ボジョレーヌーヴォー2016 [シャンパン・ワイン・ビール]
木曜日、ボジョレーヌーヴォーの解禁日。
仕事帰りにお菓子を買うためにデパ地下に寄ったら、ボジョレーの試飲コーナーが賑わっていた。
でも、おなかがすいていて、早く帰りたかったので、そこには立ち止まらず、うちの近所の
馴染みのスーパーで買うことにした。
昨年のおすすめは、花柄のジョルジュ・デュブッフだったけど、今年のおすすめはコレ。
ジョセフ・ドルーアン。
フレッシュだけど酸味がなくまろやか。甘めでおいしかった。
スーパーの「ヌーヴォーワイン用前菜」というのを買い、ブロッコリーを茹でて、
「今年は一人ヌーヴォー、忙しかったから誰も誘えなかったし、まぁ、いいか」と思った所に
友達Eから電話。「母の介護で疲れ、胃痛で病院に行ったし、うつ気味。話、きいてくれる?」
「これから、ヌーヴォー飲むところだから、うちに来てくれたほうがいいんだけど」
Eは、近所に住んでいるので、「夜だから暗くて誰にも会わないだろうし、って、すっぴんで
来ちゃった。これ、ワインに合うわよ」と周囲にエスプレッソの粉がついてるチーズを
持ってきてくれた。
美大出身で自称アーティストのEとは、以前、いつも一緒に映画を見に行っていたので、
私が「インフェルノ見たけど、、」と言うと「トム・ハンクスはさ、顔が嫌いなのよ。」と、
徐々に元気になり、映画の話で盛り上がり、表情も変わって来た時とは、大違い。よかった。
「わ、11時だから、帰らなくちゃ」で、お開きになった。
※しばらく記事を書いてなかったので、最近の外食のことをいくつか。
(1)同僚と新宿小田急の「カフェ・トロワグロ」でランチをしてから、損保ジャパン美術館へ
「カリエール展」を見に行った。
カリエールのセピア色、一挙に公開、館内全部セピア色。
チラシのこの絵は、とても可愛らしく、惹かれたし、神秘的な雰囲気が好きだったけど、
仕事が多忙、プライベートも面倒なこと多く、のその頃は感動しなかった。暗い木々の
風景画より明るい青い空を望んでいたのだろう。
カフェ・トロワグロのお料理は好きな味。
くるみドレッシングが美味しいから、サラダ野菜はあまり好きでないけど、食べられる。
上にのってるのは、根セロリとリンゴ、菊の花びら(パープル)。
ローストチキンを載せたカレー。ターメリックが入ってないから黄色くないが、クミンの香り。
トマト味のカレーソースが酸味と辛味でフランスパンに合った。
(2)「HATAKE」 ハタケ・青山 <この店は閉店しました。>
金曜の夜、「シカダ」へご飯を食べに行ったら、案の定、カウンター席しかあいていなかった。
以前、カウンター席で食べたが、バーコーナーなのでイスが高く、隣と人と近かったので、
ナイフ・フォークが使いにくく、落ち着かなかった。だから、やめて、以前から気になっていた
近くのニコライ・バーグマンのお花屋さんの地下にあるイタリアン「ハタケ」に行った。
畑を意識してか、木の床、木の天井、割合広々としていて、清潔感もあり、おしゃれな店内。
前菜セットは綺麗で味が深く美味しい。野菜ばかりではない。
季節のおすすめの「牡蠣と野菜と生ハム炒め」の牡蠣がふっくらと美味しく、白ワインにぴったり
だった。ワインのボトルは5千円くらいで高くない。
「パスタとリゾットをシェアします」と言ったら、ちゃんと一人分づつお皿に分けてくてくれた。
生パスタが美味しいし、ソースは「ボルチーニ茸とソーセージ(ひき肉)、蓮根」もコクがあって美味。
分量が結構あって、これで一人分という店もある。きのこのリゾットは最後の一口になった写真。
(3)マキノ 西麻布 <この店は閉店しました。>
ここはコースのみ和風フレンチの店。この日は3人で。
前菜は刺身のサラダ風。次に来るお吸い物がいつも美味しい。
名物は、魚介と野菜など、いろいろぎっしり詰まったパフェ。今回はトリュフが結構たくさん
のっていたが、写真ではカイワレ大根で見えにくい。
はじめのうちは、写真を撮っていても、盛り上がると、すっかり忘れてしまうのが定番に
なってしまった。