中華が好きな友達と [レストラン(中華)]
仙台に住んでいる友達が、東京での仕事を終え、翌朝、熊本に行くため、羽田空港ホテル
に泊まるから、空港で一緒にご飯を食べよう、と言ってきた。
「中華がいいなぁ。昔、時々一緒に行った中華、何て名前だっけ?」
「隨園別館、水餃子と合菜載帽、よく頼んだわね。もう20年も前よ」
なんて話しながら歩いていたら、中華の店「赤坂離宮」があったので、入った。
きちんとした感があるけれど、場所がら、本店よりカジュアルで値段も手ごろ。
(以前行った時の記事 → * )
左下は、インゲン、豚ひき肉、木クラゲの炒めもの。右下は水餃子。
取ったのは、昔、頼んでた料理ばかり。
かなり広い店内。点心を作るコーナーがガラス越しに見えるようになっている。場所柄、
昼間は混むが夜はそれほどでもなとのことで、比較的すいていて、丁寧なサーヴィスが
感じよかった。もちろん、美味しかったし。
飛行機が見えない側だったので、デザートは飛行機の見えるスイーツの店に移動したが、
8時半だったので、一便到着の後、動きがなかったので、引き上げた。
M子さんと日本橋で買い物を終えたら、6時になっていた。
「どこで食べる?」ときいてみると、「私は、新丸ビルの四川豆花飯荘」のよだれ鶏が食べたい
けど、あなたが泣くから」「大丈夫よ。最近、腕あげたから」
実際、クラゲと一緒だと辛さも和らぎ、美味しい。(以前行った時の記事 → *)
半年ほど前に、予約なしで行ったら、1時間近く待ったので、きょうは予約しなくちゃ。
電話番号をネットで探したら、Web予約欄があったので見たけれど満席。「今から
行きたいのですが」と電話をいれてみると、「予約はできませんが、いらして頂けば、
ご案内できると思います。確約はできませんが」
行ったみたら、空席がいくつもあったので、「タクシーで10分後に行くと言ってるんだから、
お席お取りしておきます、って言えばいいのに」、ってM子さん、ちょっとお冠。
スパークリングのハーフボトルで始める。値段が安いハーフボトルなのに、ちゃんと
ワインクーラーをテーブルの上に置いてくれたので、とたんにM子さんの機嫌がなおる。
次、紹興酒のロック。レモン割。写真中央の紹興酒のボトルがお洒落。
写真左が、「よだれ鶏」、右はクラゲ。
下の左は大エビと野菜の炒め、右はインゲンとひき肉の炒め四川風
浮かんでるお茶芸の中国茶で、「やっぱり、ここは美味しいわ」 だった。
銀座で中華2軒 [レストラン(中華)]
昭和24年創業の大きな餃子で有名な店。
いつも店の前は行列だったが、近くのビルに引っ越してから、店が広くなったので、並んでも
長時間待つことはなくなった。
大きな餃子が一皿に8個で1100円。休日は家族連れも多く、餃子とチャーハンまたは白飯の
テーブルが多いが、少し夜も更けると、大人が三々五々、料理を囲んだり、麺類を食べたりしている。
場所柄、中国人のお客さんも多い。
料理は、子供の頃食べたような懐かしい中華の味。
たとえば、「酢豚」に、パイナップルが入っていたり、クラゲは細切れ。
辛いもの好きの友達が頼んだ「よだれ鶏」も激辛と書いてあるのに、さほど辛くなかった。
レモンを別途、頼む。スライスが多いけど、この店では櫛型にざくっと。
「すごい、ひとりで食べちゃう?それとも誰か来るのかしら?」とちらっと見たら、視線が合って会釈。
向こうから「ここ、美味しいですよね」と話しかけてきたので、全部召し上がるのですか?と
きいてみたら、「2つか3つ食べてあとはおみやげで包んでもらい、明日食べるんです」
なるほどー、それなら、一人で2人分頼んでも大丈夫ね。
この店は、気に入っていて、時々行く。
以前に記事にしてるので、ずっと写真を撮っていなかったが、お料理の内容が少し変わったので、
写真を撮ってみた。
左から時計回りに
四川よだれ鶏、 海老&黄ニラ春巻き、 あおりいか&まこも茸の豆鼓炒め、インゲン炒め
よだれ鶏とインゲン炒めが大好きな友達と一緒なので、コースでなく、単品で頼んで、
紹興酒のロック with レモンで。
麻布十番本店のシェフは、NHKTVの「あさイチ」に中華のシェフでレギュラー出演している。
琥珀宮(パレスホテル) [レストラン(中華)]
angie17さんの記事で見て、おいしそう!と行くことにした中華料理、パレスホテルの琥珀宮。
パレスホテルは久しぶり。リニューアルしてから初めて。
