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パリ・リュクサンブール公園 [旅行(ヨーロッパ)]

 パリの日曜日はお店が休み。
だから、友達Eが休みの日曜日には、いっしょに公園へ行く。
Eの家の近く、日本に支店がいくつもあるパン屋「ドミニック・サブロン」で朝食。

DominiqueSablon6e.JPG

小さな菓子パン3個とコーヒー、フレッシュジュースで、6ユーロ(720円)。
「これ、安いから、6ユーロって書いてあるとこも入れて撮ってね」と、E。
左上のメニューに6.00€、でも、字が小さいから、この写真では、見えない。
「Ev.は一つしか食べないから、私たち4つずつね」
おいしい! 外にパンを買う人の行列がずっと続いているのが、頷ける。

 こちらは数日前、シャンゼリゼ通りのマカロンで有名な「ラ・デュレ」で。
カヌレを頼んだ。リッチでおいしいので、お気に入り。

Laduree.JPG

  [曇り]  [雨] [曇り] 
 パン屋さんから歩けない距離ではないけれど、バスに乗って公園へ。
リュクサンブール公園は、パリで一番広い公園。入り口に立って眺めると、
奥にある宮殿が霞むほど。ここは、元々は宮殿の庭だった。
今、宮殿は議会の上院が使っていて、時々、企画展が開かれている。
時折、小雨のふる日だったので、ほとんど人がいなかった。

en face a loin.JPG

幾何学的なフランス式庭園だけど、横には並木の続くイギリス式庭園がある。
彫像が多いのでも有名。そして、いくつもの椅子が配置されている。

公園の入り口にある噴水は、数人の合作で、中央部分は、カルポーの
「地球を支える4人の女性像」

statue entrance.JPG

そして、お出迎えは、左右のライオン像。よく見ると愛嬌のある表情でかわいい。

Lion.JPG

庭の右の通路には、フランスの歴史上有名な女性王族たちの彫刻が並ぶ。
Eに、「ほら、わかるでしょ」と言われ、「メアリ・スチュアート?」「そう、高校の時、本読んだ
じゃない。ツヴァイクの」。右は「Jeanne d'Albret」、知らないと答えたら、アンリ4世の
お母さんで、聡明な人」。Ev.は、彫像の名前を読んでは、「○○か」と納得していた。

statue MaryStuart2.JPGJeanne d'Albert.JPG

 少し、横の方には、こんな彫刻も。踊っているような少年。
うしろに、パリの守護神「ジュヌヴィエーヴ」を祀ったパンテオンがくっきりと見える。
パンテオンの地下には、デュマ、ユゴー、ゾラなど偉人の埋葬所があるそうだ。

statue enfant.JPG

「マリー・ド・メディシスの泉」、背の高い木々に囲まれ静か。

Fontana de MariMediti.JPG

雨上がりのプラタナスの新緑は、透き通るようで美しい。
左側の売店が商品を並べ始めたが、まだ人はまばらで、椅子は空っぽ。

des arbres.JPG

イギリス庭園に行った。向こうに見えるのは鹿の彫刻。
左側の白い花は、りんごの花。満開のりんごの花を見るのは、初めて。
ここの椅子も空っぽ。

statue animaux.JPG 
これが、りんごの花。
fleur de pommes.JPG

最後は、宮殿を背にして、入り口、街の方を見たところ。
花壇の花がピンク・紫色系統でまとめられ、きれいだった。

deriere.JPG 

☆パリ在のInatimyさんの「ライオンから続く散歩道」に、リュクサンブール公園の
ことがもっと詳しく書いてあります。写真もたくさんありますよ。


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