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フランスの友達と東京で再会 [シャンパン・ワイン・ビール]

 フランスのワイン産地「サンセール」に住んでいる J..が、成田に着いた日、
東京駅近く、丸の内の広場に面してるワインバーのテラスで待ち合わせた。
昼間は強い日差しが照り続けるが、夜7時は、風も出て、気持ちがいい。
都会の薄暮時、人工的な空間なのだが、緑が多く快適。

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 J..は、フランス人B..といっしょに来た。シャンパンのあと、ワインリストを
見ていたB..が、「ミュスカデの2009年がある。これ、おいしいから」と、言うので、
3人ともそれを頼んだ。
一口飲んで、B..が、「ブショネ(劣化している)」。ソムリエに言うと、そのボトルと
新しいボトルとを持ってきて、新しいのを抜栓しながら、「こちら、同じものですが」
と、腑に落ちない顔つき。ボトルをじっと見たB..が、「それ2008年でしょ。この
生産者は僕の友達だから、2009年がおいしいし、味を知ってるんだ」
さすが!ワインはビンテージ(年度)が違うと、味も値段も違うんですものね。
奥から、チーフが出てきて、「2009年のを発注したんですが、2008年が来て
しまって、すみませんでした」 (ワインリストを2008年と書き直せばよかったのに)
プロの技に感心した。

 夜ご飯は、B..が前に行って気に入っている「しゃぶしゃぶ」の店。
(銀座マロニエゲート12F 好の笹)
入り口に「東北応援、東北の牛肉フェア」と大きく書いてあった。
(福島の牛肉にセシウムが検出されたというニュースの前日だった)

コースを頼んだので、酢の物に続いて、お造りが出てきた。
きれいなので、B..は喜ぶ。

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 カメラを持ってなかったので、携帯のボケボケ写真。
「うまく写らない」なんて言ってたのが、聞こえたのか、ワインのボトルのラベルを
持って来てくれた。
和風料理には、日本のワインを合わせましょうと、J..が選んだのは、メルシャンの
甲州「きいろ香」。きれいなライムグリーンの長首ボトル。さっきのミュスカデに
比べると、酸味が強いが、きりっとしていた。

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 J..が、「お土産というほどでもないけど、ブールジュでおいしいと評判の
紅茶専門店のアイス用ティーバッグ。パリにもお店があるんですって」。
カラフルできれい。よく見たら、KUSMI TEA。ロシア皇帝御用達の紅茶。
ロシア革命時に、オーナーKusmi 氏がフランスに亡命。
香りがすごくいいので大好き。マリアージュ・フレールより私はいいと思う。
パリに行くたびに買っているが、ティーバッグは、初めて見た。これだと、
いろんな種類があって楽しめる。Genmaichaがあったのには、驚いた。
                     
                        この春、パリの空港で買った缶(右の写真)

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