高級中華料理 維新號 [レストラン(中華)]
暑気払いということで、親友歌姫のプロジェクトチームの集まりがありました。
これは①前菜、手前の左はアワビ。右は中華焼き豚。奥はサラダ。上に載っているのは
松茸。
②かぼちゃとふかひれのスープ。ふかひれがどど、ど~んとはいっていました。
③有頭エビのチリ風味。
④なまこ(海参)、高級中華ではよく使われる食材。コラーゲンがすごく多いそうです。
⑤鴨のロースト
⑥鯉の丸揚げ、野菜あんかけ ⑦3種野菜のあっさり炒め
⑧おかゆ(牛肉、しいたけ、帆立) ⑨点心の写真はとり忘れ (付録:本日のメニュー)
前菜が運ばれてきた時に「お料理の写真、撮っていいですか?」「どうぞ」
他のメンバーもカメラや携帯でぱしゃ、ぱしゃ。一皿、運ばれてくる度に撮影時間がとられました。
「こんなすごいの、しょっちゅう食べられないから、写真撮っておこう」と言いながら。
メンバーのひとり、T氏の太っ腹のオゴリ。(実際のご本人はスマートな紳士)
豪華な食事、ごちそうさまでした。
場所は、東京新宿、伊勢丹別館パーキングビル2Fの「維新號」。中華の有名店。
時々、利用する1500円くらいのランチセットはとてもお得です。
*ここでの話題*
ピアニストのFが「この間、ブルゾンのファルスタッフ行ったんですけど、、」 皆「えっ?」
という顔でFを見る。 Rが「Fちゃんね、最近、オペラに凝ってて、ひとりで行っちゃうの。ファルスタッフだって、高い席買ったのよ」 いつも皆がオペラの話をしているとき、黙々と食べているF
だったけど、これからは話の主役になるかもしれない。
ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション [レストラン(フレンチ)]
夏休みのある日、恵比寿ガーデンプレイスにあるシャトーレストラン
「ジョエル・ロブション」に行った。
シャトーレストランという名前の通り、建物はシャトー(城)ふう。
2階がメインレストランで、インテリアもルイ王朝風。
高い天井に装飾を施した壁、厚手のじゅうたん、椅子テーブルも立派。
1階の「ラ・ターブル」は、カジュアルでモダンな空間。2階よりメニューが少ないけれど、
味はそんなに変わらないと思う
「リーゾナブルな値段のフレンチが食べたい」というSの要望にこたえて行ったのは、
もちろん1階です。
アミューズ(突き出し)の後、まだ何のお料理も来ていません。
テーブルの上はバター皿と、アペリティフ(食前酒)のカンパリ、ワイン。
ワインは各人にあわせて、お店の人が選んでくれたもの。
私には香りのよいブルゴーニュ。
他の2人は、コート・ド・カスティロンと、、、、(わすれた)。そちらのグラスはボルドーのタイプ。
↑は、仔羊背肉のロティ(左)、デザート(右)
前菜のグリーンアスパラとズワイ蟹の雲丹ソース、手長エビのパピヨット(紙包み)もおいしかったけど、写真はなし。
メニューはコースの他にアラカルトもあるので、自由に組み合わせができます。
値段、、ランチはコースで5000円くらい。ワインは別。
ジョエル・ロブションはパリの3つ星レストラン「タイユバン」のオーナーシェフだった人。
この東京店の開店時(12年前)は、パリでも話題になり、私もいろいろな所で「東京のタイユバンに行ったか?」
「評判はどう?」ときかれ、国民的人気?に驚いたものです。
2年くらい前、突然ロブションはパリも東京も店を閉め、六本木ヒルズに「ジョエル・ロブション」を開店。
恵比寿は見捨てられたかと思われていましたが、スポンサーがついて、2年前に再オープンしました。
恵比寿ガーデンプレイスは、サッポロビール工場跡地の再開発。
3階だてというこじんまりした三越デパートがあります。
夏休みイベントで、段ボールで作った紙細工のおもちゃ=ぜんまい部分が電池でくっ、くっ、くっと
動くものを、京都から来た作家さん(千光士義和)が作りながら売っていました。
フレームが反射して光り、うまく撮れていませんが、左下のぜんまい部分が動くのです。
犬の口が動く方がおもしろいのに、と思ったのですが、それはムズカシイのだそう。
犬が「ヤッターマン」の犬みたいで、かわいかったから購入。
ここには、東京都写真美術館もあり、毎回、企画展があります。
