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イタリア旅行(4)ミラノ [旅行(ヨーロッパ)]

 イタリアの旅も4回目ミラノです。次、フィレンツェで終わりの予定。

(1)ドゥオモ  16世紀ゴシック建築の最高峰と言われるだけあって美しい。
人と比べると、その大きさがわかる。森の印象を建築にしたという説明どおり。

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(2)ヴィットリオ・エマヌエル2世のガレリア
ガレリアは、ガラスのアーケードのこと。ドゥオモとスカラ座を十字型に結んでいる。
M子さんが立っている場所が、十字架の中央。天井のガラスドームの周囲には、
1857年当時の4大陸を描いた半円形の絵があり、色鮮やかで美しかった。

MilanoGalleria1のコピー.jpg

(3)サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
ミラノ領主スフォルツァの支援で建設した正面がルネッサンス様式の建物。
写真で見えない増築した部分はゴシック様式。
この教会の中にダ・ビンチの「最後の晩餐」がある。見学は1回15分、25人までの
予約制なので、日本で予約をして行った。受付で係の人に名前を告げると、
コンピュータ画面を見ながら、「スペルをもう一度言って、あなたの名前はないわ」
プリントしておいた申し込み用紙を見せると、しばらく用紙と画面を検討してから、
「この申し込みは最後の段階まで終わってないの」と言われてしまった。
申し込みはPCで、サイトから会員登録をし、メールをもらった後、見学時間を選ぶ
ようになっていて面倒だったけど、まだ、もう一手間あったらしい。

MilanoStMariaNovero1.jpg

というわけで、教会内部を見てから、最近注目のエリア「ガリバルディ地区」へ。
ミラノはファッションの町、ということで、M子さんはショッピングを楽しみにして
いたのだけど、目当てのお店が見つからない。タクシーで住所を見せて降りた
んだけど。。もう、暑くて、喉がカラカラ。カフェで一休みがてら、きいてみると、
「あそこよ。でも休んでるわ」。ひっそりとした界隈。どの店にも貼り紙があって、
「9月までさようなら」。みごとに一斉夏休み!

(4)スフォルツェスコ城
改修中で、時計台がシンボルの正面は大きなシートで覆われていた。(写真なし)
ミラノを統治したヴィスコンティ家による14世紀の建物。ヴィスコンティ家の男子が
途絶えた後、スフォルツァ家が支配した。
映画監督のルキノ・ヴィスコンティはミラノの直系ではないが、伯爵であった。

(5)レストラン
M子さんが、ミラノで修業をしたワインバーの店長から薦められた店へ行った。
お店の名前は、今、メモが見つからず。。

前菜。ケースを指さして、「あれを」と言ったら、大皿を渡されたので、ビュッフェと
思い、自分で好きなものだけを取って来たけれど、本来はそうではないらしい。
魚介のマリネ、ムール貝、ナスのソテー、赤ピーマン、ズッキーニ、マッシュルーム、
ほうれんそう、じゃがいも。どれも、きちんと味がついていておいしかった。
スプマンテは、「フェラーリ」。今回の旅では、これを飲むことが多かった。

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私は、ミラノ風仔牛のカツレツ、M子さんは、炭焼きハンバーグ。共においしくて満足。

(6)ホテル プリンチペ・ディ・サボワ
今回の旅で、一番、豪華だったホテル。値段的には、ローマのウェスティンの方が高い
けれど、インテリアはこちらのほうが素敵。
ロビーの花は白のアンスリウムに黄色の小さい花。涼しげでおしゃれ。
ボトルにはアロマスティック。

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北イタリアは、寄木細工の家具で有名なので、ここの調度品も日本で見かけないような
綺麗な模様。黄色の使い方が上手。バスルームの石鹸やシャンプーなども黄色で統一
されていた。

朝ごはんも良かった。ジュースの種類が多い。苺ジュースもあった。
パン用のバターはもちろんエシレ。ハムもチーズも薄味で上品な味わい。

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MilanoBreakfastPain.jpg MilanoBreakfastEchire.jpg

ミラノでは、最後の晩餐を見れなかったし、スカラ座も出し物のない時期だったので、
またいつか来たいと思った。


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