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ラ・カサリンガ [閉店した店]

 東京駅、丸ビルの2軒隣、新しくできた「丸の内パークビル」地下1階のイタリアン 「ラ・カサリンガ」。
フィレンツェ在住のplotさん夫妻(画家洋一さん&料理研究家メイコさん)のメイコさんが
総合プロデュース、洋一さんが壁画を描いた店。

 はいるとすぐ見えるのが洋一さん制作の「ふすま絵」の雰囲気のある白い壁画。
描かれたキャラクターたちがファンタジーの世界にいざなってくれる。よく見ると、ひとつひとつに
ストーリーがありそう。(壁画の制作過程はplotさん記事参照
 
 5月8日がオープン。すでに2回行った私。
これは4人で行ったときの写真。
カジュアルな店なので、ワインをボトルで、料理をアラカルトでとり、分けて食べた。

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左上から、トスカーナ風カナッペ3種 (トマト、鶏レバーペースト、そらまめとチーズ)
      カプレーゼ( モッツァレラチーズ&トマト )        
      トスカーナの生ハムとサラミ、ラルドの盛り合わせ
           ★ラルドは白い脂身だけのハム。脂っぽくなくておいしい。
      フィレンツェの家庭オムレツ

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左上から、季節の野菜、チーズ、ゆで卵のオーブン焼き
      ピリッと辛いトマトのスパゲッティ、
      フィレンツェ風トリッパの煮込み
      PORTUNA(=fortune 幸運) という名前のワイン

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 骨付き白金豚ロースのグリル。
隣の写真のワイン(バルバレスコ)によく合っておいしかった。
          
デザート盛合わせ 一番左が「ズコット」、このお店のイチオシ。
カステラ生地にくるまれた粒チョコ入りの生クリーム、チョコレートムース。

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 イタリアワインのせいか、壁画のせいか、新鮮な野菜のせいか、食べているうちに、
トスカーナの平原に迷いこんでいる気がしてきたのだから不思議。

Mr.ソムリエも笑顔のかわいい人で、気持ちのいいサービスだった。

一番奥のちょっと片隅の壁面には、スタッフの人たちが描かれていた。
ある時間をきりとったかのような親密さ。どの人もいきいきとしている。
でもね、中央のメイコさんは、ご本人のほうがずーーっとすてき。奥様には辛いのかな。

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 ランチは、1000円ちょっとくらいのお得な値段とのこと。


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死ぬまでに飲むべき1001本のワイン [シャンパン・ワイン・ビール]

 「死ぬまでに飲むべき1001本のワイン」という本を買った。

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 昔、学校の図書室にあった「広辞苑」のサイズ。分厚いけど、写真が多いので、
ぱらぱら見ているだけで楽しくなる。

 この本に出てたシャンパン「リルベール・フィス」 LILBERT-FILS を飲んだ。

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 土曜日の夜、ビルの3階、夜風に吹かれながらのベランダ。
よく見えないかもしれないけど、ボトルの内側にきれいに泡の輪があるでしょ?
これ、首飾りっていうんだそう。

この泡は、見てすてきなだけでなく、口の中で、すーっと溶けていく。
やわらかーく溶ける。心地いい。

 2人だったけど、これじゃ足りないから、「クレマン・ド・ブルゴーニュ」
これは、本に載ってない。
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  他に、この本にのっていて、飲んだことがあったのは、cdmさんからすすめられた
「セルジュ・マチュー、 ブラン・ド・ノワール」。
不定期開催だった「葡萄組定例会」に、yk2さんが持参。
ピノノワール(黒ぶどう)100%。上品な味わいだった。

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 [ペン] 話、変わって紅茶。
気がすすまないけれど、やらなきゃならない仕事があるときは、香りのいい
紅茶をのんでから始める。

 弟のシンガポールみやげの紅茶、ラッフルズホテルのアールグレイ、
今まで飲んだ中で一番おいしい。今のお気に入り。
 隣の缶は、「マリアージュ・フレール」のアールグレイ。(EARL GREY FRENCH BLUE)
今まで一番だったけど、これは二番になった。

