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MOSAIQUE(モザイク) 南青山 [閉店した店]

  モザイクは、原宿・表参道交差点の近く、カルティエとプラダのビルの
3階にある。1階にぽつんと飛び出した専用エレベーターに乗って行く。
カジュアルなフレンチで、ボリュームもまずまず、雰囲気もよく、値段は高くない。

 ランチでの待ち合わせ。珍しく私の方が早く着いたので、サングリアを飲んで待つ。
お店のインテリアは、モザイクの壁。オープン当初は、フレンチの超有名シェフ、
ピエール・ガルニェーのミシュラン2つ星の店だったが、提携会社の倒産で閉店。
フランスで修業をしたシェフとソムリエがビストロ・モザイクをオープンした。
インテリアのモザイクは、ガルニェー時代のもの。
(ガルニェーは現在、赤坂のANAインターコンチネンタルホテル36Fに2つ星の店
を持っている)

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 友達が、「「えっ、どうしたの?あなたが早いなんて」と、大げさに驚く。
ランチメニューは、前菜から一品+メインから一品+デザート&コーヒーの
プリフィックス・スタイル。2800円。
前菜には、まぐろのたたきのサラダを頼んだ。

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メインは、ブランド豚のソテー、バルサミコソースを選んだ。
デザートは、3品を選ぶシステム。
私は焼きチーズケーキにレアチーズケーキとマンゴシャーベットにした。

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サングリアをさ、さっと飲み干してしまったので、アルザスの白を頼んだ。
「マグナムがあるんですよ。普通のとは味が違うから、ぜひ、飲んでみてください」
と、すすめられて飲んだ。おいしいので、もう一杯飲んだ。

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ランチは、2980円だったけど、ワイン代がはいったら、8000円になった。
つまり~、お得な感じではなくなった(苦笑)
お料理は、どれも、しっかりとした味付けで、おいしかったです。


自由が丘の「ル・シャポン」へ、もう終わりになっちゃうから、と、白アスパラを
食べに行った。その前に雑貨屋さんでも見ましょと、ぶらぶらショッピング。
リンツのショップ発見。1か月くらい前にオープンしたそう。
チョコレートドリンクを1階で買って、2階のセルフサービス・ティールーム
で飲んだ。おいし~い。友達も私も一気に飲んでしまった。
1階で、普段、高級スーパーでも売ってない種類の板チョコ、ピスタチオの
と唐辛子のを買った。「ワインに合いますよ」と、言われたら、すぐ買うでしょ。

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エメ・ヴィベール [閉店した店]

 かねてから、「すてきなレストランよ。お庭のバラがすてきなの」と、聞いていた
「エメ・ヴィべール」に行った。エメ・ヴィべールはお庭のバラの名前。つぼみの時、
ピンクで咲くと白くなる。
ミシュラン2つ星の店。

 場所は麹町。日テレ別館の裏で、自慢の庭は、日テレの大きな木が借景で、
森に隣接しているかのように見える。一軒家レストラン。

 
 
 黒いパンツスーツの女性が案内してくれる。同行の友達が、「こういう日は、
黒はダメね。かぶっちゃう。。」と、寂しげな表情で言ったので、「ネックレスが、
派手で素敵だから、差、ついてるわよ、大丈夫」と励ます。

アミューズ(突出し)、前菜、スープ、肉か魚、デザートのコースのランチ。
前菜、スープ、メインは4種類から選ぶ。

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手長海老のアンディーブ包み、ハーブのビネグレットソース。
珍しい料理なので、これを選んだ。ビネグレットソースの酸味でさっぱりした味。

友達は、フォアグラ。「すごくおいしい、少し食べてみて」
私もそっちにすればよかった、と思うおいしさだった。

スープは、季節なのでセップ茸にした。美味。
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メインは、鳩胸肉のロースト。各種きのこソテー添え。
脚の部分は手で食べてくださいと、フィンガーボールが来た。
この造形!

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デザートは、栗のクリームブリュレ、アイスクリーム添えにした。

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その後、「お庭をご覧になりますか」と、案内され、薔薇の説明をきいた。
ここの薔薇は、白いものだけ。


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手前にある白い椅子にすわって、写真を撮ってもらった。
ウェディングもしているので、新郎・新婦もここで写真を撮るんだそう。
うしろのバラは、「アイスバーグ」。エメ・ヴィベールとは違う品種。

2階のロビーに案内され、窓から外の見える席で、あらかじめ選んでおいた
プティフール(小さい焼き菓子)で、お茶。

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ゆっくりしていたら、3時をまわってしまった。
「展覧会が終わっちゃうから、急ぎましょう」と、次の目的地、国立新美術館へ
向かった。モダン・アート,アメリカン展は盛りだくさんの内容だったので、
次回の記事にします。

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オリ(セルリアンタワー東急ホテル) [閉店した店]

