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さくらんぼの季節 [シャンパン・ワイン・ビール]

M子さんと私は、さくらんぼをシャンパンに浮かべて飲むのが好き。
何より見た目がかわいい。さらに、さくらんぼを入れると沈んで浮かぶ。
その動きが面白い。
 昨年の記事

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いつもポメリーだから、今日は違うのにしましょうと、GOSSET。
ポメリーに比べると、甘くなくて、きりっとさっぱり。初夏にふさわしい。
もう一本は、M子さん持参の1997年のオーストラリアのメルロー。
ボトルが細長くて500ml入り。
M子さん宅のセラーで、ゆっくり寝ていた古酒。

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この日は、一緒に出掛けたので、作りおけるものを午前中に用意。
ワサビ菜のお浸し、アボガドと海老のマヨネーズサラダ、アオリイカのマリネ
(アオリイカも玉ねぎも旬なので)。ローストビーフ、M子さんが買ってきた
麻布十番スーパーナニワヤの焼き豚。
八ケ岳で野菜を作ってる友達が送ってくれたワサビ菜と紫玉ねぎを使った。

このあと、主菜として、鯛をムニエルにして焼いた。



3月の休日の夜、「ピンポーン」と玄関のチャイムが鳴ると、姪が笑顔いっぱいで
立っていた。「え?どうしたの?」「ほら、この前、いいワイン持ってくから、
いっしょに飲もうって言ってたじゃない。持ってきた」


友だちも呼んだから、と2名参加の女子会。
まずは、私がホワイトデーにもらったシャンパンを飲みましょう。
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青いハートのワイン。
「ホワイトデーにこれを送ってくれるなんて、おしゃれだねー。男、男の人でしょ?」


さて、くだんのナパの高級ワイン、ルイス(Lewis)シャルドネ
日本で買うと10000円くらい。
洋梨系の果実の香りで、バランスのとれたふくよかさがあるが、力強い。
ミネラルも感じられた。
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ONDA(オンダ カヴェルネ・ソーヴィニヨン)
ダナ・エステーツ社 日本で買うと29700円らしい。
赤ワインなのでベリー系の香り。豊潤で果実味があるが、力強い。
私の少ない経験からすると、カリフォルニアワインは、フランスワインより
果実味が強く甘みがある感じがする。

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4名で飲み始めたが、1名は1時間ほどで帰り、残った1名は、IT企業で働く
お酒が強い話が面白い人だった。姪持参のカリフォルニアワイン2本は、
あっという間に終わり、そのあと、普通の赤ワインを飲んだら、それは、
たいして美味しくなかったので、急にピッチが止まり、コーヒー・デザート
に移った。

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響・品川店 [和食の店]

月に2回くらいのペースで、M子さんとT夫妻の4人で会食をしている。
いつも決まった店に行っているので、たまには違う所にと言い出したTが、
「この間、M子さんと2人で映画の帰りに入ったあそこがいいじゃない。
広くて、落ち着いてて、食べるものも美味しいし、飲み放題があるのよ」


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響(ひびき)品川店。
品川駅前のビル「Wing高輪」の1階だが、横の坂を上ったほうに入り口がある。
「響」はサントリーウィスキーの名前で、ここはサントリーの直営店。
5300円(税込み)のコースに飲み放題2000円をつけた。
この日は、Tのご主人が体調不良で欠席。女子会となった。


左上、一皿目のいんげんの胡麻和えは、席で胡麻を擦るパフォーマンス付き。
擦りたての胡麻が香ばしい。
お盆にのっているのは前菜。タコの柔らか煮と夏野菜の冷やし鉢。ローストビーフとサラダ菜。
石川県能登の豆腐は手前のタレをかける。
次が刺身盛り合わせ。つぶ貝、鯵、マグロ。その次が、国産牛フィレステーキ。
それから右上:鱧の香梅巻き揚げ。
写真はないが、少量の蕎麦があった。


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飲み物は、スパークリングで始める。2杯飲んだところで、ここはサントリーだから、と
ウィスキーのハイボールにする。Tが「ストレートもください。3人ともね」
つまり、ハイボールを水代わりにしてショットグラスでウィスキーを飲む。
テーブル付きのサービスの人が「この前、あちらの隅の席にお座りになって、、」と
覚えていた。そうよね、ハイボールとストレートのセットを立て続けに3杯頼む
んですもの。これは、飲み放題がお得なわけね。

お料理を追加で頼んだけれど、お会計は9千円しなかった。

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中国名菜「孫」日本橋店 [レストラン(中華)]

