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Ariettaという名前のワイン [シャンパン・ワイン・ビール]

  昨日は、友だちFの家でごはん。ちょくちょく会っている大学の同級生MとF
いつも持ち寄り。お料理上手なMがメインディッシュ。Fがサラダ+Something、
私はケーキとオードブルを買う、と役割が決まっている。

F邸のテーブルセッティングはセンスがいいので、写真を撮ろうとカメラを持って出かけた。
でも、歯医者さんで1時間以上待たされ、大遅刻。
着いたら、もう、こんな。



ワインはまだたくさん残っていたから大丈夫。
Mはお料理を運ぶから車なので、テイスティングだけ。競争相手がいない(笑)

                       

「最近ねぇ、ワインの勉強してるから、ちゃんとラベル見てから飲むことにしたの。
あ、写真も撮ろう」
Mが、
「家に音楽好きのFさんにぴったりのラベルのがあったから持ってきたけど、どんなんだか
わからないわよ。カリフォルニアって書いてあるし」

昔ふうの楽譜がついていて上品なラベル。Ariettaって書いてあるから、「アリア」ね。
NAPA VALLEY RED WINE  
H-Block、、、、、、Vineyard と、生産者の名前が書いてあるし、きっといいワイン♪ 
           

すっごい濃厚でした。黒すぐりのように色が濃いから、味もそんな気が。。でも後味がいい。
香り、、ん?

家に帰ってから、調べました。
はっ! 素性正しいワインでした。値段も 159.99$ ,  2万円近い!
H-Blockは、人の名前でなく、HighBlock高地なので、ヨーロッパ風の味のものがとれるそう。
だから、H-Block がつかないと、値段も安くなっていました。109.99$



この写真じゃ、ちょっとわからないけど、おいしかったのが、右、スモークドサーモン、
アボガド、ポテト(くずれてなくて大きめ)のサラダ。
左の海老と春雨、きゅうり、にんじんのサラダは定番。

Mのメインディッシュは、なすのムサカ(ギリシア料理)とパプリカの肉づめ。
パプリカの肉づめは、ピーマンの場合と格段に違って、香りがいいし、
辛味がないので私は大好き。「作って来て!」と頼んでいます。

  

デザートは季節感出して。

 

☆ワインのcdmせんせ、
http://blog.so-net.ne.jp/cuvee-juliez/cepage-champagne#favorite

6月1日にむけて予習しました(笑)


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バルラハ展 [展覧会(絵以外)]

 前回、プラド美術館展へ行った日のことです。
上野駅公園口の改札を出ると、目の前にあるコンサートホール「東京文化会館」の
ロビーに人が大勢いるのが見えました。
↓このチラシが入り口に貼ってありました。

入場無料!とは。。
演奏者の江口さんは、まだ27,8歳のさわやかな人。
説明を交えながら、弾いてくれました。
チェロの低い音色が、心にしみます。

ちょっとわかりにくい曲もありましたが、バッハやコダーイのように聞きなれたものは、
音色の奥行きの深さにゆったりと包まれ、幸せな時間でした。 

アンコールのカザルスの「鳥の歌」は、拍手喝采。
今でも思い出します。

********

プラド美術館展を見た後は、いつもだったら、お茶の時間が長いのだけど、
今日は自販機のココアだけ。

次の目的地は、3分くらい歩いた所の芸大美術館。
当ブログに時々、コメントをお寄せくださる 彫刻や絵がお好きなIkuBay さんのおすすめ
「バルラハ展」。
http://blog.so-net.ne.jp/ikubay/2006-05-11

ちらしの写真です。
    

これは木彫なのです。
仏像のイメージにだぶるのは、「苦行者」という作品だからでしょう。
イタリアの胡桃の木を使っています。

出た所で、ドイツで作られた「バルラッハの生涯」的なビデオを流していましたが、
字幕がないので、わかった言葉は、
ガイストリッヒ(精神的な)、グラウベン(信じる)。
ナチの時代、バルラッハの彫刻作品は非ナチズムとのことで、無残にも壊され、
焼かれてしまいます。

代表作「再会」は、キリストがヨハネを抱きしめている彫刻。2人の表情を見ている
だけで、胸がつまります。

これほどに表情がすべてを語る彫刻は、今まで見たことがなかったです。
バルラッハの彫刻は、メッセージ性のある表情と簡素化された身体。
筋肉は感じられないのです。

↓直線的に身体の動きを表現しています。
               「復讐者」という彫刻。剣をふりかざして。。。



 この展覧会は、もうすぐ終わり。28日までです。(だからあわててアップ)

雨が降ってきたので、早々に家路につきました。

今は、バラの季節ですね。
私が頂いた鉢植えの1本の木を弟が、アーチにしました。






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プラド美術館展 [展覧会(西洋画)]

