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レストラン・フーケ  2017年と2023年 [Paris レストラン・カフェ]

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夏に行ったとき、「次は、クリスマスに一緒にディナーを」とAl..夫妻と約束を
していた。「日にちとお店を決めてね」とEが言うと、「30日の土曜フーケ希望」
との返事。Al..夫妻は郊外に住んでいて、夜は電車の本数が少ないのでランチ希望。

フーケには、バーが併設されているので、ここで食事をするときは、いつもバーで
待ち合わせる。「ごめん、電車に乗り遅れたので30分遅れる」とAl..から電話が
入る。郊外なので、電車が30分に一本なんですって。東京とは交通事情が違う。
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Eは仕事で私は旅行で、各々初めてパリに来た時、行ったのがフーケのバー。
座ったカウンター席の前の壁に、映画俳優の写真が貼られていたのが、強く
印象に残っているが、改装した今もそれは変わらない。
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1899年の創業以来、「シャンゼリゼのフーケ」として輝き続けているこの店は、
シャンゼリゼ通りとジョルジュサンク通りの交差点にあり、ルイ・ヴィトン
の横に位置する。
いつだったかは、絵が趣味の友達のお母さまから「私はパリに思い出が
いっぱいあるの。フーケでお食事をして、写真を撮ってきて見せてくださいね」
と、お金をいただいたことがある。
2017年に来たときは、同行の友達が、「フーケでオニオンスープを飲むと
パリに来た、って感じるの。つきあって」その時の写真を遅いけど今アップ。
オニオングラタン・スープと白ワインにサラダという簡単な食事だったので、
カフェのほうで食べた。けれども、オニオングラタンスープはボリュームが
半端なくて食べ応えがあった。
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その時のフーケ。写真の上のほうが白いのは、工事中を示す覆いの板。
2018年~19年にホテル部分がオープンと英語で書いてある。

カフェの横にフーケ経営の評判の超高級ホテルの入口がある。
カフェは、長年、映画関係者が集まる場所で、セザール賞の授賞パーティー
の会場である。料理は、2018年の改装後、ピエール・ガニェールが
監修をし、現代的なヘルシー志向のものになっているので軽い。

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いつも写真を撮り忘れるから、最初に撮りましょうと記念撮影。

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2月の時と同じくシャンパンつき前菜、肉または魚、デザートのコースにしたが、
値段がだいぶ上がっていた。(と言っても支払いはEのお姉さま。)
カード払いの場合、チップは、10%、15%、20%のどれかを選ぶようになっていた。
前回は自分でチップ金額を書き込んだから、進化したのだろうか。

私が頼んだ前菜は、ソース・アメリケンヌ(海老の赤いソース)の上に、中位サイズの
海老とアボカド、刻みチコリのせ。綺麗でおしかった。メインは牛肉の赤身ステーキ
にした。隣の席のAl..が頼んだ前菜は、アーティショー。茹でてあるので、固い葉を一枚、
一枚、はがして、下の方だけヴィネグレットソースをつけて食べる。食べるところは少し
だけなので、殻入れ用の皿も運ばれてくる。
Al..が、メインを帆立にするから、シェアしようと言うので、お皿に帆立ものっている。
フランスのステーキは、、と言われるけど、これは肉がしまってて味が濃く美味しかった。
デザートはミルフォイユ。締めの小菓子は、ミニ・フィナンシェとチョコ。

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クリスマスだったので、プレゼントに、パリの綺麗な写真が何枚もついた手帳を
頂いた。フランスの文房具はおしゃれなものが多い。
話こんで、3時間以上いたので、外に出たら4時半。5時にシャンゼリゼのイルミが
つくので、それを見ましょうと、お店を見ながら散歩。外国人観光客で道がいっぱい
になるほど人が多くて、はぐれてしまい、携帯で、「何処にいる?」ときくほどだった。
タクシーで帰ったが、渋滞だったので、クリスマスのイルミネーションがきれいな
パリをゆっくりと眺めることができて、いい一日だった。

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