 *この店は閉店しました。 

毎年6月は仕事が忙しい。違うグループだけど、仲良しの同僚Kとすれ違うたび、
「終わったら、レストラン行きましょ」と、励ましあってきた。
 ( 昨年は※、一昨年は、シャポン、その前は※

 今年は、近くて便利な渋谷のセルリアンタワー東急ホテル、イタリアン「オリ」で、
6時から暮れ行くビルを見ながら、ゆっくりと食前酒の泡を飲む。
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 仕事帰りだとおなかがすいているので、パンをどんどん食べてしまう。
イタリアパン+オリーブオイルがおいしい。
この店は、「Oli」という名前のとおり、オリーブオイルが自慢。
ホテル内を通らず、国道246の歩道橋から入れる2階。高い天井が心地よい。

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 前菜盛り合わせ。
手前左は山イモのグリル。ほくほく、熱々で意外なおいしさ。
パスタ。コクのあるソースがフェットチーネに合う。ベーコン、イタリアンソーセージ
(ピザのトッピングのひき肉)、ドライトマト、トレビス(紫チコリ)。

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 メイン、私はオマールとヒラメのソテーにした。
予想どおり、「おいしゅうございます」、だった。
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 デザート。
カプチーノがかわいい。
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 この店に、だいぶ前、Mrs.Mと来たときは、 「軽くていいわ」と、アラカルトで
頼んで、シャンパンにおすすめのワインを数杯。「こちら、ブルゴーニュで香りが
いい××なので、大き目のグラスで」、「こちらは、、」と、ワインごとにグラスの形
が違って楽しかったけど、会計は予想外に高かった。
だから、今日は、シャンパンでなく、プロセッコ(イタリアの泡)、それにイタリア
ワイン、お料理はコース、と決めていた。案の定、おいしいのに安かった。

 Kは、おしゃれが大好きだけど読書家。それも思想的なものをらくらく読んで、
やさしく説明してくれる。前回は「マックス・ウェーバー」、その前は、、?、
「資本論」のこともあったっけ。今回はなんだろう、と考えてると、「ちょっと前だけど、
『私を離さないで』っていう映画を見て、、」 私も本を読んでから、映画を見たので、
話がはずんだ。アイディアの卓抜性、構成力、投げかけているテーマ、人生と目的、
科学と人間、と、Kが切り口を決めてくるので、忘れかけていたことも思い出せた。
あっという間に9時。「明日、また仕事だし」と早めに帰途に着いた。


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マキシム・ド・パリ(赤坂) [閉店した店]

★マキシム・ド・パリは2015年閉店しました。 

 先月、「淋しいのはおまえだけじゃない」という劇を赤坂ACTシアターへ見に行った。
その昔、TVで人気ドラマだったそうだけど、タイトルすら聞いたことがなかった。
主演の中村獅童、他、草刈民代は知ってるけど、長谷川京子、平岡祐太、、
名前は聞いたことあるけど、顔が浮かばない、、だったのに、とても面白かった!

 獅童が主役。サラ金の取立て屋のあんちゃん、ちょっとやくざっぽい風貌。
ひょんなことから冴えない大衆演劇一座を率いて興行をすることになり、女形の粋な
着物姿で踊りを披露して客席を魅了。さらに、かつらと衣装を着けて連獅子を
踊り、股旅姿の国定忠治に扮したり、と、歌舞伎の十八番の演目も取り入れての舞台。
これは歌舞伎役者の獅童じゃないとできないでしょう、というものばかり。楽しかった。

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 帰り、獅童後援会の看板がある所で、グレー地に白の模様の夏を感じる着物
姿の獅童の母君が挨拶をなさっていた。舞台での女形に扮した獅童にそっくり!
着物姿がとても粋で、歌舞伎界の伝説の姑「小川ひな」さんに育てられたという
話を思い出す品格だった。

 ACTシアターへ行くと、ご飯は、すぐそばの「マキシム・ド・パリ」にしましょう、と
いうことになる。1Fは簡単に飲む所、2Fは、気楽にお料理を楽しむ「ビストロ」
(カジュアル・レストラン)。おなかがすいていたので、2Fに行った。


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 夏なので日が長く、6時は、まだ明るい。
魚貝の前菜(ポテトサラダにサーモンのタルタルのせ、帆立刺身ハーブドレッシング)

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 フォアグラのフラン、トリュフのせ(少し食べちゃって。。)
かぼちゃのポタージュ(上のスプーンもどきを回転させてクルトンをいれる)

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 だんだん、ビルに明りがともってきた。
真鯛のスフレ、上に海老のムースのせ(おいしい!)、野菜。

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 デザートはミルフィーユを選んだ。
ここのミルフィーユは看板商品。おいしいので、デパ地下の店で時々買ったりする。

