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赤坂歌舞伎 [演劇、ミュージカル、Jazz]

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 赤坂のACTシアターへ歌舞伎を見に行った。
歌舞伎座が建て替え中なので、歌舞伎は新橋演舞場でやっているけれど、これは、
新しいことに積極的に取り組む勘三郎の赤坂歌舞伎。
出し物は、落語が原作の「人情噺文七元結」と舞踊「鷺娘」、2つで6時半~8時半。
勘三郎一門が出演。

 人情話では、勘三郎は威勢のよい博打好きの左官屋、その女房を扇雀、娘を芝のぶ
が勤め、勘太郎が少々気弱で誠実な小間物屋の手代、小間物屋店主を坂東彌十郎、
芸者の置屋の老女将が片岡秀太郎という配役だった。

 長身で細い七之助の「鷺娘」は、すばらしかった。身体がしなり、爪先立ちで鳥の足を
表現し、袖を大きく広げて羽根をはばたかせる仕草。衣装も七変化で美しい。感動。

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 歌舞伎座での歌舞伎は、演目が多く2度休憩で、夜の部は4時半開始なので、
仕事帰りに行かれないが、これは6時半開始なので、仕事帰りと思われる女の人
たちが多かった。これなら、若い観客を動員できて良いと思った。

 さて、終わったあとは、歩いて3分ほど、同じ敷地内にある「マキシム・ド・パリ」
の1階、ブラッスリー(軽く飲む店)へ行った。花柄のボトルのツリーに誘われてしまう。

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 テラス席にすわったけど、すぐ寒くなって、店内に移動。梅雨あけ前なので、夜は冷える。
私は、花柄ボトルのペリエ・ジュエを頼んだ。グラスも専用の花柄。ガラス工芸家ガレの描いた花、
アネモネ。友達は「アンリオ」。それぞれのシャンパンの説明を書いた名札が、ついてきた。

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 エスカルゴが、とってもおいしかった。このあと白ワインを1グラス飲んで、さっと帰った。
ウィークデイの夜をこんな感じに過ごせて、華やかで楽しかった。

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4月~5月に行ったコンサートなど [演劇、ミュージカル、Jazz]

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 4月~5月に行ったのは、
①レベッカ(ミュージカル)  2年前シアタークリエで見たものの再演。劇場が変わり、出演者が
                 数名変わるというのも、目新しく、前回と比較ができ、楽しかった。
                   くわしくは、pistaさんの記事をごらんください。

②ワルキューレ(オペラ)  ポルトガルのコンサートに出演したR.Nが、ワルキューレ役だったので、
                 行った。私は2幕から見たけど、AとNはお茶をしてて、3幕に登場。
                 「長いから、R.Nさんが出るとこだけ、見ればいいと思って」
                 
③メリー・ウィドウ(オペレッタ) 二期会と東フィル。黒田博の伯爵がよかった。腰越満美も適役。

④パビリオン(演劇) K子の劇団黒テントの公演。セルビア現代劇。作者ミレナ・マルコヴィッチに
             会うためセルビアの首都ベオグラードへ行ったK子の力のはいった作品。
             悲惨な時代にありながら、明るく生きるパビリオン(アパート)の人たち。
             強烈な個性。K子は明るいマジメなお婆さん役。腰を曲げてのちょこちょこ歩き。
             作者ミレナの好きな演劇は「ヴォイツェック」(オペラ「ヴォツェック」の原作)
             たとえようのない悲惨さが似てるかなぁ。。[雷]

⑤ポルトガル大使公邸でのコンサート
 大使公邸で、「ロドリゲス賞受賞式」のパーティとコンサート。
親友歌姫がコンサートで歌うからと誘ってくれたので、私にも大使から招待状が来た。
5月末だったので、開始時間の5時は明るかった。
公邸は六本木のビルの上のほう。ベランダのガーデンでシャンパンが配られ、
アペリティーフ。眼下は「檜町公園」

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 コンサート終了後は、ポルトと白ワインに簡単なおつまみ。
白い服の給仕さんが、お皿を持ってまわる。
カニと魚のすり身のフライ。軽く揚がってて、おいしかった。

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これは、小さなパイケースに詰め物。これも軽くて美味。

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 ロドリゲス賞は、ポルトガル文化を紹介した本に贈られる賞。
「ポルトガル 革命のコントラスト」を書いた上智大学の一之瀬敦教授が受賞した。
受賞スピーチがよかったし、本もおもしろそうなのだが、忙しくてまだ買っていない。