 今年の5月は雨が多く、五月晴れが見られない。
今日の天気予報も午後は雨。
仕事を午前中にすませて、上野の東京都美術館で開催中のプラド美術館展へ行った。

電車の中の広告や、ちらしの写真はコレ。↓ ティツィアーノの「ヴィーナスとオルガン奏者」



16世紀の絵だから、題材がヴィーナス。でもオルガン奏者の視線が、、(笑)
この時代は窓から見える景色を描くのが流行だったとのこと。

 スペインの首都マドリッドにあるプラド美術館は、すごい数の作品があります。
一日では見れなくて、私は2日がかりでした。さらに翌年友達につきあって行ったので、
かなり絵を覚えています。

今回、東京にこれだけ貸し出しても、大丈夫。プラドには似たような構図の絵が
あるのですから。
この「オルガン奏者」も、向きが違っているのと2点ありました。
会場で一番人気だったムーリ-リョの「無原罪の御宿り」も、似たものが数枚ありました。

ゴヤもベラスケスも代表作は来ていないけれど、準代表作がベラスケス5点、ゴヤ7点。
肖像画で私が興味があったのは「マリア・テレジア」。ベラスケス風の画風だけど、メングス作。
10歳くらいだそう。スペイン王室から、ウィーンのハプスブルグ家に嫁いだのです。
ちゃんともうマリア・テレジアの顔です。

会場はいってすぐにある絵は、エル・グレゴの「十字架を抱くキリスト」
このキリストは、これから磔になるというのに、やさしい澄んだ目なのです。
プラド美術館では、階段を上がって3Fの暗い所にグレゴ部屋があるので、
闇の中で、この絵の白が浮きたってみえていました。
明るい所で見ると、、平井賢に似てる?
       

右の絵は、天使が得意なムリーリョ

まだ写真が発達していない時代に、忠実にアルハンブラ宮殿を描いたこの↓作品は、当時の社会風俗を知るために貴重な1枚だそう。
映画「カストラート」のモデルである宮廷歌手ファリネッリが注文して描かせた作品。


ボデゴンとよばれる静物画や、黒を背景とした花の絵もきれいでした。
スルバランの「ボデゴン」が、光の取り入れ方で白磁の質感をすごくよく出していて
見とれてしまいました。絵葉書を買おうと思ったら、白がクリーム色になってるし、
質感も感じられないので、やめました。絵葉書の色がぜんぜん違うって、時々
ありますよね。

<もちろん館内撮影禁止なので、ここでの絵は絵葉書やちらしをスキャンしたものです>

ブログ友、「りゅう」さんの、この展覧会の鑑賞レポートも参考にしてください。
http://blog.so-net.ne.jp/ryuu/2006-05-18

6月30日まで開催です。今日のような平日でもかなり混んでいました。





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マテウス城のぶどう [旅行(ヨーロッパ)]

 持ち帰りの仕事 で、ワインは飲めないんだけど、
clos-du-meix さんのサイトを読んでいると、ぶどうに想いをはせてしまう。

私が今まで食べた中で一番おいしかったぶどうは、ポルトガルのマテウス城のもの。
  

マテウス城(上の写真)で、開催される声楽のマスターコースに参加する親友に
ついて行った。「
オブザーバー(見学者)制度があるから行こうよ。めったに行かれない
山の中のお城だから」 と言われ喜んでついて行った。

パリで乗り換えてポルトガルの首都リスボンに着くと、もう夜。
夜の山道の運転は危ないから、リスボンに一泊して、翌日、町を観光してから行く
とのこと。空港でレンタカーを借りる。

翌日、夕方、山道を登ってお城の入り口につき、友達が慣れたようすで挨拶すると、
門番さんがガラガラと大きな音のする
年代物の鉄の扉を開けてくれる。

中にはいって、まず見えるのは左右の馬小屋。右手の馬小屋はモダンに改装してある。
今はコンサートホールとして利用してるのだそう。
私たちも最初の夜、マダム・ベルガンサの生徒の演奏会を聴いた。
テレサ・ベルガンサは往年のスペインのメゾソプラノ。
未だに華やかですてきな雰囲気をもっていた。

この写真は中庭。イスラムっぽい回廊式の建物。ここにレッスン室がある。
友だちがレッスンを受けている間、私はこの庭のベンチで鳥のさえずりを
聞きながらぼ~~っとしていた。


 

庭師が何人もいて、いつも手入れをしているフランス式庭園。
向こうに見える白と茶色の石は、マテウス家の「家紋」
そして植栽も家紋の形に。



こちらの写真の建物もレッスン室に使っていた。
庭にいると、レッスンの歌が風にのって、きこえてくる。



もちろんレッスンを見学することもできる。
マーラーの「さすらう若人の歌」を課題曲として持って来た日本人は、かわいそうなほど
何回も何回もドイツ語の歌詞だけ言わされていた。外国人だから発音ダメというのは
許されない。

受講者15人、先生2人。歌のレッスンと発声レッスンを各々の先生につく。
合間には、自分でさらう。かなりハードなスケジュール。
日本人の受講者は3人。初めて会った人たちだが、来るだけでも大変な場所
なので、その苦労話から、すぐ仲良くなる。


