SSブログ

外国土産のチョコレートたち [ケーキ、チョコ、和菓子、フルーツ]

patchi2.jpg

このチョコレート、知ってますか?
コンサートで友達Cに会ったら、「はい、これ、パッチのチョコ。おいしいのよ」
と、個別包装の小さいチョコがたくさん入った袋詰めをくれた。
「ドバイのお土産でもらったことあるわ」「そう、知っててくれてよかった!」

コンサート会場を出て、「オーバカナル」の方を見ると、仲良しの友達が
手を振っていた。「3人でビール飲んでるの?」「そう、今日、暑いじゃない」
「合流していい?」と、5人になる。
「これね、今、もらったチョコ。もう、AとTに分けちゃったけど」
「あら、パッチじゃない。中東のゴディバって言われてるのよ」
「美味しいのに、日本で売ってないのよね」と、M子も言う。
これをくださったCは、ご主人がアフリカの辺の大使だったことがあるから、
中東お土産事情に詳しいのねと納得。

以前、頂いたパッチチョコの缶がきれいだったので、私は文房具を入れて
使っている。蓋が透明で中が見えて便利。
缶はピスタチオ色(黄緑)で、チョコもピスタチオのプラリネだった。
なめらかで、とても美味しかったのを思い出す。

patchi.jpg

そういえば、他にもお土産で頂いたチョコの写真があったっけ。

1、弟のカナダ土産
正三角形の箱が珍しい。木目もようで、森林の国カナダを表しているのだと思う。

CanadaAki.jpg


2、アメリカ・コロラドみやげ
コロラドに住んでいるKからのお土産。奥さんのH子が選んでくれたというチョコは、
中がキルシュ漬けのさくらんぼ。チョコとチェリーの濃厚なハーモニーが素晴らしい。
ENSTROMという店は、コロラド(デンバーが州都)土産で一番人気だそう。

CoroladoHaruko.jpg

3、サンフランシスコ土産
サンフランシスコ発だが、今や全米で有名なチョコ、ギラルデリ(GHIRARDELI)
板チョコもあるが、こういう個別包装の方が食べやすい。

Ghirardelli.jpg

4、フィラデルフィア土産
フィラデルフィアで一番美味しいチョコレート屋さんで買って来たという詰め合わせ。
アメリカのチョコは、ナッツ入りやファッジが美味しくて好き。

PhillyYoko.jpg


中東のお土産といえば、「デーツ」もある。ナツメヤシの実を干したもので、
干し柿のように、ねっとりしている。茶色で2センチ位の長さ、細長い。
初めて食べたのは、割合最近のこと。某所のお寿司屋さんのカウンター席で
隣にすわった人が「お一人様」で、「長いフライトの後は時々、ここに来るんです」、
と話したので、私の友達が、「あら、私も昔、JALのCAだったのよ。あなた、どこ?」
「エミレーツです」
さらに、話がはずみ、「これ、食べませんか?ドバイで有名なんです」、と開けた
箱から出て来たのが、デーツだったのだ。
いろいろな国のお土産は、それぞれ特徴があって、面白い。


nice!(54)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

「曜変天目茶碗と日本の美」展 [展覧会(絵以外)]

サントリー美術館で開催中の「藤田美術館の至宝、曜変天目茶碗と日本の美」、
とても良い展覧会です。

suntory.jpg

「曜変天目」というお茶の茶碗を御存じですか?
天目茶碗とは、鉄釉をかけて焼いた茶碗で、鉄分で黒い色になっている。
中でも、曜変天目というのは、南宋時代、中国で焼かれたもので、内側に星の
ように見える斑紋が散らばり、角度によって虹色に光り輝く。
現存するのは、世界中に3個だけで、京都の大徳寺、大阪の藤田美術館、
東京の静嘉堂文庫が所蔵、どれも国宝に指定されている。

今回、藤田美術館の「曜変天目」を見ることができるので、わくわくして出かけた。
会場は、照明が上手で、実際、茶碗の中の模様がキラキラ輝いているのが容易に
確認できる。期待に違わぬ美しさだった。(チラシの写真参照)

Suntory1.jpg

まさに、天下の名椀だった。
静嘉堂文庫のを以前、見に行ったのだが、常時公開ではなく、見れなかった。
静嘉堂は現在、補修工事で休館中だが、10月31日から、琳派展が始まり、
その期間、曜変天目も展示される。