20世紀報道写真展、のよう企画が多く、写真に関する映画の上映もしています。
フランスの有名な写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンのインタビュー映画 「瞬間の記憶」
をここで見ました。ふつうによかったです。
その映画に関しては、Cocoさんのサイトでご覧ください。
http://blog.so-net.ne.jp/April2605/2006-07-15
ピクサー展と映画「カーズ」 [展覧会(絵以外)]
六本木ヒルズの森タワーのギャラリーで、開催中の「ピクサー展」を見た。
ピクサー制作の映画「カーズ」がおもしろかったし、CGにも興味があるので、
どうやって作ったのか、プロセスを見てみたかった。
映画「カーズ」には往年の名車がたくさん出てきます。
中心にいる赤いフェラーリの後ろは、1951年のハドソン・ホーネット。
右の方、小さい黄色い車はフィアット500。昔のVWのバスも出てました。
好きなのは、右のアイスブルーのポルシェ2003年。
主人公は、レーシングカーの赤いフェラーリ。ライトニング(雷神)という
ニックネームの通り、速い、速い、突っ走る!でも、ちょっとわがまま。
左上のデッサン画の赤い車が、映画では、成型されて中央の赤い車になっています。
左下の黒いパトカーも、右の映画写真では、黄色いフィアットの後にいます。
映画のストーリーは、ピストンカップで3台の車が同着。優勝決定戦をカリフォルニア
ですることになり、ルート66を通って3台はカリフォルニアに移動。途中、ハプニング
があって、田舎町にい込み、予想外のことに遭遇し、。。
ストーリーをもとにデッサン画を作成。ストーリーボードの作成です。
何枚もの連続した絵でストーリーを追っています。
こうすると、映画を見たときの感覚が自然にわかるからだそう。
次にストーリーボードを紙芝居のような映像にして、会話、音楽、音響をのせ、
ストーリーリールを作ります。
実際に使われたデッサン画、ストーリーボードが展示されていた。
カーズのだけでなく、ファイティング・ニモやバグズライフなど、過去のものも
展示されていた。想像以上にきれいな絵だった。
ピクサー(PIXER)とは、「トイ・ストーリー」「バグズライフ」「ファイティング・ニモ」
などを作ってきたアニメーションスタジオで、創造性は抜きんでています。
ピクサーの詳しい話は、DSilberlingさんのブログをご参照ください。
http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-06-15
夏休みワイン生活 (2) [シャンパン・ワイン・ビール]
★4日目
フランス人と結婚してパリに住んでいるE が10何年ぶりに里帰り。
Nの家で、5人でこじんまり歓迎会。
まずは、シャンパン。ルネ・ジョリィで乾杯
①チーズ盛り合わせ ②生ハム+ピーチ ③はもの梅ソース ④サラダ(トマト、アスパラなど)
⑤枝豆 ⑥あゆ塩焼き
いったんテーブルをきれいに片付けてからメインへ。
⑦手巻き寿司
あわびと赤貝がとびっきりおいしかった。
ワインは Eが持ってきたMr.E の故郷オーベルニュ地方のワイン。
ボルドーに似たしっかりとしたコク。
Eが、「TVから聞こえてくる日本語が乱暴になっているのに驚いたわ。特に女の人が」と言う。
確かに10何年前とくらべたら、、最近は男言葉で話す女の人が多い。
みんな中・高校いっしょで、時々パリでEに会っているので、話に説明がいらない。
⑧水ようかん、梨 で、終電になるからと終了。
前の日から用意してくれたN嬢、ありがとう。テーブルセッティングもすてきで完璧な
おもてなしでした。
★5日目
ロゼッティのネッスンドルマという名前のトスカーナワイン。
オペラ「トゥーランドット」の有名アリア「ネッスンドルマ」(誰も寝てはならぬ)の名前を
つけた白ワイン。昼食です。
そして夜は、シャンベルタン(ブルゴーニュ)のGrand Cru DOMAINE TRAMPET。
いただきものなので、いいワインのはず。飲みやすいけど深みがない。
普段、あまり本を読まないのだけど、友達から借りた「マオ」
