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2023年パリでクリスマス [旅行(ヨーロッパ)]

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コロナも遠のき、久しぶりに派手なイルミネーションのシャンゼリゼです。

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外にテント張りのテラス席を設けてる店もあります。
昔からあるカフェ「ドーヴィル」Deauvilleに入り、ピザとパスタと白ワイン。
白ワインのお供に日本の
小粒おかき。しけてました。笑。

日没が5時前なので、これは6時頃。このあと家でゆっくり飲みましょう、パターン。


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シャンゼリゼのお店は、古くからあった大きな映画館がなくなり、
トヨタ、ハーゲンダッツ、ムール貝のレオン、など撤退する店が多く、さまがわり。

新しくできて賑わってたのは、オランダの店。RITUALS

入るなり、紙コップでお茶が出され、飲んだので、買いました。
いい香りのものを集めてる店らしく、すすめられたハンドクリームも購入。

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ディオールとヴィトンの前は、入場制限なので、

行列が出来てました。

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源氏物語の衣装展 [展覧会(絵以外)]

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昨年オープンした丸紅ギャラリー。
丸紅は、繊維が得意な商社から出発したので、
源氏物語の衣装、十二単を描写された文章から調べ、研究し、再現、現代に蘇らせた。
生糸を晒し、より、染め、織り、物によっては刺繍を施し、仕立てて再現。
これを実践女子大服飾学科の協力で6年かかって完成した。

まず、色が美しい。
実際に着て座っている時のようすなので、畳ニ畳分を使っている。
百人一首のお姫様の図を思い浮かべて下さい。雅な世界。
十二単なので、袖口から、十二の色の重なり合いが見えるが、淡く優しい日本的な色の組み合わせ。
一番上に着るものは、どっしりとした厚地感。絢爛豪華な刺繍が金糸、錦糸で施されていて、
圧倒される。
平安時代にこんな衣装を作る技術、審美眼、日本の
伝統文化は、素晴らしいと誇りにに思った。
12月28日まで。入場料500円,
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玄関ホールには、お正月飾りが置かれていた。

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都美術館から「ブラッスリーレカン」へ  [レストラン(フレンチ)]

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このキリンのポーズ、いいなぁ。加山又造の作品。東京都現代美術館の所蔵。
展覧会の内容を読んだら、行きたくなったので、友達を誘って都美術館へ出かけた。
上野動物園の昔の写真を眺めながら、友達と「小学校のときって、こうだったわね」
などど話したり、動物写真に笑ったり。

開園当初から隣にある芸大の学生たちが授業で、写生に利用したそうだ。
学生の卒業制作の動物園を描いた洋画は大正モダンのようで、掛け軸になった日本画は、
京都洛中洛外図の上野動物園版、細かく描かれ、面白かった。

浮世絵に描かれた画面いっぱいの大きな虎、浅草花やしきにいた象、関東大震災で焼け落ちる
十二階の絵、上野公園での内国勧業博覧会の写真や見取り図など、祖父や父から聞かされていた
情景を絵で見ることができた。昔、動物園は文化的な場所だったのだと改めてわかる。
無料です!


帰り、いつもカジュアルウェアの友達が、その日は、きちんとした格好をしてきたので、
「お昼はフレンチにする?」ときくと、「行きたい」との答え。上野でフレンチ、私が
思い浮かんだのは、ブラッスリーレカン。駅ビルは帰りの電車にも近いから便利。


[ー(長音記号1)][ー(長音記号1)][ー(長音記号1)]

ブラッスリーレカンは、上野駅の中、駅ビル「アトレ」にある。
なんと、昔は貴賓室だった場所。以前行った時の記事があるので、入り口の扉の

写真はそこを見てください。
この店は、高級フランス料理・銀座レカンのカジュアル店で、レカンに比べると
ランチは「前菜、メイン、デザート、コーヒー」で2750円(税込み)と高くない。
この日は、上野の森美術館で開催中の「モネ展」にちなんだモネ展コース4200円
があったので、それにした。
展覧会に出品中の絵をもとにシェフが考案した料理。