お店に入ると、洋琴(中国琴)の音が聞こえてきて、中国ムード。生演奏だった。
重厚な落ち着いた内装で高級感がある。予約しておいたので、窓ぎわの席で、
ライトアップされた東京タワーがよく見えた。
同行のM子さんが、好き嫌いが多いので、コースでなく一品料理にした。
前菜は、よだれ鶏、くらげの2品。メニューに、「くらげの頭」と書いてあったので、
細いヒモ状のでなく、丸まったコリコリっとした部分?ときいてみたら、やはり、そうだった。
維新號で何回か食べて好きだった。この店は、有名な「中国飯店」の経営なので、味も抜群。
東京タワーを見ながら、ビールとくらげとよだれ鶏。これだけで、うれしくて、写真を撮り忘れ。
次、紹興酒にうつって、魚料理。旬の魚「のどぐろ」を使ったお料理がいくつかあったが、
のどぐろと野菜の炒めにした。人参は象さんの形に切ってあった。
次は、肉はやめて、鮑にした。蒸したりせず、生の鮑をそのまま、肝まで使っているので、
味が濃厚で美味しい。
点心、大根餅と海老しゅうまい。
この大根餅は、今まで食べた中で一番美味しかった。ふわっとして大根臭さがなく、
金華ハムの香りが良い。
春巻きとカニしゅうまい。これも美味で、点心だけ食べに来てもいいかなと思えるほど。
野菜つゆそばは、麺が見えないほどぎっしり野菜が入っている。タンメンのような味。
どれもとても美味しく、日本人向きのやさしい味。滋味豊かという言葉が浮かび、
angieさんの「胃もたれしない中華」という言葉がぴったりだった。
老辺餃子館 [レストラン(中華)]
老辺餃子館(ろうべんぎょうざかん)と読みます。
終戦の年、4才までを満州で過ごした長老のいとこから「今年のいとこ会は僕の
満州の思い出にちなんで、新宿の老辺餃子館で開催します」と連絡が来た。
うちは母の兄弟姉妹が仲良しだったので、小さい頃、よく行き来をし、1週間位
泊まったりは常だったので、年が離れていても親しい。
新宿の西口を出て、甲州街道に行く道の所に昔から見えている看板
「老辺餃子館」、変わった名前だなぁ、と思っていた。
実際、行ってみると、ビルの3階。階段が驚くほどの狭さ。(エレベーターもある)
店内は、ちょっと高級な中国料理店の雰囲気。いわゆるラーメン、餃子屋ではない。
3900円のコース(1ドリンク付き)
1、前菜
味付けがおいしい。海老も普通より大きめ。
2、海老とセロリのXO醤炒め。これも美味なり~。
3、蒸し餃子、4種。
皮が厚めで、中がジューシー。こぼれないように気をつけて食べないと。
ニンニクを使ってないそうだが、コクがある。
中国では、餃子といえば、焼き餃子でなく、水餃子か蒸し餃子なのだそう。
もちろん、日本人に合うよう、焼き餃子もメニューにあり、人気だそう。
この辺りで、ようやく、お腹が満足してきて、皆の食べるペースも遅くなる。
4、牛肉、ピーマン、えりんぎオイスターソース炒め
5、青梗菜と椎茸の炒め
6、干し貝柱入り炒飯(写真なし)
7、皇帝鍋 ドラの音と共に、恭しく運ばれてきた鍋。ちょっと大げさだけど期待させる。
鳥の塩味スープだが、実だくさん。野菜がぎっしり入っていた。
8、デザートは杏仁豆腐
お得で実質的なコースで大満足だった。
隣のテーブルに、中国人と見受けられる2人の女性がいた。かなり服装はいいのに、
鶏の手羽先の食べ方が汚い。ガブリ、ぺっ、ぺっと骨を吐き出す。私が見とれていたら、
いとこ(男)も「あの食べ方、すごいよな。きったないなぁ」
他にも中国人らしい人たちがいたので、ここは本場の味なのだろう。
長老のいとこは、父親のアルバムを整理していたら、満州時代に住んでいた官舎の
住所がわかったので、昔住んでいた家を訪ねる旅をしようと思い、ガイドブックを買ったら、
満州の名物は老辺餃子。それは新宿の「老辺餃子館」で食べられると書いてあったのだそう。
それで、食べてみたら、美味しかったので、いとこ会の会場にしたという経緯。
ところが、今、満州旅行は、ツァーの団体旅行のみで、個人旅行は受け入れてない、
とがっかりしていた。
飄香(ピャオシャン)・麻布十番 [レストラン(中華)]
以前、記事にした中華の店、飄香(ピャオシャン)。
銀座三越は支店で、本店は麻布十番。
ビルの地下だが、中華料理の店らしいシックな店構え。
この日は3人で。まず、前菜は、それぞれが好きなものを一品づつ注文して分けた。
M子さんの注文は「よだれ鶏」。よだれが出る程美味しいというのだが、辛い!
