パリ観光2013年春 [旅行(ヨーロッパ)]
今回は、JALの「ビジネス便で行くパリ」というパック旅行で泊まるホテルは、
いくつかから選ぶようになっていた。ルグランは2回泊まったことがあるので、
同じオペラ界隈の「スクリブ」にした。
ルグランに比べると、地味なロビーだが落ち着いて家庭的。
「行きたいのは、サントノーレ、シャンゼリゼ、パッサージュ、ノートルダム大聖堂、
サンジェルマン・デプレ、ルーヴルにオルセー」、これが友達の希望。
ショッピング街は朝は遅いから、まずはノートルダムでしょ、と出かけた。
ノートル・ダム大聖堂は、ゴシック様式を代表する建築で、200年かかって
1345年に完成した。その大きさたるものは、上の写真からもわかりますよね。
巨大なスクリーンがあり、これを見るための椅子席が高い所に作られていた。
新しいローマ法王フランシスコがメッセージを読み上げているところが写ったり
していた。臨時のスクリーンか常設なのかは不明。
聖堂正面のバラ窓の美しさは定評があるが、写真がボケボケ。
「日本語!日本人だけがうるさいの?」と、この看板をじっと見ていたら、
他の言語に変わった。数秒ごとに違う画面になる。おもての巨大スクリーンと
あわせて、ノートル・ダムもコンピュータを取り入れている時代。
「ここは入場料ないのね」と友達が言う。基本、聖堂は無料。
歩いて、サンジェルマン・デプレへ行き、友達の希望のカフェ「ドゥ・マゴ」でお茶。
歩き疲れたから、教会は外から見るだけで十分というので、タクシーでシャンゼリゼに
行った。ランチは、カフェ「ラデュレ」で。デザートにとったケーキには、バラの花びらが
のっていた。
こんな小道にブティックがあったりした。
花壇がきれい。オペラにもなった椿姫がつけていたという「白い椿」があった。
「こういうおしゃれな所、パリらしくていいわ。次、パッサージュに行きましょ」
と期待して行ったら、閉店のお店ばかりのさびれたパッサージュ。では、別の
パッサージュへと行ってみたら、そこもさびれていた。「雑誌にのってるのは
いい部分だけだったのね」と、友達はがっくり。
でも、エルメス本店でお買い物をして、元気になった。
向こうにコンコルド広場が見えるパリらしい景色。
ホテルの入口隣の紅茶専門店がとってもいい香りなので、お茶はホテルでする
ことにした。きゅうすのようなポット。蘭の香りの紅茶を頼んだが、ほっとする
オリエンタルな香りだった。カヌレがついてきた。