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 最近、いろいろな所にお店ができている「LUPICIA」のミルクティ用紅茶(左)。
クリスマスプレゼントのマグカップに添えられてたので、飲んでみたのが最初。
はっきりした味と香り。人気があるのもうなずける。

右のインドネシア更紗の巾着にはいっていた「ジャワ紅茶」、香りも味も薄く、見かけ倒し。
(Mさん、いただいて失礼なこと言ってゴメンナサイ、巾着は使いますから)

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連休はこんなワインを [シャンパン・ワイン・ビール]

 連休は、東京周辺でまったり、というのが私の定番。

1、江ノ島
暑い日。たくさん歩いて疲れたから、ビールがおいしかった。
バニラさんのところで見たのは鎌倉ビール、これは江ノ島ビール。
同じところで作っているんですって。
さざえと蛤の焼いたのといっしょに。

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頂上の植物園のバラは、まだつぼみだった。きっと今頃は、きれいでしょう。

2、“Sakura”
フランス人の醸造家と結婚した日本人のかおりさん夫婦が作るブルゴーニュ、
「ドメーヌ・シュヴロ」。
“Sakura”は、「桜を見ながら美しい桜色をしたロゼワインを飲むことが出来れば
どんなに素敵でしょう」というかおりさんの提案から生まれた。
3000円くらい。きれいな色。さくらんぼの味。
昨年、yk2さんの記事で見て、飲んでみたいと思っていた一本。

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3、"Shafer"
「いま、一番気にいってるぶんなんですよ。飲んでみてください」といただく。
学生時代のテニスコートの友人Kから。

 シャルドネだから、さわやかでしょうと、中海老フライを作った。
香りもこくも充分で、おいしかった。

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4、上野の博物館に行くとき、いつも前を通る寛永寺「輪王殿」に初めて行った。
環境デザイナーI先生のお別れ会。お酒が好きだった人のお別れ会は、やはり
お酒好きが集まり、同窓会のような楽しい会だった。[いす]
 I先生は、それまで別々だった日本庭園と住居を全体として考える環境デザイン
を初めて提唱なさった。京都のお生まれで、書院、茶室、数奇屋など日本の住居に
お詳しく、座敷から座って眺める庭園、ものの見せ方や美意識など、いろいろなこと
をお酒を飲みながら、教えていただいた。ご冥福を祈ります。
 先生の著書:「環境デザインの歴史展望ー日本」


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ザナドゥ [演劇、ミュージカル、Jazz]

 ブロードウェイミュージカル「ザナドゥ」を赤坂アクトシアターへ見に行った。
1970~80年代にはやったオリビア・ニュートンジョンの曲を散りばめたミュージカル。

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 このミュージカルができる前に映画「ザナドゥ」がオリビア主演で公開されたが、
不評に終わった。「曲はいいのにね。。」というわけで、ミュージカルにしたら、
大ヒット。今もブロードウェイでロングランを続けているそうだ。
ラストは、出演者全員がローラースケートをはいて「ザナドゥ」の曲にあわせて
踊りまくる。ミラーボールも登場、ディスコ全盛の時代を思い出して楽しかった。

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 ストーリーは荒唐無稽。Boy meets girlもの。
男の子が女の子に会って、恋して、ちょっと波乱はあるけれど、ハッピーエンド。
男の子(画家、名前はソニー)が好きになった女の子(名前はキーラ)は女神。
お付き合いを父ゼウスをはじめとした神々にお願いしないと、、ところが、
この神々がおふざけで、ゲイだったり、ざぁますマダムメガネをかけていたりと、
濃ゆーいキャラ。
 ソニーはいつも短パン姿という設定。ひざ上10センチくらいならいいのに、下着の
ような短パンで、これがちょっとね、だった。[ふらふら]  (↑の写真の赤いシャツのソニーは
ひざ上10センチのスポーツタイプのですよ。)
 キーラはとてもかわいらしかった。

休憩がなく、一幕1時間30分だけなので、あっというまに終了。
赤坂サカスの「アクトシアター」は、初めてだったけど、見やすい劇場だった。

 昔、私が聴いていたオリビアの「そよ風の誘惑」、「フィジカル」はレコードだった。
最初の頃の曲「Let me be there」は、ウェスタンっぽいカントリー。
友達のギターにあわせて歌ったり、トラボルタと共演した「グリース」を見に行ったり。
絵よりも洋楽(ポップス)、そんな時代もあったんだなぁと久しぶりに思い出した。