ビールに合う。かなり辛いので、写真の右側に小さく見える「つき出し」の
「大豆の甘め煮」が、私には、清涼剤の役目。でも、辛い物は、暑い時、身体
にいいんですよね。
私が頼んだのは、「クラゲの冷製」(写真左)
クラゲが大きめで、ぷりっぷりで美味しい。ソースも品のよい味。
Mr.Mが頼んだのは、どじょうの唐揚げの、、、、。(写真右)
メインの魚料理は、「海老とホタテの塩味炒め」
大きめの海老とホタテが、おいしい。
肉料理は、「東坡肉(トンポーロウ)」、豚の角煮のこと。
ビーフンとチャーハンを頼んだけれど、写真なし。
この店を出てから、2軒目に!、というわけで、Mr.Mが知っている店に行った。
なんと、イタリアン。Mr.Mがメニューを見ながら、選んで、「前菜盛り合わせとピザ・
マルゲリータね」
普通2軒目はバーみたいな所へ行き、飲むだけ。もう食べないのに、えーっ、もう一回、
食べる? Mr.Mは、にこやかに「これ位、はいるでしょ」 私達、ビーフンとチャーハン、
食べたんだから、はいらない、な~んて思ったのに、食べちゃって、私ってすごい、
って思ったのでした。
中国料理 陳(セルリアン東急ホテル) [レストラン(中華)]
中華料理と中国調理の違い、知ってますか?
私も最近、きいたのですが、餃子、ラーメン、チャーハンなどの庶民的な店が
中華料理店で、フカヒレ、北京ダック、飲茶などがある高級な店が中国料理店
なんだそう。中国料理店は四川、広東、北京と分かれてたりしますね。
今回の店は、陳建一の中国料理、高級なほう。
陳建一は、麻婆豆腐の店をたくさん展開しているけれど、ここは別格。
インテリアも黒を基調としたモダンで、オープンキッチンになっている。
初めてなので、秋のコース料理にした。
1、オードブル(帆立、カモ肉、海老)
2、上海蟹入りフカヒレスープ、エスプーマ(生クリームの泡)がけ
3、黒毛和牛もも肉の豆板醤炒め、銀杏と茸と共に。
4、ロブスターのチリソース、舞茸と銀絲捲添え
4、緑の葉っぱが、銀絲捲?何て読むかわからないし、、で、きいてみたら、
イースージェンと発音。別皿にのっていた、花巻のような中華パンのことだった。
チリソースにつけて食べるんですって。
「昔は訊くのが恥ずかしかったけど、最近はわからないことはきくことにした」と
友達が言う。たしかに、ね。答えるお店の人も、きかれてうれしいって感じだった。
5、群馬県産ポークと緑豆のトウチ蒸し、泡菜の酸味をきかせたソースがけ、
中津川栗添え (写真なし)
6、麻婆なすとごはん(写真なし)
7、栗プリン
やはり、いつもながらに途中、写真が途絶えてしまった。
プリンは中華とは思えないモンブラン系の味。栗ペーストが使われているのだろう。
陳建一は四川料理なので、全般に辛めの味だが、香りがよい。
上海カニ入りフカヒレスープが生クリームの味と相まって濃厚で特に美味しかった。
シンガポール、ジュネーヴ、アメリカと転勤し、現在はアメリカに住んでいるKに
ごちそうになった。