日本橋、三越前の「コレド室町」に入ってる孫成順の店。「コレド室町」には、
東宝シネマズがあるので、映画に行くこともあるが、飲食店が多く楽しい。
メトロ「三越前」駅に直結しているので、この日は、上野での展覧会の帰りだった。

孫成順は、TV出演が多いので、知ってる人が多いと思う。
史上最年少で中国料理の最高位をとって、来日した。
北京料理をベースに日本に合わせたヌーベルシノアだが、機をてらったもの
ではなく、どれも美味しく食べられる。

一番お手軽な4000円くらいのコースにした。
前菜3種。
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五目サンラータンスープ。ほどよい酸味。

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黒酢酢豚。野菜無し。肉のみで、柔らかく肉の旨味凝縮。

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青菜と海鮮の炒めもの。白いのはイカ。塩味であっさりめ。

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鮑とブロッコリー。

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細切り鶏肉と青菜のつゆそば。

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デザートは杏仁豆腐。写真なし。


値段の割には、いろいろなものが出て来て、ビール → 紹興酒のロックに
よく合って美味しく満足だった。


中国名菜「孫」は、阿佐ヶ谷駅南口、六本木、国立新美術館そばにも店がある。
阿佐ヶ谷は時々、行くが、店の前にパーキングメーターがあるので便利。
メニューは、日本橋と違うが、酢豚が肉だけなのは、こちらも同じ。
阿佐ヶ谷だけのメニューで、大きな車エビの唐揚げ、甘酢かけが忘れられなく
美味しかった。


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怒れるオルランド [オペラ、コンサート、バレエ]

バロック音楽の代表格であるヴィヴァルディ作曲のオペラ。
イタリアのオペラは、ヴェルディ、プッチーニ作品の上演が多く、次いで
ロッシーニ、ドニゼッティだと思う。
ヴィヴァルディは「四季」が有名で、ヴァイオリン協奏曲は私も小学生の時、
練習した懐かしい曲だが、オペラを作曲しているとは知らなかった。
ヴィヴァルディオペラの上演は、日本でなかったと思うが、今回、DVDで
見て、華やかな舞台で面白かったので簡単にご紹介。

ソース画像を表示


幕が開くと、弦楽四重奏楽団で20~30人編成。中央にチェンバロ。指揮者が
これを弾きながら棒をふる。
幕が開くと、左手にオルランドの姿が見え、右手には、ターバンを巻いたインドの
衣装の召使たち。船を漕ぎ、帆を巻き、大慌て、一斉に海に飛び込む。難破か。
舞台中央が明るく照らし出されると、洞穴のような宮殿に魔女が召使にかしずかれている。
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魔女は、恋人メドーロが行方不明と泣いているインドの王女アンジェリカを慰めている。
勇敢な騎士オルランドは、アンジェリカに一目惚れ。強引に愛を迫る。そんな折、
難破船から命からがら脱出したメドーロが倒れているのをアンジェリカが見つけ、
熱い抱擁を。そこにオルランドが現れたので、アンジェリカは「彼は弟」と言い、
メドーロを逃がす。そして、オルランドに、「私たちの愛のために、『若返りの水』
が欲しいわ。怪物が番をしているけど」と頼み、出かけたオルランドを魔女の采配で
石牢に閉じ込め、その間にメドーロと結婚式を挙げ、2人の名を木に刻む。
白い馬に乗り天から降りてきた騎士ルッジェーロに一目惚れした魔女は、魔力で
彼を虜にする。恋人ブラダマンテは2人の様子を見て絶望。しかし、オルランドの仲間
が、魔女の魔力を解いたので、ルッジェーロは恋人の元に戻り、オルランドは石牢から
脱出。しかし、アンジェリカとメドーロの結婚の署名が刻まれた木を見て、絶望する。

@出演:
Orlando  Sonia Prina
Angelica     Michela Antenuellicci
Aliciana      Lucia Cirillo
Bradamante    Loriana Castellano
Medoro           Konstantin Derri
Ruggiero         Luigi Schifano

オルランド役は、メゾの女性。勇敢な騎士という役柄を無骨な騎士と表現し、
上手かった。特に歌の朗々たる響きが耳に残る。
騎士ルッジェーロもメドーロも、カウンターテナー。
カウンターテナーの高い声にに初めは驚いたが、馴染んでくると心地良い。
特に一幕終わりの方のメドーロの心がにじみ出るアリアがよかった。
主役はオルランドだが、魔女アルチーナの出番が多くアリアも突出して多かった。
すてきだったのは、騎士ルッジェーロ役のルイジ・スキファーノ。
彼のサイトで、このオペラの一部分が見れます。



Luigi Schifano

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