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パリ 2024年春 [旅行(ヨーロッパ)]

毎日温かいパリです。

17度くらいで散歩びより。

写真は、金色に輝くドームのアンバリッド。

ルイ14世が作った傷病兵の治療施設で、

今は軍事博物館です。

中庭が綺麗でカフェもあります


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数日前には、ここで、元海軍大将、

フィリップ・ドゴールの国葬が行われました。


ここは、夏のパリオリンピックのアーチェリー会場

に使われます。開会式は、セーヌ川を利用して

行われ、エッフェル塔前の広場から、パレードが

始まり、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、

ポンヌフ、アレクサンドル3世橋、オルセー美術館

と巡ります。それぞれの場所で、大がかりな仕掛け

が用意されるそうです。

歴史ある建物を利用した競技会場も期待できそうです。

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ルーブル美術館の中から、撮った写真です。

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2023年パリでクリスマス [旅行(ヨーロッパ)]

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コロナも遠のき、久しぶりに派手なイルミネーションのシャンゼリゼです。

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外にテント張りのテラス席を設けてる店もあります。
昔からあるカフェ「ドーヴィル」Deauvilleに入り、ピザとパスタと白ワイン。
白ワインのお供に日本の
小粒おかき。しけてました。笑。

日没が5時前なので、これは6時頃。このあと家でゆっくり飲みましょう、パターン。


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シャンゼリゼのお店は、古くからあった大きな映画館がなくなり、
トヨタ、ハーゲンダッツ、ムール貝のレオン、など撤退する店が多く、さまがわり。

新しくできて賑わってたのは、オランダの店。RITUALS

入るなり、紙コップでお茶が出され、飲んだので、買いました。
いい香りのものを集めてる店らしく、すすめられたハンドクリームも購入。

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ディオールとヴィトンの前は、入場制限なので、

行列が出来てました。

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ピュイ・デュ・フー(フランスの歴史テーマパーク) [旅行(ヨーロッパ)]

「どこか旅行に行く?」とE子にきくと、「行ってみたいとこがあるの。
ちょっと遠いらしいんだけど。歴史のテーマパークで、ピュイ・デュ・フー
っていう名前。TVで何回も取り上げてるんだけど、規模が大きくて一日じゃ
まわれないから、2~3日必要みたい。」「それ、行ってみましょ!」

普段、パソコンを使わない、メールもしないE子なのに、行きたさ一心で、
パソコンで調べ始めた。思い当たるものがあると2部ずつ印刷をするので、
紙の資料がたくさん出て来た。
パリから南へ264㎞、TGVで1時間半の「アンジェ」という駅で降り、そこから
送迎バスに1時間以上乗る。列車とホテル、2日分の一日入場券を予約した。
列車はモンパルナス駅から乗る。駅の入口の横はマクドナルド。
写真でわかるように、涼しい日だったので、みんな長袖を着ている。
駅の向こうのビルがモンパルナスタワー。
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これはホームにいた列車。楽しそうな塗装。
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日本にも出店している「ゴントランシェリエ」があったので、クロワッサン・ダマンド
とコーヒーを買って列車に乗った。写真中央にある文字「VIENNOISERIE」は、
菓子パンの意味で、クロワッサン
やカヌレ、パンショコラなどのこと。
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「アンジェ」で降りると、大型の送迎バスがいたので、乗って、終点に。
入口で、その日の催し物のスケジュール表と園内地図が配布される。

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入口は2つあるが、送迎バスは正面玄関でなく「Nocturne」ゲートのそばについた。

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ここを作ったのは、ピエール・ド・ヴィリエという資産家の貴族で政治家。
小さい頃から歴史が好きで、歴史のテーマパークを作るのが夢だったそう。
1977年、
ピュイ・デュ・フーというイラクサに覆われた廃城をロワール地域の
ヴァンデ県で見つけ、地元の人の協力を得て、野外劇のテーマパークを作った。
劇の出演者や騎馬などは地元の人がボランティアで協力している。
ピュイ・デュ・フー城は、修復後、30分見学ツァー「城の歴史」をしている。
列に並んで1時間近く待って、中に入った。

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城の中で、刀剣や甲冑、蔵書などを見たあと、見学者は長い廊下の両脇に立って、
衣装をつけた王様と王妃の優雅なダンスを見学。
ドーム型の大きな照明と思ってたものは、なんとドレスの形になっていた。

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ローマ時代のような円形野外劇場は4か所にあり、それぞれ出し物が異なる。
「アーサー王」「ヴァイキング」「鳥のショー」「ジャンヌ・ダルク」の30分劇
が、時間を決めて行われる。
入れ替え制なので、並んで、開始時間20分前から案内に従って入場をする。
最初に行ったのは、「アーサー王と円卓の騎士の物語」の劇場。本格的なセットが
作られていた。開演前の時間、前に立っている人たちが、「いかがですか?」と、
お菓子や飲み物を売っている。

