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オビドス(ポルトガルの町) [旅行(ヨーロッパ)]


 歌姫一行の到着が一日遅れたため、早くリスボン入りしていたサポーターのM子
は、今、着くか、今、着くかと待っていたので、遠出ができず、近場の観光だけを
すませていた。「だからね、明日は、ちょっと遠いオビドスに行ってみたいの。
つきあってくれる?」もちろん。
オビドスは、中世の城壁が残る町で、リスボンから高速バスで1時間10分の場所。

 バス停を降りると、目の前に階段があり、上がると、もう、こんな景色。
実もたわわなオレンジの木のうしろに城壁が続いているのが見えた。
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 家々は白と黄色でかわいい。どの家も木の枝をこんなふうに壁にとめている。
大きくなって、道に張り出すと、じゃまだからなのだろう。
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 サンタ・マリア広場とサンタ・マリア教会。
15世紀に10歳のアルフォンソ5世が、8歳のいとこと結婚式をあげた場所。
内部の壁は、アズレージョ(装飾タイル)

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 中世のままの石畳の道。ここでも道の左側の木が壁に杭で留めてあった。
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 観光地なので、お土産屋さんが、ずらっと並ぶ。
こんな鉄仮面を売っているのは、中世がウリの町だからだろうか。

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 「眺めのよいテラスあり」と「地球の歩き方」に出ている小ぎれいなレストランが
見つかったので、はいった。
 いつもどおり、頼まなくても出てくるお約束の前菜。フランスパンにチーズを載せ、
オーブンで焼いたものが、香草入りのオリーブオイルに浸かってる。かなりオイリー
なんだけど、おなかがすいてたので、おいしかった。
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 牛肉のワイン煮ベーコンのせ(つけあわせは、じゃがいもとにんじんのケーキ風)と、
なすとパプリカのフェットチーネがパイシェルにはいってるぶんを頼んだ。
ふたりで分けてちょうどよかった。
コーヒーには、小さいチョコがついていた。

 食後は散策。オビドスの町を一望できる城壁の一番高い部分に上った。
これは、下から上を写した写真。

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 今度は、下り。
オビドスは絵になる町といわれてるのを実感した。

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 オビドスの特産品は、「ジンジャ」GINJYA。さくらんぼを漬け込んだ果実酒。
これをチョコでできた杯に入れて飲み、チョコも食べる。
[右斜め下] おねえさんが、チョコ杯にジンジャを注いでくれた。口当たりがよくおいしい。

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 オビドスはチョコの町とか、チョコレートフェアなどの広告があったので、カフェで、
チョコドリンクを飲んだりしていたら、4時過ぎ。帰ることにする。
 バス停のベンチに数人すわっていたので、「もうすぐバスが来るのね」と予測。
これが大外れ。迎えの車を待ってる人たちだったのだ。時刻表がないので、
M子が観光案内所にバスの時間を聞きに行った。6時10分。今からさらに1時間以上
待つ!「ほんとにバス来るのかしら?」と、不安に思いながら、暮れなずむ城壁を
眺めて時間を過ごした。最初に帰りのバスの時間をチェックしとくべきだったわね、と反省。

 オビドスへの入口ゲイトにあるアズレージョを見忘れてたので、帰りに眺めた。
このゲートは敵の侵入を防ぐため、ジグザグになっていた。

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