族連れがこちらをちらっと見た。女の子だけが、はいって
きて、「日本人のかたですよね。この店、おいしいですか?」
「お母様にきいてらっしゃい、って、言われたの?」
「はい、食べるところを探してるんです」
「じゃ、この店じゃなくて、ここより、数軒先の赤いひさしのアルザスっていうお店がおすすめ
って伝えてね」と、E子が答えた。
パリ生活が長いE子のお店選びの基準は、「観光客ばかりの店はダメ、フランス人で
賑わってる店」、なんですって。たしかにそうだと思う。

 カフェでの待ち合わせは、シャンゼリゼの「フーケッツ」Fouquet's が、ランドマーク的存在。
メトロの「ジョルジュサンク」駅のそば。これはクリスマスのときの写真だけど。。
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