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時間になり、大音量と共に劇が始まった。
ナレーターがコメディフランセーズの有名俳優なので、リズム感あふれる仰々しい語りに
誘われ、すぐに中世の物語の世界に入り込める。アーサー王と円卓の騎士の物語。
中央に黄色い木製の円卓があり、騎士たちが王に忠誠を誓っている場面。
この後、皆が器ごと水に沈んで、話が終了。

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次は、鳥のスペクタクル。
鷹匠のような鳥使いの合図で、遠くから、鷹が飛んできたり、一斉に空を舞ったりする、
動画で見ていただけたらいいんだけど。
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ヴァイキング物語は、平和な村の川に、ある日、いきなりヴァイキングの船が現れる!
村人たちが、火を投げたり、石を投げたりで、立ち向かい、戦い、追い返す。
船は水の上を上ってやってくるし、火が燃えたり、煙が出たりと戦いのようすは、
結構リアル。もちろんの大音響。
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夜は、室内の劇場、コンサートホールで、「三銃士」を見た。
舞台の上を何頭もの馬が駆け回り、何人もの人が剣を抜いて戦い、水も撒かれ大迫力。
フラメンコやスペインの踊りが興を添え、照明がさざめく。撮影禁止なので写真は無し。
舞台の様子はここに動画あり

夜は、ほかに池のほとりで、光と花火のショーがあり、ダンサー1200人が
出演という大パノラマだそう。
フランスは、日没が夜9時頃なので、一日が長く使えるが、私たちはホテルを
隣町にとったので、8時にパークを出た。
地図の上では隣町だったけど遠い。30分以上乗って100ユーロ(チップ込み)。
翌日、また予約しておいたタクシーでパークへ。

見たかった「ジャンヌ・ダルク」
百年戦争の時、英国の占領下のオルレアンで「ジャンヌ・ダルク」が英国軍を追い返す話。
ピュイ・デュ・フーでは、領主の娘が魔力を持つ槍で城を守った。
各村から兵士が集まって出陣のようす。
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疾走する馬に乗っての一人一人順に、アクロバット芸を見せる場面が超迫力。
一人終わるたびに拍手。地元の人が訓練を重ねてできるようになったのだそう。
戦いが始まり、燃える城、城壁をよじ登る戦士たち。

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迫力満点、すばらしい劇だった。時代考証をきちんとやっているのだそう。
これらのほとんどが、地元の人たちの出演ということで、訓練の様子を
TVでやっていたのをE子は見て、行きたいと思ったのとのこと。
なんと年間220万人の入場者があるそうだ。


かかった費用は、飲食代を除いて2人で約16万円。(1ユーロ160円計算)
パリから1泊2日で、
列車(国鉄TGV) 60000円
送迎バス往復   11000円
タクシー(ホテル往復)32000円
入場チケット2日分 30000円
ホテル代   28000円


夏休みなので家族連れが多かったです。ホテル数が少ないので、近隣の町の
ホテルに泊まることになったけど、マイカーだったらタクシー代はいらないですね。
1ユーロが120円だったら、日本で東京からUSJへ1泊で行くのと変わらない値段。
円安は、海外旅にはきついですね。


 




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ランブイエ城(パリ郊外) [旅行(ヨーロッパ)]

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ランブイエはパリの南西50kmの森が多い場所。
ここに住むフランス人のA夫妻から、「夏に来た時、ランブイエ城を案内する」
と言われていた。

ランブイエには14世紀に建てられた美しい城があり、フランソワ一世は狩猟
のためしばしばここに滞在、病のためここで亡くなった。
後にルイ16世の所有となり、王妃マリーアントワネットもここの田園生活を好んだ。
アントワネットは、広大な庭にメリノ種の羊を飼い、羊毛を加工し、高級な
メリノウールを作らせた。写真のフランス国旗が経っている
門の奥に羊の農場が
あり見学ができる(有料)。
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駐車場に車を停め、城の正面入口から入る。
城は何回か修復を重ねている。正面がフランソワ1世が亡くなった居城に
隣接する塔なので、「フランソワ1世の塔」と呼ばれ、現存する最古の部分。
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城の中から見える広い庭は、運河と花壇が美しい。
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内部は豪華。壁のタピ(織物)は、フランソワ・ブーシェが描いたギリシア神話の
絵をゴブラン織りにしたもの。椅子やソファーはルイ15世様式で
刺繡がみごと。
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城は、ルイ16世、ナポレオン1世、3世と受け継がれたのち、大統領の別邸
として使用されている。
1975年に開かれた第一回主要国会議(G6)サミットに、この部屋が用いられ、
その時のテーブルセッティングのまま保存され、テーブルの上には、その日の
メニューが置かれていた。
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広い広い緑あふれる森のような英国式庭園の中に、藁ぶき屋根の小屋がある。
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中がすばらしい。左右の縦の柱はムール貝が埋められ、中央には真珠、帆立貝、
さくら貝などがはめ込まれている。
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拡大すると貝が見える。
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もう一つの小屋は、マリー・アントワネットの「乳製品加工所」で、
ここの大理石でできた「涼気の間」に驚く。正面に洞窟がある。現在、
白い大理石の彫刻があるところは滝で水を流していたそうだ。
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パリ街歩き・リュクサンブール公園 [旅行(ヨーロッパ)]

