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La Verrière Paris Niepce(ラ・ヴェリエール、ニエピスホテル内) [Paris レストラン・カフェ]

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今回紹介する店は、ヒルトン系列の4つ星ホテル、Hotel Niepce Paris の地下にある
レストランLa Verrière(ラ・ヴェリエール)。
ホテルの宿泊客が終日簡単に立ち寄れるコーヒーハウスの雰囲気。ヒルトン系なので、
英語でOKで、料理もインターナショナルな要素がある。

ランチに行った。まずはシャンパン。サーヴィスの人はイタリア人、しかもワインリスト
には、イタリアワインがちらほら。友達が目ざとく、「セラーにイタリアワインが
多いわ」と言う。出てきたアミューズ(突き出し)は、ライスコロッケ。

ランチは、前菜+主菜+デザートで34ユーロとお得な値段。
どれも3種類の料理から選ぶプリフィックス・スタイル。
前菜は、グリーンピースのポタージュ。蟹のせにした。
日本ふうの器。盛り付けも和風できれいに仕上げてある。

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主菜は牛肉煮込み、野菜添え(ナス、マッシュルーム、ズッキーニ、ポテトピューレ)

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魚好きの友達はヒラメのトマトソースのせオーブン焼き。野菜添え(人参、トレビス)

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デザートは、アイスクリーム、苺、ブルーベリーなどドライフルーツ。

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友達は、寒天ゼリー。柑橘のせ。

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ポタージュは美味しかったが、牛肉は味無し、ぱさぱさなので、この薄いソース
では、、、ケチャップとウスターソースをかけたくなる。デザートはドライフルーツ
の量が多すぎて、持て余す。パサパサ、かさこそなんですもの。以上は私の個人的な
嗜好によるもの。友達の不満は寒天ゼリーの寒天が固すぎたこと。「ほら」と、
笑いながら、スプーンでよいしょと切ってみせた。
「日本人のシェフがいるときいたけど」と友達がサーヴィスの人に尋ねると、
「もう、やめていません」大いに納得。友達は、シェフがいたら、あの寒天は?と
きくつもりだったんですって。「日本人があんな寒天の扱いはあり得ないし、
料理もおおざっぱだったから、イタリア人のシェフに変わったのかしら。お皿だけが、
彼女の遺産ね」と友達が笑いながら辛口批評。
友達はご主人が大きいレストランを2つ経営していたので、フランス料理びいきで、
インターナショナル料理には手厳しい。それなのに、「雰囲気はいいし、近いから、
また来てもいいわね、値段もそこそこで」と合格点。


なぜ、この店に来たのというと、ワイン友のyk2さんが「パリに行くなら」と、
雑誌Figaroの特集記事「パリで活躍されている日本人女性シェフ」を教えて
くださったので、友達と読んで「どれにする?」と決めたのだった。
パリで活躍している日本人シェフは増えたけど女性と限定すると少ない。
以前行ったVirtusは、日本人女性の神崎さんがアルゼンチンジン人のご主人と共同経営
の店。料理に食器に、日本らしさが出ていて良かったのを思い出す。
また行ってみよう。


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