お茶の茶碗の国宝は他に2つあり、いずれも光悦作。三井記念美術館の
「志野卯花がき」(垣根もよう)と、サンリツ美術館の「白楽茶碗不二山」。
2つとも見たが、いつまでも印象に残る美しさだ。


展覧会のタイトルは、「曜変天目と日本の美」なので、仏像、絵画、皿、茶道具などの
展示品もすばらしい。
写真では、惹きつけられないと思うが、小ぶりながら色鮮やかな仏像に見入ってしまう。
特に着衣の表現がみごと。袈裟の部分には截金が施されている。
地蔵菩薩立像(重要文化財) 快慶作 鎌倉時代  

kaikei.jpg


国宝 仏功徳蒔絵経箱 平安時代
「法華経」の説話をもとに描かれた絵が四方を囲んでいる。

国宝 紫式部日記絵詞

国宝 玄奘三蔵絵

国宝が、ずらっとある。藤田美術館の財力たるや。
関西の実業家、藤田傳三郎氏は、廃仏毀釈運動による文化財の破壊や
海外流出を防ぐために、仏画や仏像などの収集を始めた。美術品、茶道具にも
関心があったので、それらも積極的に収集し、コレクションを息子が受け継いだ。
(椿山荘は藤田氏の東京別邸だったので、藤田観光が受け継いでいる)


展示品で、印象に残ったものは、
錆絵、角皿十枚 (尾形乾山作、尾形光琳画)

お茶道具では、交趾大亀香合  明~清時代 17世紀
交趾とは、ベトナムの地方名。ベトナムとの交易でもたらされた品。

kame.jpg

「田村文琳茶入」 宋~明時代 13~15世紀
文琳とはリンゴのことで、リンゴのような丸い形のお茶入れ。

御所丸黒刷毛茶碗 銘 夕陽(重要文化財) 17世紀 朝鮮
黒地に刷毛で白い丸を描いたような模様、いびつにも見える形。

鴨形香合  野々村仁清作 江戸時代

ノンコウ、変な名前と思ったら、楽焼きの楽家の三代目の愛称だそうだ。

時代順の展示で、最後には、近代日本画家の長沢蘆雪、竹内栖鳳の絵もあり、
見応えのある展覧会だった。

会期はあとわずか。27日までです。


nice!(47)  コメント(17)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

いと家 [和食の店]

赤坂での歌舞伎の後は、タクシーで南青山に移動。
M子さんが予約を入れておいた「いと家」に。
「私もいい、って聞いただけだから、おいしいか不味いかわからないわよ」なんて
言ってたけど、二人で、「ここ、いいわね!値段も高くないし。」
「ちゃんと見送ってくれるとこがいいわ」とM子さんが付け足す。

1、八寸
(左上から)鱧の子のゼリー寄せ、あんこう肝(大根おろし、刻み葱、三杯酢)、
銀杏から揚げ、さんまソテー、サンマのワタ入りじゃがいものピュレ

Itoya1八寸.jpg

2、お造り
まぐろ赤身、トロ、ウニ、金目鯛。ウニの下は自家製海苔の佃煮、これがやさしい味で美味。

Itoya2.jpg

3、主菜
鱧のソテー、生野菜のせ、トマトソース
これはフレンチふうの皿。あっさりとした鱧がソテーになってコクがでる。
それを和の生野菜とトマトソースにからめて食べると調和して、いい感じ。

Itoya向付.jpg

4、牛肉のトマトしゃぶしゃぶ (忘れてて後から追加)
薄切り牛肉のしゃぶしゃぶ、だけど、玉ねぎとトマトを炒め、トマトジュースを入れた出汁
の中で、しゃぶしゃぶするのは、初めて。

itoya.jpg

5、栗の炊き込みごはん 

6、甘味
巨峰のゼリー、ソースがけ(何のソースだったか?)
itoya冷菓子.jpg

和食の店なので、ワインはボトルだけ。シャルドネとしか書いてなのけど、頼んだら、
「ルイ・ラトゥールのシャルドネ」だった。家で飲んだことがあって、値段の割にいいなと
思ったぶんで、どのお料理にもよく合った。

お客さんは私達ともう一組だったけど、個室の宴会用に若いご主人と板前さんが、
きびきびと働いているのが、カウンター越しに見えていた。
ご主人は、京都で修業をして、鱧料理が得意とのこと。