 見て来たお芝居を、あーだった、こうだったと話しながら、食事をするのは、
楽しい時間。こういうのが、しょっちゅうあるといいけど、震災以来、やはり回数が
減っている。公演数が減ると、アーティストの人たちは収入に直接響くから、経済的
に大変だという話が耳にはいる。芸術は、人々の心が弱くなっているときにこそ必要
なのだけど、発表の場がないと。。


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「パリの朝市」のランチ&メサイア [閉店した店]

 この店は閉店しました。

月後半の某日、親友歌姫と、「パリの朝市・池袋」でランチ。
「華やかに行きましょう」と、シャンパンにフランボワーズを入れてもらった。

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ここは、いつも真っ白なテーブルクロスが気持ちいい。
オードブルは、魚貝のマリネと数種類のハーブ野菜。
ほとんど食べ終わってから、「写真!」と気付いたので、こんなふう。

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 11月なので秋メニュー。栗のポタージュには、刻んだ柿が散らしてあった。
舌ヒラメに何かを巻き込んで。。        USビーフの網焼きふうステーキ

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 デザートは、ケーキ3種類+アイスクリーム。
苺のタルト、コーヒーゼリー、ホワイトチョコのケーキを選んだ。
歌姫は、いつも必ずミルフォイユを頼む。
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 話しこんで、長居をしていると、いつもハーブティーが出て来る。
うれしいサーヴィス。

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 12月4日(土)
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 この建物は、早稲田奉仕園のスコットホール。
アメリカ人で、日本で数多くの建築を手がけたヴォーリーズが設計した築90年の木造。
赤レンガで、中は落ち着いた木。ピアノのあるホールだけど、アーチ型の窓、一部に
簡単なステンドグラスもあって、礼拝堂のようでもある。
私も団員の高校の友達中心の合唱団がヘンデルのメサイアの発表会をここでした。
 メサイアは、キリストの生涯をテーマにした組曲なので、「ハレルヤコーラス」を
クリスマス時期に耳にすることが多いかと思う。
音がよく響いてよい雰囲気の会場だった。私たちは上手じゃないけれど、ソリスト4人と
指揮者がプロなので、聞きにいらしてくださったお客様も寝ずにすんだかと。。


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パリの朝市(池袋) [閉店した店]

 ここの記事を書くのは3回目。(前記事は、ここ
おいしくて、静かなので、親友歌姫と私の定番だけど、今回初参加の広尾族M子さんから、
「池袋なんて、はじめて降りたわ」と言われてしまった。ピアニストFも来てくれた。
駅直結の池袋・東武デパート15Fにある。

 アミューズは、ずわいカニと冬瓜の冷製、ゼリー寄せ
前菜は、うなぎの網焼きと夏野菜、バルサミコソース

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 北海道産スイートコーンの冷たいスープ 
長崎のメジナのポアレ ズッキーニとトマトのコンフィ添え

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 牛肉の煮込み、野菜添え。
デザートは、7種類のワゴンサービス。私は5種もとって、アイスも2つと頼んだ。
この店のデザートはおいしいので、今日はたくさん食べたいと思って、うなぎや牛肉は、
ほかの人にあげたから。

 ワインは、「ボトルでとりましょ。taekoちゃん、決めて」と言われ、値段も考えて、
ワインリストから選んだ。白は、ブルゴーニュ、ヴェルジェのグラン・エルヴァージュ。
赤は、ジル・ブートンのシャサーニュ・モンラッシェの赤。白ワインで有名なところだけど、
赤も果実味がフレッシュで、おいしかった。今度、家飲み用に買ってみよう。
ソムリエさんも、「いい選択ですね。このジル・ブートンは、僕も一押しなんですよ。
花柄、かわいいですしね」と言ってくれた。

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 チーズは、ワゴンサーヴィスで、コースとは別値段。
ロックフォールチーズにハチミツを少しつけて食べるのをすすめられ、試して
みたら、おいしかった。ハチミツにも、こだわりの説明があったけど、忘れました。
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 お店が閉店になったので、近くのメトロポリタンホテルのバー「オリエント・エクスプレス」
に移動して、少しの間、話のつづきを。ここでは、「ボンベイ・サファイア」を飲んだ。[バー]


 [るんるん]ショパンコンクール壮行会のコンサートに行った。
実川風(じつかわ かおる)くんと、永野光太郎くんのふたりの演奏。
同じような年頃なのに、ふたりの演奏スタイルはかなり違う。
ショパンコンクールは、ショパンの故郷ポーランドのワルシャワで、5年に1度開かれる
権威ある国際コンクール。17~32歳と年齢制限がある。審査員長は、アンジェイ・
ヤシンスキ、審査員は、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイソン、アダム・ハラシェビッチ、
ネルソン・フレイレ、小山実稚恵など、かつてこのコンクールに入賞したピアニストが中心。
予選はすでに終わっていて、81名の出場者が選ばれ、日本人は17名。
本選は、10月2日から始まる。

 風くん、光太郎くん、がんばってね[リボン] 


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