1,天使の海老と蓮根のミルフィーユ。
睡蓮の池をイメージ。三種類の調理法の蓮。上から揚げたもの、蒸したもの、低温調理
のもの。間に挟まれてるのは、蓮のムース。上に飾られてるピンクの小さい花はナスタチウム。
ナスタチウムの葉は蓮に似てるので、これを使おうという発想に拍手。周囲にエビを添えて。
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2,真鯛のポアレ アトリエ舟に見立てて
なるほど~、ナスの半割りが舟。舟の帆が大根。アトリエ舟の装備は紅芯大根やナス。
魚はセーヌ川に浮かぶ魚ですか?
おすすめのメキシコの軽い白ワインで。
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アトリエ舟(1874年) モネは間近でセーヌの川面への岸辺の景色の映り込みを
観察するために、舟を改造してアトリエにした。
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3,ノルマンディー風鶏胸肉のソテー
モネの故郷ノルマンディの特産品はリンゴでなので、ポテトのピューレの上に
のせた鶏肉のソテーにリンゴ酒(カルヴァドス)のソースをかけ、リンゴの
コンポート添えている。赤いのは故障の粒。
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4, 積みわらモンブラン
有名な積みわらの絵に見立てたモンブラン。
のってる栗の素朴さ、マロンペーストは、ねっとり。美味しかった。
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5,キャフェ又は紅茶
パン、オリーブオイルも、よかった。
帰りがけに、「よかったらコースターお持ちください。モネ展が100円引きになります」
モネ展は、入場料が初めての3000円超え(土日・祝日)と話題になった。私も連作を
並べての展示は面白いと思うが、3000円にはひるむ。お料理は4200円、ワインを飲んでも
5000円ちょい。高くないのに。
なんと「ワイン持ち込み無料を始めました」と張り紙がしてあった。
夜のディナーに良さそう。



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豪華なラインアップの誕生日ディナー [レストラン(フレンチ)]

誕生日だった先週の土曜日、yk2さんが豪華なお祝いをしてくださった。
「どの店がいい?」ときかれ、奥沢のシェ・シミズと即答。
お料理は美味しいし、持って行ったワインを飲めるんですもの。

あまり広くない店で、シミズさんが一人で調理&サーヴィス。
カウンター席が10座席と4名用テーブル席。本棚に本が並び、図書室の
雰囲気もある。BGMはJazz.
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yk2さんが、持って来てくださったのは、RM(小規模生産者)の「レゾナンス」。
「ピノ・ノワール100%で、ドサージュ・ゼロ、ビオデナミ。今、注目されてる
女性生産者なので、飲んでみたかった。Taekoねーさんに飲んでほしかった」
香りは強くない、上品な香り。一口飲んでびっくり。果実味豊かで甘い!
ドサージュ(加糖)ゼロというのに、この甘さ。シャルドネ100%よりもピノ・ノワール
の割合が多いシャンパンが好みだけど、コクがあって、ふくよかで品が良いのは初めて。
エチケット(ラベル)のイメージが合っている。

最初の一皿 アミューズ
ゴルゴンゾーラ・チーズのムース。
下の円形はブルグル(トルコなど中東で食べられる雑穀)
ゴルゴンゾーラのムースが、シャンパンによく合う。のど越しがよく、しみいる。
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二皿め
白身魚(ハタ)のカルパッチヨ仕立て
細かく刻んだトマトとエシャロットと白身魚の刺身を合えたもの。
身が厚いハタがコリコリして美味しい。好きな食感。
これも白ワインより、シャンパンに合う。
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三皿目
白いんげんとハムのテリーヌ。
やさしく素朴な味なのは、白いんげんだからだろう。
マッシュルーム、蓮、薄切り大根の酢漬けを筒に、みょうが、パプリカ。
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四皿目
牡蠣のムースをヴィシソワーズ(じゃがいもの冷たいクリームスープ)に浮かべて。
牡蠣のムース仕立ては、ここでしか食べたことないがパンにつけても美味しいし、
白ワインに合う。
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牡蠣に合わせた白ワイン。サーモンのイラストがかわいい。
オーストリアの白で、グリューナー・ヴェルトリーナ社のもの。
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五皿目
フォアグラ!フォアグラの周囲はレバームースでだと思うけど。。
イチジクのジャムを添えて。時々、重い(しつこい)フォアグラもあるけれど、
これはねっとり感を残したまま軽い。
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合わせるのは、定番ソーテルヌ。
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五皿の前菜が終わり、魚料理はヒラメのポワレ。
付け合わせの野菜がいろいろ。エビのアメリケーヌソース。

