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トスカ(日生劇場) [オペラ、コンサート、バレエ]

11月9日、日生劇場へオペラ「トスカ」を見に行った。
応援しているテノールの工藤くんが、カヴァラドッシ役で出演するからだ。

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トスカは上演されることが多いオペラなので、私も何回か見ている。
2009年に見た時の記事はここ。→ *
その前は、2000年、歌姫に「直野さんがスカルピア役だから行こう」と誘われて
新国立劇場に行った。今は、直野さんに習った工藤くんがカヴァラドッシ。
歳月を感じる。


物語は、
1800年、警視総監スカルピアの恐怖政治のローマ。画家カヴァラドッシが教会で絵を
描いていると、スカルピアの政敵ゆえに投獄されたアンジェロッティが脱獄してくる。
アンジェロッティを匿っていることを恋人の歌姫トスカに内緒にすると、トスカは隠し事
に腹を立て嫉妬する。スカルピアはトスカを恋人にしたいと思っているので、権力を傘に
言い寄る、、、、

「歌に生き、恋に生き」「星は光りぬ」のアリアと一幕フィナーレの合唱「テ・デウム」
が聴きごたえがある。

座席が一番前だったので、よく見えた。
同行の友達は、スカルピア役の黒田博が「顔良し、歌良しですてきー」と言っていた。
黒田博は文化会館でのワーグナーの5時間オペラ「ニュルンベルグのマイスタージンガー」
の主役ハンスがとても良かったのを思い出す。
工藤さんは、はじめのうち、演技が固かったが、次第に良くなってきて、アリアが
とても良かった。
砂川さんは小柄なので、歌は上手いが私の中ではトスカというイメージではなく、、
林康子、マリア・カラスなど、堂々とした体格の人が合うように思う。


作曲: プッチーニ

指揮 園田隆一郎
読売日本交響楽団

キャスト:

トスカ 砂川涼子

カヴァラドッシ 工藤和真

スカルピア 黒田博

アンジェロッティ デニス・ビシュニャ
堂守 晴雅彦


演出 粟国淳

衣装 増田恵美





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