モニュメント・ヴァレー

３泊４日の旅の２日目。
泊まったのはモーテル。映画でよく見るようなタイプ。
この外観だと日本のアパートみたいだけど、小ぎれいでこざっぱりしていた。
Ouray Inn　という名前で、4人で1泊360ドル。一人約1万円（朝食つき）。

朝食後、近くの紅葉の名所に寄ってから、この日の目的地「モニュメント・ヴァレー」に向かう。
モニュメント・ヴァレーを始めて知ったのは、いつだったろうか？
赤茶色の砂漠の中に建つモニュメント（記念碑）のような岩山、テーブル型の台地、古代遺跡？
と思ったら、2億7千万年位前の地層が風化・浸食によって、このような形の岩山を形成したのだそう。
赤茶けた土は、ロッキー山脈から流れ出る川の水が鉄分を多く含んでいるから。

この辺りには、先住民のナバホ族がトウモロコシ畑を作って住んでいたが、ここを観光地
として開放するために、別の場所に居留地を設け移転してもらい、観光ガイドや土産店
などの仕事を優先的に斡旋した。今でも一部はナボホ族の管理地域になっている。
世界中から観光客が訪れる人気の場所で、日本からもラスベガス経由のツアーがある。

今日は、平地を走る。４～５時間、どこまでも真直ぐ、広々とした平原の中を走る。
遠くに岩山が見えてきた！いよいよ目的地。期待が高まる。

雲の様子が刻々と変わり、見ていて飽きない。
雨雲が去った後には、虹があらわれた。
手前の草は、セージ。黄色い花が咲く。この砂漠のような荒地には、セージしか育たないそうだ。

ゲートがあり、入場料を払って入る。入場料は車１台２０ドル。
広いので、車でないと見て歩くのは不可能だし、徒歩は禁止。
いくつかのビューポイントがあるが、有名なのは、映画監督ジョン・フォードが撮影にしばしば
使ったという場所、ジョン・フォードポイント（John Ford's Point）。
多数の映画やCMの撮影に使われた。西部劇でインディアンが岩陰から出て来て、、なんて場面かな。

3つの突き出した岩のタワーが、3人の修道女がベールをかぶっているように見えるので
「スリーシスターズ」と命名されている岩はかなり大きくどこからでも見える。

トーテム・ポールは高さ約250m近くある細い岩。

この公園内で働いている人は、ナホバ族が多い。赤いシャツのナホバ族のおじさんが、自分の馬に
客を乗せて辺りを一周してくれる。もちろん有料。

だんだん日が落ち始めて来た。
夕陽をあびた写真を撮るために、撮影スポットに人が集まってきた。
皆で、太陽が沈むのを待つ。
きれいな夕焼けを背景に一枚。　　
これは部分だけど、実際は、広い平原に点在するいくつもの岩山、幻想的な景色。
来てよかったと思った。

写真は小さいサイズがスマホ、横長サイズが一眼カメラで撮ったもの。

コメント 10

広大な景色、アメリカですよね。
2枚目のお写真を見ながら
息子の運転で、ロスからラスベガスに向かったことが甦ってきました。
自然の大きさを感じたことです。
岩山の光景も、自然が作ったモニュメントのようで
見入ってしまいます。
by アールグレイ (2017-10-28 14:05) 

おぉ～！素晴らしい！！
まるで映画の中の風景を見ているようです。
by よしころん (2017-10-28 19:41) 

アメリカは広いですね～！自然の雄大さを感じます。日本にはまったくない風景でとても興味深いです。
アメリカはすごいからこそ、いいリーダーが必要ですね！

by coco030705 (2017-10-28 19:46) 

「モニュメント・ヴァレー」素敵です。私の夢はアメリカ横断ウルトラクイズで優勝することだったので、ここは「ばらまきクイズ」で通る難関！？いつか行くべきところと思っていました(^^)
壮大さがハンパないので日本人はこの景色の経験がないから自分の縮尺がわからくなる！知り合いが言っていました。まさに本当の「絶景」ですね(^_-)-☆
by コザック (2017-10-29 00:53) 

「４～５時間、どこまでも真直ぐ」って日本では体験できないことですね。さすがコロラド、さすがアメリカです b^^
運転している人が眠くならないかと、少し心配ですが ^^;
最後のお写真、良いですね。写真も素敵ですが、この光景を実際に見ることができたなんて、とてもうらやましいです。
西部劇、ジョンフォード、ジョン・ウェイン、急に見たくなってしまいました。　^^;
by moz (2017-10-31 08:38) 