見学者は私の他にもう1人。合唱の指揮をなさってる方。
見学費は5万円。宿泊費は別に払う。
夜の食事のときは、お城の御当主である伯爵夫妻も同席なさる。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私たちの宿泊所は、ここから5~6分歩いた所にある新しい建物。

毎朝、宿泊所からここに来るのに、下の写真のぶどうのアーチを通る。
(友だちが写っている部分は、ぼかしをいれました。)


「これ、とって食べていいんだよ。おいしいから~」と友だちが言う。



朝露に濡れたぶどう、冷たくておいしい!かなり大粒でやさしい甘み。
私が今まで食べた中で一番おいしかった。


このぶどうが、ポルトガルを代表するワイン、「マテウス」のもと。
昔は、「マテウス」城のまわりでワインが作られていたので、以前の
マテウスワインのラベルは、このお城の写真だったそう。

マテウスワインは1000円くらいの発泡ワイン。
でも、お城の中、だんろのあるダイニングルームで食べる夕食のワインは、
キャラフにはいった普通の赤ワインでした。


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5月の花、つつじ [ケーキ、チョコ、和菓子、フルーツ]

 今年の5月は、五月晴れと縁遠いような天候。
つつじがきれいな季節なんだけど、今年はぱっとしません。
東京のつつじの名所は、いくつかあるけれど、先週、「根津神社」のつつじを
見に行きました。



向こうに見えるのは、個人住宅。
根津は東大の近く、昔の東京の旧市内ですから、家が建て込んでいます。

この神社は徳川綱吉が建てた由緒あるもので、敷地もわりあい広いです。

 所、変わってうちの庭のつつじ。
根津神社のとはくらべものにならなく、ひっそり。。



 今日、仕事帰りにデパ地下で、どこのケーキにしようかな、とウロウロしていたら、
「カナダのアイスワインフェア」と放送がはいりました。

以前、半年だけ同僚だったカナダ人が 「カナダの名物はアイスワイン。でも日本で
売っていない。高いけど、すごくおいしいから、チャンスがあったら飲んで」と、
何回も言っていたのを、
Taddy さんのブログを読んだとき、はっと思い出し、
http://blog.so-net.ne.jp/tisozaki/2006-03-31

飲んでみたいな、、と思っていたのです。
さっそく購入。4000円くらいでした。

冷やして飲むと、かなり甘くてぶどうの香りいっぱい。芳醇です。
Taddy さんが言ってたように、
梅酒に似た味です。

わいわい、がやがやで飲んで、写真は撮り忘れました。
びんも捨てちゃって、今、あるのは、パッケージの袋と、パンフだけ。。
びんは普通よりずっと細長いのが特徴。

                       


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神奈川県立近代美術館・葉山 [日本の美術館]

 連休は持ち帰りの仕事を抱え、家でマジメに仕事でした。
でも、あきちゃったので、前々からすすめられていた、「神奈川県立近代美術館・葉山」に
海を見ながらのドライブに出かけました。
葉山は、御用邸がある場所で、天皇ご一家が海を楽しまれます。



  県立近代美術館は鎌倉の鶴岡八幡宮の隣にあるのが本館。葉山館は最近できた別館です。
本館は、ル・コルビュジエの直弟子だった坂倉準三の設計。もちろんコルビュジエ風で、日本の
有名な近代建築のひとつです。

葉山は、誰の設計かわからないけど、最新の設備を誇るバリアフリーの美術館。
↑の写真が入り口です。

↓海がよく見えるように張り出して、ガラス張りのレストランがあります。

下へ降りて行くと、もうそこは海岸です。サーファーやウィンドサーフィンをする人たちが
見えました。

何の展覧会をしているのか調べないで行って、はいってみたら、、、私の好みでは
なくて。。。。常設作品
でも見ようと思ったら、ないとのこと。ちなみに鎌倉の本館は
所蔵品が充実しています。

行きは山の方(横横道路)から来たので、帰りは海岸沿いの道134号を。
連休だから混むのは覚悟。
葉山→鎌倉→江ノ島と湘南の海沿いを走る。サザンの歌の場所です♪

途中、江ノ電と平行して走る所がある
のですが、この日は江ノ電に目が釘付けに
なってしまいました。通勤電車より混んでいるのです!いつもガラガラなのに。

ブログ友のyk2さんが、連休中に江ノ電で鎌倉散策をなさったので、そちらも
参考にどうぞ。
http://blog.so-net.ne.jp/ilsale-diary/2006-05-04

帰りは、原宿交差点を過ぎた戸塚、国道1号沿いで目をひく立派な建物の
「崎陽軒」(しゅうまいで有名な店)で、中華ランチ。
↓の写真の玄関をはいると左が中華、右がイタリアンとなっています。
結婚式や会合によく使われているらしい。
中華のランチは、コースで2800円ぐらいでした。




 


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