1,ベルティヨン(アイスクリーム)

パリで一番美味しい老舗のアイスクリーム屋と評判の「ベルティヨン」に行った。
カフェが雰囲気があって良さそうだったけど、満席だったのでテイクアウト。
お店の横でコーンを持って食べてる人が数名。アイスだから溶けるので、
すぐ食べないと、ね。オレンジのアイスとカシスのアイスのダブルにした。
ねっとりするほどコクがあって美味しかった。

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2,ルーヴル美術館
きっと入れないだろうと思いながら、ルーヴルへ行ってみた。
前日、ネットから予約をしようとしたが、カードが拒否されできなったので、直接
行ってみた。閉ざされたフェンスの入り口に立ってる係に「チケットを持ってない」というと、
開けてくれて、「まず、こっちへ」と荷物検査場に案内された。
2:00、2:30と書いたプラカードの所に時間予約の人たちが並んでいた。つまり、
この日は、すいてたので(ストの影響で観光客が少ない?)予約なしのほうが優先入場。

なぜカード不備だったのか、カード会社に連絡をすると、「のちほど、こちらから
連絡をします」で、電話が来るが、時差で日本のビジネス時間はパリの真夜中。
数日後、ようやく電話をとれた。「セキュリティのため停止をしているので、今、
お電話を頂きましたから解除します。海外のサイトでは時々あるのです」
カードを2枚持っていたから停止でも、大丈夫だったけど、海外旅には1枚では不安。
ちなみに、パリでは高いレストラン以外、どこもタッチ決済だった。

ルーヴル美術館見学については、後日、別の記事で。

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3,リュクサンブール公園
2011年に行ったときの記事はこちら。
リュクサンブール公園は、アンリ4世の妃、マリー・ド・メディシスのために造られた
宮殿の庭。アンリ4世亡き後の悲しみをいやすため、生家メディチ家があるトスカーナ
ふうの宮殿で、自然豊かな庭で、建物はピッティ宮に似ているとのこと。
右側の屋根が修理中で白く覆われている。
広い敷地。花に囲まれ、たくさんの彫刻が配置された美しい庭園。

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有名な王妃や芸術家たちの立像がある。彫られた名前をみるとボードレール(詩人)。

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4,サンジェルマン・デ・プレ界隈

泊まってる友だちの家から割合近いし、「パトリック・ロジェ」「ピエール・エルメ」
「レオニダス」「ダローザ」などチョコの店やカフェが多いので、行くことが多い
サンジェルマン・デ・プレ。
今回も、「パトリック・ロジェ」で、缶入り9個15ユーロを購入。
写真は撮り忘れたので、以前の記事で使ったものを再使用。
今回は、新製品で、黄色いドームがあった。ドームはいったいどうやって
作るのかしらと思うほど複雑な味だが、複雑さのハーモニーが素晴らしい。
無料のショッピングバッグもブルーグリーンで厚紙。高級感がある紙袋。
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メトロ「サンジェルマン・デ・プレ」の駅前にある100年以上続いてる老舗
「カフェ・ドゥ・マゴ」。(以前、行った時の記事はこちら
東京・渋谷にも支店があったが、東急百貨店閉店のため4月9日で閉店した。
この日も、「カフェ・ドゥ・マゴ」でランチと思ったが、お店の横に長い列。
時間は丁度12時。「では他に」と道をはさんだ反対側の店「カフェ・ルイーズ」
に入った。(お店のサイトの写真をお借りしました)
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店内は明るくカジュアルな雰囲気で、観光客より地元の人が多かった。
ハンバーガーを頼んだら、ハンバーグパテの焼き加減を「ミディアム?レア?」
ときいてきた。パテがボリュームがあるベーコンチーズバーガー、ポテトつき。
おいしかった。
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肉より魚の友達は、サーモン・タルタル。「当たり!」と喜んでいた。
2人で飲み物は水で55ユーロ(7500円)。日本より高いが、パリでは、
普通の値段と友達は言っていた。


5,ギャラリー・ラファイエット(デパート)
滞在中に必ず行くデパート「ギャラリー・ラファイエット」は、オペラ座の
すぐそば。ドーム状のキラキラ輝く天井が有名。特にクリスマスの時は、
写真を撮る人でにぎわう。

