SSブログ

シンガポール駆け足旅 [旅行(日本・アジア)]

2泊4日でシンガポールへ行った。
行くのは2回目だが、昔とは様変わり。

シンガポール川の周辺にレストランやバー、Cafeなどが立ち並び、夜景が美しい。

S_Zentai.jpg


S2.jpg


右側の3つのビルが、マリーナベイサンズという観光名所。超高層ビルで
上に船の形をしたものがのっている造り。
上の写真と下の写真は、観覧車でつながる。


着いた日、名物「チリクラブ」が美味しいという川沿いのレストラン「パーム・ビーチ」
をホテルで予約してもらって、タクシーで行った。日本に比べるとタクシーは安い。

S_PAlmBeach.jpg

左上は海老のスープ煮、緑野菜のじゃこ炒め、下がチリクラブ。
カニの味噌入り濃厚ソース、後ろに見えている揚げパンに浸して食べる。美味!
爪を食べるために、カニ挟み、ビニール手袋、フィンガーボールが来た。
手袋が青いので、「なんだか手術みたいでやぁねー」と言いながら食べる。
2人なのに結構大きなカニが来たので、食べるのに忙しく、ビールは一口飲んだまま。
会計は18000円也。
お客さんは、外国人ばかりだった。


2日目、目抜き通り、オーチャード・ロードで買い物。
長方形の高層ビルばかりだが、こんな中国ふうのビルも。
走っている車が新しいものが多かった。6車線もあるので、道の反対側が遠い。
信号がなく、地下通路になっている場所では、地下が右左に広がっているので、
迷ってしまい、道路を渡るのも大変。
SAuchard.jpg


チリクラブの他の名物は、「チキンライス」
いろいろな所にあるが、マンダリンホテルのが美味しいとガイドさんから
すすめられたので、行ってみた。
S_ChikinRice.jpg

味のついているチキンがジューシーで美味しいがシンプル。
夜は、昨日、ご飯をゆっくり食べていて、9時からのイルミネーションのショーを
見損ねたので、今日は間に合うように出かけ、前の方に席をとった。

S_Show4.jpg

S_Show3.jpg


このすぐ横に、勢いよく水を白大きいマーライオンがある。
手を出して、水を受けているような写真を撮りたいと友達が言うが、なかなか

うまくいかなかった。

S_Lion.jpg


このあと、マリーナベイサンズショッピングモールへ。広い、広い。

泊まったのはグッドウッドパークホテル。コロニアル建築の由緒ある古いホテル。
朝ご飯のビュッフェは、品数が多く、充実していてよかったが、
アフタヌーンティは、お洒落さに欠けていた。2段でなく大皿に2人分のサンドイッチ、
ケーキ、果物など。

S_Hotel.jpg


3日目。「ここに泊まりたかったのに」とg達が言ったラッフルズホテルへ
お土産の品を買いに行った。ここもコロニアル風。改装が終わったばかりで綺麗だった。
S_Ruffles.jpg


ラッフルズのカレーを以前に食べて美味しかったから行きたい、と友達が言った
が、まだオープンしていなかったので、タクシーで「リトル・インディア」
(インド人街)へカレーを食べに行った。地球の歩き方に載っていた店「ラグーナ・ベアフット」
、小さい店なので通り過ぎて、戻って、と苦労したが、とても美味しかったので満足。
(写真なし)日本人に合うやさしい味。


「リトル・インディア」でも買い物。「菅野美穂が来て買ったよ」というビーズ
刺繍の布のバッグやロングスカートを買った。


食べることとショッピングの3日間だったが楽しかった。


nice!(32)  コメント(6) 
共通テーマ:旅行

「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶」展 [展覧会(絵以外)]

 サントリー美術館で「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶」という
長い名前の展覧会を見た。(11月10日まで)

タイトルから美濃焼の茶器の展覧会かと思うが、サブタイトルに、
「しびれるぜ桃山」と大きく書かれていた。若い人を動員したいのかな。

入ってすぐ、目に付いたのが、三井記念美術館で見た国宝の志野茶碗
銘「卯花墻」(うのはながき)

志野卯花垣.jpg
白い卯の花が咲いている垣根のイメージからついた銘(名前)。
上の縁が赤が全体を引き締める。志野焼は白釉を使った焼き物。
日本で国宝の茶碗は8点だけで、そのうち、国内焼きは2点。これと、
諏訪のサンリツ服部美術館にある本阿弥光悦作「楽焼白片身変茶碗」
銘不二山だけである。
他の6点中、3点は曜変天目で藤田美術館所蔵のをサントリー美術館で
見ることができた。


話がそれたが、同じく志野焼茶碗の名品(重文指定)銘「広沢」
(湯木美術館蔵)もすぐ横にあった。

志野広沢.jpg

広沢と並び比べられることの多い志野茶碗 銘「羽衣」もあった。
羽衣の軽快さ、動きを表現しようとしているのだろうが、私には武骨な
荒々しさに思えてしまう。

志野は赤いものが、多く知られているが、鼠志野というのもある。
鼠志野茶碗「峯紅葉」(五島美術館蔵)
鼠志野_峯紅葉.jpg

同じく鼠志野茶碗「山の端」(根津美術館蔵)