フリータイムに、大使はピアノの腕前を披露し、R.Nも得意のカルメンを踊りながら歌い、
にぎやかで楽しい夕べだった。 [るんるん] 


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パイレート・クイーン [演劇、ミュージカル、Jazz]

 帝劇へミュージカル「パイレート・クイーン」を見に行った。
「ミス・サイゴン」、「レ・ミザラブル」という大ヒットミュージカルの作者による新作。
16世紀のアイルランドに実在した海賊の女王の物語。

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                (4つ折にしてあったチラシなので、折皺がついてる) 

 海賊の女王は、イギリスの属国として悪政に苦しむアイルランドの窮状をエリザベス女王に
直訴し、自立への道を開いた勇敢で正義に燃える女性。

   詳しくは、こちらをご覧ください。
   
   ブログ友pistaさんは、もう3回ご覧になっています。    pistaさん一回目
                    

 アイリッシュダンスがすばらしい!ミュージカルだから歌をほめるべき、なんだけど、
このダンスには圧倒されてしまう。
アイリッシュダンスは、上半身を動かさずに、足を高く上げたり、タップダンスのように
リズムをとったりと、エネルギッシュ。アイルランドからの遠征4名を含めた32名で踊っていた。
目だっていたのは、遠征チームとタカ・ハヤシ。彼は日本人アイリッシュダンス第一人者。

 女王の恋人役の山口祐一郎にファンが多いので、彼が歌う場面の拍手は特別。
実際、深みのある声がすばらしいのだ。
エリザベス女王役の涼風真世が堂々とした態度で、セリフの歯切れがいい。
「white、、、」と、かなり高音の歌も難なくこなしていた。
海賊の女王役の保坂知寿は、剣さばきなどアクションがみごとだった。
歌も声もしっかりと。保坂さんの「マンマミーア」を見たのは、もう7年も前。

 舞台は、どんどんスピーディに展開していくので、眠くならない、わくわく楽しい。
「聖なる神よ。わが船を守れ」という合唱が、重厚さを添え、海賊らしさを出していた。

 6時15分の開演ぎりぎりだったので、幕間にサンドイッチと缶コーヒーという
簡単な夕食。
今週は忘年会続き。男の人が幹事だから「飲み放題プラン」ばかり。
エレガントではないけど、楽しいから。。

 


 パリのおみやげ。
「ダ・ローザ」という有名な高級食料品店のソーテルヌチョコ。
ソーテルヌという甘い白ワインに漬け込んだ干しぶどうをチョコでコーティングしたもの。
袋を開けると、お酒の香りが、、うっとり。一粒食べると元気になる気がする。

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コーラスライン(ブロードウェイミュージカル) [演劇、ミュージカル、Jazz]

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ブロードウェイからの引越しミュージカル「コーラスライン」を見た。

 初日(12日)だったので、5分前に会場についたら、大勢の報道陣と警備に驚く。
「早紀ちゃん~」とファンから声がかかっているのは、高岡早紀。
前田美波里、叶姉妹、デーモン小暮閣下もいたそうだ。

 「コーラスライン」は、ブロードウェイで記録的なロングランを達成した有名作品。
映画化もされ、日本では劇団四季が公演を行った。

 ストーリーは、ニューヨーク、ブロードウェイの新作ミュージカルのためのオーディション。
最終審査に残った17名。ここから8名が選ばれる。
17名は各人、どんなにこの仕事がやりたいかの自己アッピールをする。
半生を語ったり、踊ったり。。
 ドリスディ、トロイ・ドナヒューなど往年の俳優の名前が出たときは時代背景を感じた。
最後、「呼ばれた者は前に出て」、審査結果の緊張の一瞬。
ジャーン[演劇]  「後ろのラインの者が合格者!」

 オープニングは、「five,six,seven,eight!」のかけ声で始まる華やかなダンスの舞台。
ラストは、有名な曲「One」にあわせて金色の燕尾服姿でシルクハットを手にしての踊り。
これは圧巻。

 ニューヨーク流だから休憩なし。2時間で終わる。
終演後は、同じBunkamura の「カフェ・ドゥマゴ」で、 シャンパンと軽食。
生ハムのサラダと白身魚のフリットをわける。
「ニューヨークで見たときと違って、今日は字幕があったから、話がよくわかったわ」と、
いっしょに行ったN嬢は満足そうだった。