まるで他の惑星に来ているかのよう＾＾。　
見慣れぬ風景の写真に圧倒されて、只々じーっと見入るだけでした。
4枚目の写真、特にお気に入りです。
夕陽の赤に染まった岩、美しいですね。　
日没後、ひょっとして真っ暗になってしまうのかしら・・・街灯も見当たらないし、
車のヘッドライトだけ？ 大勢で行かないと心細くなりそう＾＾；。
by Inatimy (2017-10-31 17:00) 

昔西部劇でよくみた、ジョン・ウェインの出てきそうな風景ですね。
by gillman (2017-11-05 09:21) 

「モニュメント・ヴァレー」は広くて巨大ですね。
ここで、運転されたんですか？気持ち良さそうですね。
お忙しそうですが、次も期待していますヨ～！。
日本シリーズも終了して、ストーブリーグの季節ですね。
大谷選手アメリカ行き始動ですね。注目しています。

by 匁 (2017-11-08 09:23) 

お返事が遅くてすみません。
▲アールグレイさん、ロスからラスベガスですか。いいですねー。モニュメント・ヴァレーはラスベガスの割合近くです。だから、景色も似てるのでしょう。息子さんが外国にいらっしゃると、思い出に残るドライブが出来ますね。親子で、っていいですよね。うらやましいです。

▲よしころんさん、そう、私も映画をいろいろ思い出しました。ルート６６でアメリカ横断をする「カーズ」、ディズニーのアニメですが、景色はまさにアリゾナのこの荒涼たる岩山の中をひたすら走る、でした。空の雲が刻々と変わるので、雲を追いかけて見ていても退屈しないほどです。

▲cocoさん、広さを実感しました。モーテルって映画によく出てきますよね。「キャロル」で、ケイト・ブランシェットが運転してルーニー・マーラと旅に出る。モーテルに泊まる場面。こういう感じのモーテルだったって思い出しました。
＜アメリカはすごいからこそ、いいリーダーが必要ですね！＞→　大きい拍手。
その通り、です！


by TaekoLovesParis (2017-11-11 17:43) 

モニュメント・ヴァレー、こちらのお返事も滞ってました。すみません。
▲コザックさん、アメリカ横断ウルトラクイズ、見ていたけれど、モニュメントヴァレーが出てたのは見なかったのか、覚えてないのか、、だったので、探して見ました。懐かしの福留さんの声での司会、回答者はここをマラソンしてました。教えてくださってありがとう。
まさに絶景でした。こういうのを見始めると、はまりますね。イエローストーン国立公園もよさそう、って思ってます。

▲mozさん、どこまでも果てしなく続く道を経験しました。
そうですね、眠くなりそうですね。私は助手席で見張ってる係でしたが、運転手くんは昔、ラリーに出たりしてた車好きで、私たちを乗せているという緊張感もあって眠そうな気配はありませんでした。
ここは日没と日の出を目指して、写真を撮りに繰る人が多いそうです。だから、ホテルが施設に付属してあるんです。雲のようすが刻々と変わって、幻想的ですてきで、昼間の西部劇の雰囲気とかなり変わります。見飽きず、真っ暗になるまで、いました。

▲Inatimyさん、４枚目の写真、道を走る車の大きさから、岩（モニュメント）の巨大さがわかるでしょ。夕陽が美しく、ずっと眺めていました。真っ暗になると、駐車場に街灯があるのがわかりましたが、数が少ないので、かなり暗かったです。日の出を見るために、ここのホテルに泊まる人が多いのか、日没後、いっせいに車が駐車場から出るということはなく、ぱらぱらと、でした。
ヨーロッパにない景色って思いました。

▲gillmanさん、そうです、ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の「駅馬車」の撮影地です。「駅馬車」のポスターにも遠景にモニュメントヴァレーが映ってます。帰国後、「駅馬車」をもう一度、見ました。アパッチが襲撃してくるのも、この場所ならでは、です。

▲匁さん、モニュメント・ヴァレー、今、思い出しても、行ってよかったです。
アメリカ映画には、時々、登場する場所なので、これからも映画を見てると、出てくる時があるのでは、と思ってます。

大相撲九州場所、明日、千秋楽ですが、今回は、日馬富士の貴ノ岩への暴行問題が世間を騒がせていますね。貴乃花親方と相撲協会との対立もあって、どうなるのかは、これからの捜査待ちですね。

大谷が大リーグへ行った後の日ハムには、清宮が背番号21で入団決定。
活躍が楽しみですが、すぐはムリ？
by TaekoLovesParis (2017-11-26 01:37)