志野茶碗 山の端.jpg


形が変わったものもある。かなり縦長の円筒形。
志野橋文茶碗 「橋姫」 東京国立博物館蔵

志野茶碗 橋姫.jpg


サントリー美術館所属の品中心でなく、名品を借り集めてきているので、
見応えがある。
茶碗が好きなので、志野茶碗ばかり並べてしまったが、皿や鉢もあった。
鼠志野鶺鴒文鉢(重文) 東京国立博物館蔵
鶺鴒(せきれい)の姿がくっきりと浮かび、愛らしい。
鼠志野鵜〇鉢.png


黄瀬戸大根文輪花鉢 相国寺

黄瀬戸_大根模様花鉢.jpg


瀬戸黒の作品は、写真はないが、重厚で、私には楽焼との区別がつかない。
「しびれるぜ桃山」の通り、千利休らによって茶道が完成されたのは桃山時代。
それ以前は、瀬戸茶碗のみだった。

この展覧会に行くまでは、瀬戸(愛知)と美濃(岐阜)を区別できていなかった。
この区別が明確になったのは、昭和になってからで、荒川豊蔵が、岐阜県の古い窯跡から
志野茶碗の陶片を発見したことにより、志野は美濃で焼かれたと判明した。

荒川豊蔵と加藤唐九郎は、古い美濃焼を研究し、桃山の美意識を取り入れた作品を

作った。2人の作品もたくさん展示されていたが、私には桃山時代の名品と区別が
つかないものがいくつもあった。


志野焼より少し後の時代、利休の弟子、古田織部が指導して作らせた織部焼も
たくさん展示されていた。唐三彩の影響をうけた緑の入った色、斬新なデザインで、
織部!とわかりやすいものが多い。

織部州浜形手鉢 桃山時代
これがチラシやポスターに使われていた作品。美しい。

織部.jpg


織部松皮菱形手鉢 北村文華財団
織部松皮菱形手鉢.jpg


サントリー美術館は、この展覧会のあと、リニューアル工事でしばらく休館するそうだ。


nice!(35)  コメント(12) 
共通テーマ:アート

あわびの源太 [和食の店]

ちょっと前の話ですが、


銀座6丁目、路地を入った所のアワビの専門店に行った。

ここは、北海道の海で利尻昆布を食べて育った「蝦夷アワビ」という美味しい
アワビを出す店。初めてなので、コースで頼んだ。

上左:あわびの水貝、刺身。アワビに包丁でさいの目を入れ、塩梅の出汁をかける。
こりこりした歯ざわり。磯の香り。冷やして食べるので、ガラスの器。出汁も美味しい。
上右:茶巾揚げ 薄いワンタンの皮であわびのすり身を包み、揚げたもの。

名称未設定 1.jpg


下左:あわびの身のすりおろしが入ったとろろ。浮かんでいるのは肝。
肝が美味なのは、北海道のコブ、ワカメを食べてるので、エキスが肝にたまるから。
下右:あわびの江戸焼き。たれをつけて焼いてあるので、香ばしく、生と違い柔らか。
冷めないように熱い石の上にのっている。


濃厚な貝の汁と雑炊(カツオとコブの出汁、アワビの摺り流し、みそ仕立て)

awabi2.jpg


M子さんが、「私たちが好きなアワビの専門店があるから、行ってみましょう」と

言ってきたので、行ったが、どれもおいしくて良かった。
あまり広くない店なので、こじんまりして、くつろげる。
あわびが好きな人におススメです。

nice!(42)  コメント(11) 
共通テーマ:グルメ・料理

共水うなぎの店2軒 [和食の店]

「共水うなぎ」、知ってますか?

私も最近、きいたのですが、天然うなぎより美味しいと人気があるそうで。
普通のうなぎの飼育期間は、6~12か月、共水うなぎは平均18か月。
自然に近い四季を作り出すことで、美味しいうなぎになるそうだ。


共水うなぎが食べられる店は、都内でも数少ない。

1、のだや
入谷の鬼子母神前。
車での信号待ち中でも、道路わきの店の甘いタレのにおいに惹かれる。
以前、行ったときは満席。休日の12時前、あまりお腹が空いてなかったが、この時間なら
入れそうと行ってみた。OK。
噂に違わぬ美味しさ!今まで食べた中で一番という気がした。
何度かここで食べている友達は、「ひつまぶし」をとった。


のだや.jpg

のだや_ひつまぶし.jpg


2、ぞろ芽
山手線目白駅、改札出た横の階段途中。
駅からは近いが、かなり隠れ家的な場所。1年くらい前に開店。
帰りに「いっぱいやりますか」に良さそうな立地なので、居酒屋ふう
メニューが揃っている。
うなぎが出てくるまでの間は、それらをとってみた。
左上から時計まわりに
うざく、緑茄子の煮びたし、うなぎ串焼き、〆め鯖、卵やき

名称未設定 1.jpg

共水うなぎ白焼き 6000円と値段もはるが、美味しさ絶品!
皮がぱりぱり、中はふっくら、濃厚だがさっぱり感あり。ワサビをつけて食べると最高。

mejiro_shirayaki.jpg

mejiro7.jpg


これは、うな重上(3950円)、共水うなぎのうな重6000円の方が濃厚。


これからは、共水うなぎのとりこになりそう。

nice!(38)  コメント(8) 
共通テーマ:グルメ・料理