エミュのクリスマスランチ [レストラン(フレンチ)]
友達から、おいしいと聞いた店、恵比寿「エミュemuN」のクリスマスランチに行った。
今年6月に開店、秋にミシュランの星を取ったことで評判になった。
ビルの2階、明るい日差しが差し込むこじんまりした店内は、白とグリーンを貴重と
したシンプルなインテリア。
シャンパンはRMの、、名前は忘れ。コクがあって泡も強く、おいしかった。
私はカシスを入れて、キールロワイヤルにしてもらった。
グラスの形がシャープ。泡がきれいに立ち上る。森山ガラスへの特注品だそう。
オードブルは、黒い漆塗りの皿。
来年の干支を意識したうさぎは、手前の白菜のサラダのマスタードソース。
左側は、大山鶏と旬の野菜(にんじん、ごぼう)のポトフのテリーヌふう仕立て。
フォアグラ入り。
ラングスティーヌ(手長海老)とホタテ貝を軽くソテーしたもの。
野菜をあしらって、トリュフ風味のビネグレットソース。
(ちょっと崩しちゃたけど。。)
合わせてもらった白ワインは、ミュスカデだった。
天然鯛のヴァプール(蒸したもの)と、タラバガニ、キャベツを野菜のジュースで
あえたカプチーノ(泡)仕立て。
鴨のロースト。セミドライいちじくのソース。赤ワインは、ブルゴーニュとボルドー。
ボルドーの濃厚さが鴨にはぴったり。
「Joyeux Noel」=Merry Christmasのチョコレートプレートつきの
イチゴのミルフィーユ。チョコレートアイスクリーム。
クリーム・ブリューレと小さいマドレーヌ
どのお料理もバランスがよく、おいしかった。ソムリエ氏2名も気さくで感じが
よく、新しい店で、一生懸命なことが伝ってきた。
シェフは、パリの「ルカ・キャルトン」や「タイユバン」で、修行をし、アグネスホテルの
料理長だった人。ルカ・キャルトンは、ヌーヴェル・キュイジンの鬼才と言われる
アラン・サンドラスの3つ星レストラン。とても豪華な内装の店で、アサヒビールが出資
していたこともあったが、今は、内装も変え、「サンドラス」となっている。
このあと、三越に「中司満夫洋画展」を見に行った。
私は、中司さんの写実の風景画が気に入ってる。今回、パリへ旅して描いたという
「モン・サン・ミッシェル」は、手前が野原、海の向こうにそびえたつ古城、モンサンミッシェル、
広い空。大きな絵ですばらしかった。