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オペレッタ「こうもり」 [オペラ、コンサート、バレエ]

 きょうは、オペレッタ「こうもり」を見に行った。
東京の京王電鉄グループの主催。オペラシティ・コンサートホールで出演は二期会
のメンバーなのだけど、協賛会社があるので、S席でも8000円とお得。

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 オペレッタ(喜歌劇)だから、笑いとアドリブがいっぱい。コミカルな演技が楽しい。
日本語上演だから、間髪いれずに笑える。
会場はコンサートホールなので、舞台の上にオーケストラ。幕がない。
演技は舞台の前の方を使って行われた。
舞台装置は可動式の機能的なものばかりで、工夫のある演出。
ダンサー4人が加わって、動きのある華やかな舞台だった。
ワルツの王様といわれるヨハン・シュトラウス作曲だから、なじみの曲もいくつか。

 「乾杯、乾杯[るんるん] シャンパーニュを飲もう、ほがらかに~[るんるん]
二幕で歌われるこの歌のメロディはご存知のかたも多いと思う。
明るく楽しい歌。友達Mと口ずさみながら帰る。
「明日の仕事、この調子で軽く行こう。きょうがマクベス夫人だったら、どんよりしちゃう」
なんて笑って言いながら。

 私は、バリトンの黒田博の立ち姿がすくっと美しくて好き。もちろん声も。
以前見た二期会の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」では主役ハンスだった。
ソプラノの腰越満美は、のびやかな声が美しい。


   

  東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:時任康文
  演出:今井伸昭
   アイゼンシュタイン:井ノ上了吏  ロザリンデ:腰越満美 フランク:志村文彦
   ファルケ:黒田博  アデーレ:赤星啓子 オルロフスキー:三津山和代
   フロッシュ:加賀清孝 イダ:橋本啓香  アルフレード:大川信之


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ビュット (But brasserie) [閉店した店]

 ☆2016年4月に閉店しました

フランス語なのでButと書いて、ビュットと読む。
brasserieは、アルコール類と郷土料理中心の店の総称(だと思う)。
気のおけないカジュアルなフランス料理の店。コースで頼まなくても居酒屋感覚で使える。

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 [右斜め上]
こんな感じに、各人が好きなものを頼んで取り分けて食べた。
左から、生ハム(チンタネーゼ)、ニース風サラダ、生ハム(イベリコ豚)
[右斜め下] リエット、タスマニアサーモンのマリネ

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[右斜め下] この店は、煮込み料理が得意。チキンとトリップ(内臓)のトマト煮込み。
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 白アスパラとフォアグラのソテーも頼んだ。(写真忘れ)
パンも結構食べて、チーズもあった。
大阪からの友も交えて4名の夜。6時間。


この店はビオのワインが中心。Mr.ソムリエのおすすめで飲んだのは
1、アルザスワイン(Marc Tempe) Alliance
2、ボジェ・ジュエット コクリコ(ひなげしの模様) ロゼ

 「日本のワイン、いかがですか?あなどれないですよ」
3、甘露甲州本葡萄酒  甲州ぶどうで作ったさわやかな少し甘めのワイン。
 「では、フランスのブルゴーニュとくらべてみることに」
4、ブルゴーニュ、シャルドネ
 やっぱりもう一本、赤いきましょう
5、写真なし。名前も忘れ。モダンな柄のエチケットだったけど。。
6、〆は、「これも日本ので、おすすめです」
  えっ!winoさんの記事で、一昨日見たばかりの「クレマチス」。巨峰のワイン。

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 ここのMr.ソムリエは某雑誌に「イケメン」と紹介されたすてきな人。
「写真、撮らせてもらえますか?記事にしていいですか」「はい、どうぞ」で、にっこり
笑ってもらったのに、私のカメラには「充電してください」とメッセージ。(涙)[たらーっ(汗)]

 お店のホームページは、ここ。   東京メトロ日比谷線、人形町駅下車です。
                     


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