SSブログ

エリザベート [演劇、ミュージカル、Jazz]

 先週、帝劇へミュージカル「エリザベート」を見に行った。
8月から10月末まで、3ヶ月間というロングラン。
pistacciさん、チョコローズさん、み~ちゃんさんが、ご覧になって記事を書いて
いらっしゃいます。雛鳥さんもお書きになる?

 erizabethe.JPG

 2年前にも今回と同じ「エリザベート」公演があった。見に行って、「おもしろかった」
と、pistaさんの所で、コメントを書いたら、ブログメール(今はもうない)で、「こういう
所がよかったでしょ、それから、こんな所も、、、」と、言われたものの、覚えてない
ことだらけ。しかも最後に「ぜひ、もう一度見てください」。
いっしょに行った友達を誘ったら、「一度でいいわ」と断られた。そんな状況を察する
かのように、またpistaさんからメールが来て、「ひとりで行く人はたくさんいますよ」
さらに、もっと丁寧な観劇チェックポイントつき。背中を押され、やっぱり見たい、と
思い、意を決して出かけた。予習が十分で、2回目だと余裕があって、細かい所にも
目が行き、とっても楽しめると気付いた。だから、リピーターが多いのね、とわかった。
もちろん特定の「あの方」のファンも大勢ね。拍手の大きさが違いましたから。

 さて、今回、キャストが2年前と少し変わった。涼風真世と朝海ひかるのダブル
キャストの主役エリザベートが、瀬奈じゅんと朝海ひかるに、死の帝王(トート)の
山口祐一郎と武田真治のダブルキャストが、山口祐一郎、石丸幹二、城田優の
トリプルキャストになった。
どのキャストだと、どの日にち、というスケジュール表を見て、行く日を選ぶ。私は、
皇太子ルドルフを浦井健治で見れる日にしたので、10月になってしまった。

 ErizaRedolf.JPG

 前回、伊礼ルドルフと浦井ルドルフを見て、私は浦井の方が好きだった。
さらに、浦井は、そのあと、新国立劇場でのお芝居「ヘンリー六世」の主役に抜擢
されたので、演技もすごいのね、と感心した。ルドルフでは、演技より、歌と踊りが
目だってたから。そういうわけで、今回は、演技に注目しようと、浦井バージョンを
選んだ。トートは石丸幹二、エリザベートは朝海ひかる。

 舞台回しの役の高島政宏は年前に続いてなので、早口のセリフがよどみなく、
すらすらーで、聞いていて気持ちよかった。
(追記:私は2年前に初めて見たけれど、東宝の初演は2000年。今回は7回目の
上演なんですって。高島ルキーニは10年目。山口トートも10年目と、pistaさんから
コメントをいただきました。)

 「本日は公演終了後、出演者によるトークショーがございます。そのままの席で
お待ちください」とアナウンス。道理で、ぴしっと満席なわけね。
石丸、朝海、石川禅、浦井の出演者に司会が指揮者塩田さん。
フル出演のフランツ・ヨーゼフ役の石川禅さんが話をリードする。浦井くんが、石丸
トートは、ストレートにびしっと来るけど、山口トートは、包み込むようで、すごく違う。
キスだって全然違うし、演技のタイミングが石丸トートは早い、とウラ話。
同じ脚本でも、演技者によって、変わるものなんですね。

 チョコローズさんが、エリザベートにちなんだヘレンドのマグカップの写真を
出してらしたので、私もウィーンで買ったエリザベートゆかりのアウガルテンの
カップ「ウィンナローズ」と、壁掛け絵皿。バラは一客ごとに手描きです。

ErithaKabe.JPG ErithaCup.JPG

 おみやげにオーストリア製のシシーチョコを買おうと思って出かけたのに、レジの横の棚に
は何もなく、、残念。