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屋上に行くと、オペラ座がすぐ横とはっきりわかる。改修中なので、
屋根に白い布がかかっていた。写真を撮る人でにぎわっていた。


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私が好きなのは、グルメ館。高級で美味しいものがずらっと揃っている。
スパイスも楽しい。ディスプレイもおしゃれ。
1階はチョコ、ケーキ、総菜など。いくつかの店には、イートインスペースが
あるので、簡単にコーヒーや買ったもので休めて便利。
この日は、イタリア食品の店で、マリトッツオを買って、ダブルエスプレッソ
で休憩した。


6,友達の家で
「今晩、何、食べる?」で始まる夜ごはんの相談。
友達はシャンパンのカシス割り「キール・ロワイヤル」が大好き。
奥に見えてるのが、クレーム・ド・カシスのボトル。

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「あなたのために買っておいたのよ。フィレって書いてあるわ」
友達は、魚系が無いと寂しく、私は肉系がないと寂しい。だから両方、食べる。

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「つぶ貝、売ってたのよ、ボイルのエビもきれいだったから」
ALが来て3人ごはんの日。

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パリ・サントシャペルのステンドグラス [旅行(ヨーロッパ)]

パリで有名なステンドグラスは、ノートルダムとサント・シャペルである。
規模でいうとノートルダムのだが、美しさはここ、サント・シャペルに軍配が
あがる。予約が必要なので、午前中の予約をとった。
入ると、12歳で即位したルイ9世の立像が中央に見える。
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父ルイ8世の死後、若くして即位したため、しばらくは母が摂政をつとめた。
ルイ9世は、後々語り継がれるほど、信仰深く、収集した聖なる遺物を収納するために
ゴシック様式の美しいステンドグラスがあるサント・シャペル礼拝堂を建造した。
内政にも力を入れ、良き王の名声も高かったので、死後、歴代の王でただ一人、
聖人に加えられ、Saint Louis(サンルイ)と呼ばれるようになった。


絶句するほどすばらしいのは、二階のステンドグラス。
当時、一階は庶民の礼拝の場で二階は王族、貴族の礼拝の場であった。
15m
の高さの15のステンドグラスで構成されている。


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正面の「バラ窓」は、1485年にシャルル8世が寄贈したもの。
ヨハネの黙示録の内容が描かれた85のステンドグラスで構成されている。SaintChapell_BaraMado.jpg
バラ窓の横、側面のステンドグラスは、新・旧約聖書の場面が描かれた1,113
ステンドグラスで構成されている。
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左下の絵は、キリスト降誕。マリア様が赤ん坊を抱き、東方から来た博士たちが
贈り物をささげている場面だと思う。
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サント・シャペルの隣は、コンシェルジュリー(CONCIERGERIE)。
中世は王宮であったが、その後、牢獄として使われ、マリー・アントワネットも
ここに幽閉されていた。今は一部が裁判所として使われている。

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左の看板が、幽閉中のマリーアントワネット。絞首台に向かうため白と黒の服装。
手錠をつけられた腕を後ろで交差。牢の外には大勢の民衆。
右は、中世は王宮だったという看板。フィリップ4世の居城だったので、王家の
百合の花の紋章もようの服を着た王が描かれている。

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内部は、元王宮なので、広間がある。今は、がらんどうの部屋が多かった。
当時の牢獄は有料で、支払った額によって部屋や設備が決まったそうだ。
マリーアントワネットの独房も再現され、白髪になった肖像画がかけられていた。

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サントシャペルを出て、夕食のためにシャンゼリゼへ向かった。
まずは、「ラデュレ」で、マカロンを買った。
ブルーのが、「マリーアントワネット」という名前のマカロン。
複雑な味で、美味しいけれど、なんのフレーヴァーかわからなかった。
調べたら、中国とインドの紅茶にバラの花びら、柑橘、ハチミツ。
上にのってる黒い細い棒は紅茶の葉だったのね。

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夕食は、「ラデュレ」の2軒隣の「アルザス」という赤いひさしの有名店。
ここも、フリュイドメールが豪華で美味しいのだが、メニューになかった。
「冬場しかやらないのね」と友達が残念がり、魚貝のクリーム・スープを

頼む。私はパリの定番、オニオングラタン・スープ。かなりのボリューム。

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次、私はカニのサラダ。これは量が少ない。レモンの大きさから想像がつくでしょ。
友達は魚介のサフランソース。
アルザスなのだから、アルザス料理をと、アイスバイン(骨付き豚肉の煮込み、
ソーセージも一緒に供される)を注文したが、大きくて食べきれなかった。
4枚の写真の右側2つはいらなかったと反省。

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もう1回、パリの記事は続きます。


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