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いよいよ肉料理
ハトのポワレ、ロッシーニ(フォアグラのせ)赤ワイントリュフソース
ハトをこんがり焼いたジビエ料理。上にフォアグラのソテーを載せるのは、
美食家だった音楽家ロッシーニの発明なので、ロッシーニふうと呼ばれてる。
お肉のおいしさが香り高い甘めのトリュフソースでいっそう引き立つ。
付け合わせは、マッシュルームのファルシー、ズッキーニの上に何か、トマト。
かわいい。

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もちろん濃いめの赤ワインと一緒に。
ボルドーのサンテ・エミリオンのシャトー・シマールのグランクリュ(特級)
メルローとカベルネ・フランのブレンド。2012年は当たり年で数々の賞を
取ったワインだそう。
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最後はデザート。BonAniversaire=お誕生日おめでとう

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前菜5皿に魚料理、肉料理。どれにも、ピッタリのワインが飲めて最高だった。
フランスでも高級なメニューでは、必ず、フォアグラが出てくる。今日は、前菜で
出て、肉料理の上にも載って出てきた。

シェフのシミズさんは元「ブルーノート」の総料理長。
昔、私はブルーノートのフレンチごはんが好きで、開演1時間前に行って、
食事をするのが楽しみだった。
だから、yk2さんの記事で、「ブルーノートで一人で何皿もとって食べた」
というのを読んだ時は、同じような人が、とうれしかった。そののち、一緒に
シミズさんのお店で、ワイン&ディナーなんて、思ってもみなかったこと。
いろんな巡りあわせがあるんですね~。ご馳走様でした。


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寿司拓 [和食の店]

西麻布は、高級なお寿司屋さんが多い。
23年度のミシュランの星を獲得してる店は、ここの他に2軒ある。
長年の付き合いのSが「今まで食べたことがないほど、美味しいお寿司」
と言うので、予約を入れ、M子さんと行ってみた。


カウンター席に通された。暑い日だったので、まずはビール。
クラフトビールで、名前は覚えてない。カルピスのようなラベル。
ワイングラスで出てきた。
大将に挨拶。「Sさんからのご紹介で」
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好きなものを一貫づつ注文するのでなく、おまかせのコースになっている。
だから、下の写真のものが、出てきた。
大きな銀杏と石川芋。左は金目鯛、青梗菜、舞茸の炊いたもの。
上の皿は、エボ鯛の棒寿司、かつお、酢ハス、海草、わかめ、ガリ。
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美味しい。絶品なり。
この後、北寄貝、さんま、クエ、こはだ、、、いくつも寿司が出てきたが、写真は撮り忘れ。
気づいて撮ったのは、これだが、なんの魚の炙りか、、。
大将は、陶器がお好きとのことで、この皿は備前焼き。
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その後も、美濃焼だろうか、、いろいろな皿で提供される。
アナゴの白焼き。

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ここで、マグロ。つやつやと光り、おいしそう。

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太刀魚の塩焼き

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このあたりでコース終了。「追加で何を?」
「卵」「鉄火巻き」「シメサバ」
私もM子さんも、ウニ、いくら、生のエビが苦手なので、お寿司を食べる資格なし
と言われたことがある。それらが、なくたって、お寿司はおいしい。

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飲んだのは、おすすめの日本酒で、田中六五。軽い口当たりで食べながら
飲むのにぴったりだった。
美しい女性ソムリエがいて、ワインとお寿司とのマリアージュもやっている
そうなので、次は、それを試してみたいけど。。


閉店は夜中1時。遅い時間に観光を終えた外国人観光客が訪れるそうだ。
大将はハワイのシェラトンホテルにいたので、英語対応ができる。
この店の強みといえよう。

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