「誰も知らなかった毛沢東」という副題の伝記。「ワイルドスワン」の著者ユー・チアンが
インタビューでまとめた本。100ページ読むのに何時間かかったことか。。(苦笑)
読んでいると暗い気分になるので、中断。返そう。
ここで書かれているマオは、頭はいいけど、利己主義でサディスト。
「己を捨てて民のために」なんて欠片もない。ロシアの中国共産主義化政策
に運よく登用され、農民出身なのに自分の出世ばかりで関心がなかった農業政策の
レポートをあわててまとめる。
100ページだから、江青女史(4番目の妻)の登場まで至らず、まだ2番目の妻の所。
これを読めば、映画で断片的に知っているだけの中国近代史がわかるかなと思った
のは甘かった。そういえば著者は「文革」で毛沢東に恨みが。。
本はどの立場で書くかで、ずいぶん違ったものになる。
夏休みワイン生活 (1) [シャンパン・ワイン・ビール]
今週は、夏休みなので、毎日ワインという理想の生活。
オープニングは、シャンパン。ルネ・ジョリィから。
久しぶりのメンバーが3人集まるけれど、仕事帰りで料理の時間なし。
小田急百貨店のトロワグロで、一人用のオードブルセット(ローストビーフ、チーズパイ、
テリーヌなどの盛り合わせ)を人数分買ってきました。
生野菜のサラダの一皿を加えて、まず乾杯。
魚料理は、生かじきまぐろの切り身がきれいだったので買って、オリーブオイルでソティ。
上に、きのこ2種のソティを載せて。
白ワイン「ルイ・ラトゥール」シャルドネ 2000円くらい。
こくがあって、おいしい。
★2日目
オードブルはいわしの酢漬け。大根おろし。きゅうりとトマトは朝収穫。
メインはピーマンの肉詰め。オレンジ色はチーズ。
ワインは、アルザスのピノノワール(Barth Rene) 軽くておいしかった。
Ikubayさんのおすすめ。2400円。
★3日目
ワインは カリフォルニアワインの Lolonis(ロロニス)。
ホワイトハウス晩餐会で使われるワインLolonisの白、普及版。2000円くらい。
チーズは、オランダ産のミモレット18ヶ月。熟成期間で名前が変わるらしい。
ミモレットだから中程度。
皮があるので、夕張メロンにそっくりです。
魚料理は、鯛のオーブン焼き。玉ねぎ、ガーリック、マッシュルームの炒めたものを
上にのせて焼いています。(一人一尾づつ)
★続く
若冲(じゃくちゅう)と江戸絵画展 [展覧会(日本の絵)]
東京 上野 の国立博物館で開催中の「若冲と江戸絵画展」に行きました。
伊藤若冲(じゃくちゅう)は 江戸時代後期の画家。
この画家の名前は、NHKTVの「日曜美術館」で初めて知りました。
「旭日雄鶏図」
色彩が鮮やかです。
「紫陽花双鶏図」は、「聞茶」のCMの背景に使われていました。(井上陽水の歌)
こちらはモザイク画の屏風です。極彩色で動物の楽園を表しています。
6曲1双の屏風ですから、かなりの大きさです。
モザイクは1~2cm四方。マス目の数は86000個とか。
江戸時代にこれだけの色合い! 若冲が先鋭的だったとわかります。
真ん中にいるのは白い象。この時代、写真がないので、見たこともない象や虎を
想像で描いていたのです。そのせいかどの動物もユーモラスでかわいい!
そして、この鶴の屏風のみごとなこと!
鶴の一連の動作を、一筆描きのように少ない線で表し、6曲1双の屏風にしています。
ここに展示されている作品は全部、アメリカ人ジョー・プライス氏のコレクションです。
プライス氏は、石油事業で成功した父親から 「大学の卒業記念にスポーツカーを買って
あげる」と言われたものの、京都旅行で、若冲作品に魅了され、そのお金で若冲を
買い集めます。コレクターになるのです。当時は1ドル360円ですから今の3倍の
ものが買え、さらに、若冲は有名でなかったので、簡単にコレクションができたようです。
最後の部屋は、プライス氏の意見で、屏風などの作品がガラスケースを使わず、
むき出しで、光による変化の照明で見せるしかけになっています。
照明によって、ふる雪がはっきり浮かび上がるなど、変化のおもしろさを見てとれます。
江戸絵画のいろいろな作品が展示されています。
私が興味を持ったのは、若冲の部屋と、最後の照明の変化の部屋の2つでした。
<8月27日まで開催>