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福島美酒体験と古酒 [シャンパン・ワイン・ビール]

 9月下旬のこと。
渋谷・東急セルリアンタワーでの「福島のきき酒の会に行きましょう」と、Jから電話
があった。福島県の蔵元40軒が集まるので、いろいろ飲み比べることができる会。
県知事(代理)の挨拶で始まるという福島県の気合がはいった行事。

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チケットは5000円だけど、ビュッフェのお料理がとっても美味しかったので、
これはお得と思った。ケーキもあったが、日本酒とケーキは合わないので、
私はパス。
昨年は東日本大震災の直後ということで、かなりの報道陣が来たそうだが、
今年は開会挨拶の時、写真がデジカメばかりで、プロのカメラマンがほとんど
いなかった。

 そのあと、久しぶりに四谷三丁目の店で、aも加わって、エレガント部の会。
Jが、「これは、Taekoさんのためのワイン、Tだから」と、バッグから出してきたのは、
MademoiselleT,という白ワイン。Jが住むロワール地域サンセールの隣村、
メネトゥ・サロンの蔵元が御嬢さんの結婚のために用意したワインなんですって。
わざわざフランスから持ってきてくれたのね、ありがとう。
(マドモワゼルという年齢はずっと前に通り過ぎてるけど)

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なんていい香りでしょう!強くないけどいろいろな果実を感じる香り。
酸味とミネラルのバランスがよくて上品な味。喉を通る時がまたおいしい。
まだまだ聞きたいことは、たくさんあったけど、翌日が朝早くから仕事だった
ので、11時を過ぎたところで帰宅の途についた。



週末の昼、S、兵庫県西宮からいらした灘の名門蔵元のO夫妻といっしょに飲む。
MmeOは冷酒のクラブソーダ割りがお好きときいていたので、それとカナッペ数種を
用意した。クラブソーダ割りとサンペレグリノ割り、どちらがおいしいかと、きき酒のように
試したりするうちに、盛り上がり、「シャンパンにしましょう」と、ポメリーを開けた。
「これも飲み比べをしましょう」と、うすいピンクのラベルのRM「エルネス・ラペノー」、
エペルネの生産者のシャンパンを開けた。軍配はエルネス・ラぺノーに、だった。
〆は、大関の古酒。
古酒は3年以上かめ(甕)で寝かせた酒なので、陶器の器で密封されていた。
古くなっていたので、「まだ、飲めるかな?」「大丈夫」
初めてお目にかかったO夫妻だったけど、お酒も話も大いにはずんで楽しかった。
数日後、達筆で、一句したためた御礼状が届き、「句を詠む」という日本の習慣の
美しさを感じた。(御礼状すら滞ってる私・・反省)


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