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ザナドゥ [演劇、ミュージカル、Jazz]

 ブロードウェイミュージカル「ザナドゥ」を赤坂アクトシアターへ見に行った。
1970~80年代にはやったオリビア・ニュートンジョンの曲を散りばめたミュージカル。

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 このミュージカルができる前に映画「ザナドゥ」がオリビア主演で公開されたが、
不評に終わった。「曲はいいのにね。。」というわけで、ミュージカルにしたら、
大ヒット。今もブロードウェイでロングランを続けているそうだ。
ラストは、出演者全員がローラースケートをはいて「ザナドゥ」の曲にあわせて
踊りまくる。ミラーボールも登場、ディスコ全盛の時代を思い出して楽しかった。

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 ストーリーは荒唐無稽。Boy meets girlもの。
男の子が女の子に会って、恋して、ちょっと波乱はあるけれど、ハッピーエンド。
男の子(画家、名前はソニー)が好きになった女の子(名前はキーラ)は女神。
お付き合いを父ゼウスをはじめとした神々にお願いしないと、、ところが、
この神々がおふざけで、ゲイだったり、ざぁますマダムメガネをかけていたりと、
濃ゆーいキャラ。
 ソニーはいつも短パン姿という設定。ひざ上10センチくらいならいいのに、下着の
ような短パンで、これがちょっとね、だった。[ふらふら]  (↑の写真の赤いシャツのソニーは
ひざ上10センチのスポーツタイプのですよ。)
 キーラはとてもかわいらしかった。

休憩がなく、一幕1時間30分だけなので、あっというまに終了。
赤坂サカスの「アクトシアター」は、初めてだったけど、見やすい劇場だった。

 昔、私が聴いていたオリビアの「そよ風の誘惑」、「フィジカル」はレコードだった。
最初の頃の曲「Let me be there」は、ウェスタンっぽいカントリー。
友達のギターにあわせて歌ったり、トラボルタと共演した「グリース」を見に行ったり。
絵よりも洋楽(ポップス)、そんな時代もあったんだなぁと久しぶりに思い出した。


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7月大歌舞伎 [演劇、ミュージカル、Jazz]

 7月の歌舞伎を見に行った。
友達(歌姫)が、海老蔵のファンなので、海老蔵と玉三郎という組み合わせは、
「美男美女の組み合わせ、絶対見なくちゃ」って。

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 実にあでやかでしょ。
これは舞台写真。1枚500円也。見ていたら、友達が「買ってあげるから」と、
母のようなやさしい口ぶりで買ってくれた。

 出し物は、「義経千本桜、川連法眼の場」 
玉三郎の静御前が、鼓を鳴らすと、狐の忠信(海老蔵)が、寄ってくる場面。

 実は、この鼓は、狐忠信の母の皮でできているので、母恋しで、鼓に吸い寄せられる
狐忠信。ちゃんと狐っぽい顔つきの海老蔵。母恋しのけなげさがしぐさに表れていた。

 鼓が母であることを静御前に明かすと、母への孝行心に心を打たれた義経は、
静御前を守った功にと、鼓を狐忠信に与える。
狐忠信は鼓を抱えて宙空へと飛び去る。 人気の宙吊りの場面

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 「うれしいな」 という表情で、宙を舞う狐忠信。

 この演目を最初に見た頃は、まだ、宙吊りが取り入れられてなかった。
猿之助が、初めて宙吊りの演出をし、評判になった。
今回、海老蔵は、猿之助に直々に指導を受けたそうだ。

 狐なので、身のこなしが軽く、鴨居から飛び降りて現れる場面もあるが、
そんな高い所からも難なく、勢いをつけて飛び降りてくる。
「年とったらできない芝居」と思った。

 席が前から4番目の花道の隣。
花道を役者が通るたびに思わず、肩をひいてよけてしまうほどの迫力。

 歌舞伎を見に行っても、記事にしないことが多いけれど、これはすばらしかった
ので、書くことにした。といっても、7月31日まで。

 昼の部だったので、歌舞伎座からわりあい近い東武ホテルのティールームで
お茶。アフタヌーンティーセットを2人でわけた。
ここは、ゆったりとしていて、静かなので、結構おすすめ。
携帯のぼけぼけ写真ですが、ま、こんな感じってことで。
ゼリーとチェリータルトとオープンサンド。

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