これから、秋の夜長は、和食がいいなぁ。


nice!(36)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

赤坂大歌舞伎・2015年 [演劇、ミュージカル、Jazz]

kabuki_iakasaka.jpg

赤坂アクトシアターへ「赤坂大歌舞伎」を見に行った。
中村勘九郎、七之助兄弟に、橋之助の長男、国生(くにお)が出演。
歌舞伎座の歌舞伎は、演目数が3つで、4時間かかる。
こちらは、初めて見る人も楽しめるようにと、演目数2つで、3時間。

赤坂歌舞伎は、先代中村勘三郎の「芸能の街・赤坂で歌舞伎を!」
という一言から始まり、今まで歌舞伎を見たことがなかったお客様を動員し、
評判になった。第2回目は、2010年で、それを見に行った。
その後、2013年、中村勘三郎が亡くなった後、父の遺志を継ぎ、勘九郎、七之助兄弟を
中心に公演が行われ、今回は4回目。

[フリーダイヤル]今回の出し物は、糸操りの人形が三番叟を踊る「操り三番叟」と、七役早替りが
見所の「お染久松」。
 「操り三番叟」では、国生が糸を繰り、勘九郎が、繰られる人形の舞踊。まさにマリオネット
の人形の動き!軽やかさと人形のぎこちなさを表現した舞。操る国生との息もぴったり。

国生は橋之助の長男で、初舞台が4歳の時。「娘道成寺」の小坊主役だった。口上では、
座布団の上にちょこんと座って、「中村国生にござりまする」と一生懸命でいじらしかった。
あれから何年たっているのだろう、と、調べてみたら、20才になっていた。

「お染久松」では、七之助が、主要な七役を早変わりで演じて、拍手喝采だった。
とにかく、七之助の女形は美しい!どうやって、あんなに早く?と思える場面も多々。
久松は立ち役(男役)だが、これも七之助が演じた。じゃ、二人が、手に手をとって、
駆け落ちするのはどうする?と気になっていたが、さすがに、この場面では、別の役者が
後姿だけの出演だった。
兄の勘九郎が、悪の役で、妻役の七之助とわたりあう場面は、30分ほど続くが、
二人の芝居の上手さで、じっくり見せてくれた。こういう場面がないと、単なる早変わりの
面白さだけに終わってしまう。

「面白かったわね、でも、おなかもすいたわね」と、M子さんが予約しておいた和食の店
に行った。それは、次の記事で。

開演前には、「終わるのが7時半だから、モンブランでも食べておきましょう」と、
劇場近くの「青山フラワーマーケット」でお茶をした。お花屋さんがやってるティールーム
なので、どのテーブルにも、ダリアが挿してあり、テーブルはガラスなので、下の観葉植物
が見えるようになっていた。モンブランはなくて、かぼちゃとさつまいものモンブランもどき。

flowermarket.jpg


nice!(47)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

麻布久徳 [和食の店]

六本木ヒルズで映画を見た後、同じヒルズのウェスト・ウォーク5階にある「麻布久徳」で
夜ごはんを食べた。ふらっと入れる店構えだが、それほど広くないので、予約をしておいた。

もちろん、単品もあるが、10品あるコース(4300円)にした。
前菜は、左から時計回りに、「とうもろこしのすり流し。グラスに入ってスープ状。飲むと
甘さにほっとする。「長芋の養老寄せ」、「キュウリの梅肉和え」、「鮎の山椒煮」、「川エビの唐揚げ」、
「茶豆塩茹で」。お酒がすすみそうなものばかり。
「高畠ワインのスパークリングがあるわ!」と、高畠ワインの名前を知ってるMが言うので、
「嘉」、ボトルを頼んだ。

q1.jpg

あまり、日本酒っぽくなく、麹の香りが薄く、泡がしっかりあるので、飲みやすかった。

お料理は、しっかりたくさんあり満足。
鱧がはいったお椀が出て来たのだが、写真忘れ。
お造りは3点盛り、焼き物は坊ちゃんカボチャに湯葉のグラタン入り。
煮物は、合鴨の治部煮と旬の野菜、いかそうめんと焼きナス、天ぷら(写真が逆)、稲庭うどん。
ここは、秋田料理の店。稲庭うどんは秋田県だったと思い出す。

qtoku.jpg

Q5.jpg q9.jpg

締めは、アイスクリーム。

7品くらいのコースは3300円。女性だったら、それでよさそう。

話題は、もちろん、見て来たばかりの映画「ミッション・インポシブル」(cocoさんの記事参照)
場面の展開が早く、ハラハラドキドキの2時間。期待を裏切らない面白さだった。    


nice!(41)  コメント(15)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理