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パリのカフェごはん [Paris レストラン・カフェ]

 6泊8日のパリ旅は、ビジネスクラスの飛行機でホテルつきのJALパックを使った。
空港には出迎えが来て、8人乗りの車でホテルまで連れて行ってくれたし、
帰りの空港で、免税の手続きの面倒もみてくれたので、とってもらくだった。

機内食は、和と洋があったので、私は洋風、友達は和風を選んだ。
前菜は、和洋共通。
左がタケノコとそら豆、薄口しょうゆ煮なので色がきれい。
右はフォアグラ入りのムース。
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和風の主菜は、松花堂弁当のようなこれと、お魚料理のお皿(写真なし)。

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洋風の主菜は、チキンサラダと魚介のタルト風。綺麗でおいしかった。

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機内では、アカデミー賞受賞作の映画を3本見た。
作品賞の「アルゴ」、主演男優賞の「リンカーン」、監督賞の「ライフ・オブ・パイ」。
アルゴは、はらはらドキドキしながらの実話に基づく良い映画だった。
リンカーンは、主演のダニエル・ディ・リュイスが風貌もリンカーンに似て上手い
のだが、話が選挙のことで真面目すぎて面白くなかった。
ライフ・オブ・パイはトラと漂流する話だが、前半、主人公の少年の紹介部分で
インド社会のようすが少しわかり勉強になった。大海原の景色は暗い飛行機内
で、広々とした気持ちになって快適、と思った途端、がぉ~!と、トラが襲ってくる
場面が何回も。。

1、カフェ・ド・ラ・ペ  Café de la Paix
2年ぶりのパリ。
埃のにおいを感じたのは、東京がきれいになったからなのだろう、と思った。
パリに住んでいる親友E子に電話をして、明日からの予定をざっと決めた後、
夜ごはんは、近所で軽く食べましょうと、「カフェ・ド・ラ・ペ」に行った。
オペラ座の隣。設計もオペラ座と同じく、シャルル・ガルニエによるもので豪華。

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クラブサンドイッチと、ハム・チーズ・チコリのサラダ、魚介のハーブソースを
頼んで、分けて食べた。白ワインをボトルでとり、赤はグラスにした。
クラブサンドイッチ・ベーコンつきは、焼いたカリカリベーコンがパンの上に
刺してあるだけ。サラダもついてきた。

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2.ル・トランブルー  Le Train Blue
フォンテンブロー城へ行った日の帰り、パリ・リヨン駅で電車を降りると、目の前に
「TrainBleu」のネオンサイン。私の部屋にかけてあるカレンダー、昨年12月は、
金色に輝くレストランTrainBlueの写真だった。
時刻は5時で食事に早かったが、はいってみた。
1900年、パリ万博の年に開業。天井画もある豪華な内装は、汽車旅行が
限られたお金持ちだけに限られていた時代のもの。

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フランスの夕食は8時なので、5時という時間は、ほとんどお客さんがいない。
メニューもカフェメニューだけだったので、スープとハンバーガー、ワインを
頼んで、2人で分けた。ハンバーガーは、これ1個で2500円と安くないが、ポテト
フライとサラダがついてきた。ポテトフライの下に敷いてある紙には新聞紙ふうな
模様がはいっていた。

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3、ラデュレ Ladurée
日本橋三越にもはいっている「ラデュレ」。マカロンが有名だが、もともとはカフェ。
本店はサンジェルマン・デプレだが、マドレーヌ寺院のそばとシャンゼリゼに支店
がある。友達はガイドブックで、「サーモンクラブサンドイッチ」の写真を見て、
パリに行ったら必ずこれを食べると決めていたそうだ。でも、1回目に行ったとき、
普通のクラブハウスサンドを頼んでしまったので、帰る日のランチに再挑戦した。
フライドポテトが大きく、ふんわりとしている。

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毎日雨で寒かったので、スープを頼むことが多かった。
これは、「本日のスープ」。帆立のすり身にキャビアをのせたものがお皿に
ぽつんと入っていて、テーブルでじゃがいものポタージュを注いでくれた。

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「いつもサラダばかりだから温野菜が食べたい」と友達が頼んだのは、いんげん。
パンがついてきた。

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2度行っても、もう一度行きたいくらいおいしかった。
フランスのサンドイッチは、フランスパンが基本だが、最近は食パンをトーストして、
ゆで卵、トマト、チキン、ベーコンを挟んだクラブハウスサンドが流行っているらしく、
他の店でもメニューにあった。
ハンバーガーも随所で見かけた。泊まったホテルのコーヒーハウスのメニューにも
ハンバーガーがあった。アメリカ的なものが定着し始めたのだろうか。


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