オルセー美術館 [☆彡Paris 美術館]
オルセー美術館は、ルーブル美術館とセーヌ河をはさんで対岸にあります。
歩いて行ける距離ですが、同じ日に２つを見るのは、かなり疲れます。
オルセーは、１９００年のパリ万博の時に、万博見物の人たち用にできた駅舎＆ホテル
を改造して、１９８６年に美術館になりました。堂々とした建物です。
対岸から見ると、「PARIS ORLEAN」と外壁に書いてあるのが読めます。
オルレアン鉄道会社の駅だったのです。
外側から見た建物の写真は、ｙｋ２さん のがいいので、見てください。
これは２００５年夏に友達５人で行ったときの写真。
（私が撮った写真なので私ではありません）
入り口（チケット売り場）は、右側の Musee d'Orsay （オルセー美術館）と書いてある
茶色のついたての後方。いつも、ずらっと並んでいます。
この時は、２０分くらいではいれました。
中にはいってすぐは、彫刻です。そして建物のみごとさにも目を奪われます。
特に貴賓室は、贅を尽くしていてすばらしいです。
このあたりは、Ikesan のブログをご覧になってください。 とにかく、写真がすばらしいですから。
２階の絵画コーナーは、印象派とそれ以降のナビ派などが中心。
マネ、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ゴギャン、ルノアール、ロートレック、シスレー、スーラ、、、。
今、日本（神戸展は終了、２７日から東京都美術館）で大々的な「オルセー美術館展」
が開かれているので、印象派の有名な作品をめざしていくと、「ない！」のです。
絵の展示方法は、時々変わります。 以前に行ったとき、おもしろいなと
思ったのは、↓の写真。 どれも対になっています。
１、ルノアール（左：都会の踊り 右：田舎の踊り）
２、モネ （左も右も 日傘をさした婦人）
３、モネ（左：すいれんのある池、ばら色のシンフォニー
右：すいれんのある池、緑のシンフォニー）
画家がおなじようなテーマでいくつも作品を描くことが、わかりますよね。
モネの「日傘をさした婦人」の子供もいっしょにいるぶんは、ワシントンのナショナルギャラリー
にあります。
同じくモネの「日本風の太鼓橋がはいっているすいれんの池」の少し違うぶんも
ワシントンナショナルギャラリーにあり、ワシントンでこれらを見つけたときは、思わず
ほほえんでしまいました。
アールヌーボーの家具の展示部屋もあります。
みごとに曲線を描いていますね。
レストランは宮殿風のインテリアのすてきなのが、中２階にあります。
（ｙｋ２さん が写真を撮っています）
友達といっしょのときは、ゆっくり、ここで食事をしますが、ひとりのときは、
上の方の階のカフェとか、カフェテリアで食べています。
オルセーいいですねー
若いときには気づかなかった魅力に
出会えそう！今すぐにでも行きたい！
by Wino (2007-01-22 21:29)
taekoさん、リンク貼って下さってありがとうございます。
でも僕はルーヴルもオルセーも「つづく」つもりでいたクセに、ずっとそれで止まっちゃってる記事なので、なんか、ちょっと冷や汗かき気味です・・・（苦笑）。
ところで奈良美智さん・・・ぢゃなくって（笑）、ベナールさんちのフィリップくんにはちゃんと会えたんですか？（＾＾。
by yk2 (2007-01-22 22:00)
winoさん、絵って不思議ですよね。若いときとは違ったものが好きになってくるから。私は若い頃、ドローネーが好きだったんだけど、今は、なんでだったんだろうと思えるほど。
by TaekoLovesParis (2007-01-22 22:50)
ｙｋ２さん、まだつづくかと思っていますが（笑）
ベナールの白いドレスの「ロジェ・ジュールダン夫人の肖像」には会えたの
ですが、フィリップくんには会えなくて。美智作品とどれ位差異があるか、
確かめようと思って意気込んで行ったんだけど。。
春にまた行くからそのとき再挑戦。
オルセー展の広告を見たら、５階のメインの部屋にあるものが引越しして
くるみたいなすごい企画。じゃぁ、留守はどんな作品が？と見てみたら、
ルノアールやロートレックが数多くありました。
ドニ展にも、メルリオ家はなかったです。
言われたの、ちゃんと手帳にメモって行ったんですよ。あとでチェックが
はいりそうだったから（笑）
でもね～あの広さだから、見逃しているかもしれない。。。（急に弱気）
by TaekoLovesParis (2007-01-22 23:02)
オルセーも、憧れ美術館のひとつです（あとはオランジュリーなども…）。
折角パリまで行かれたのに、作品が日本に貸し出されているのは、
少々ショックですね…。
「オルセー美術館展」、必ず行ってきます！
モネ夫人の作品も、2作並ぶと柔らかくて素敵ですね。
それにしても、美術館で自由に写真が撮れる環境は素晴らしいですね。
その場の空気を、そのまま感じることができそうです。
いつか現地で、「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を見たいと思っています。
by 雛鳥 (2007-01-23 00:30)
ルノワールのダンス3部作ですね。
この田舎のダンスは場所はオーブで、彼の再婚相手の女性アリーヌ（だったと思う）を描いた物ですね？
巨匠が描いたオーブの絵画もとても多いのでルノワールの絵画を見るたびにウキウキします。
いつかtaekoさんをエッソワにある巨匠のアトリエにご案内しなくては！
（ビックリするほど小さいですけどね）
by julliez (2007-01-23 01:27)
オルセーだ～ キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー
ルノワール２点ともいいですね、もちろんモネも。
日傘の左側の作品（下に影が無い方）は４月のモネ展（国立新美術館：六本木）にやってきますね！今から楽しみです！！(^o^)丿
ちなみに右側の作品（下に影が有る方）のA4サイズの額絵が私の部屋に長いこと飾ってあります。実物に会いたい。。。
睡蓮の右側の作品（緑）はポーラ美術館の睡蓮に似ているようですね。
左側も気になります。。。
モネ展で全部持ってきてくれないかな～(≧∇≦)/ ハハハ
by りゅう (2007-01-23 01:42)
確かにこの並びは粋ですね。配置も結構気を利かせています。
私のブログにも、レストラン＆カフェ情報の追加連動企画をさせていただきました。
あっ！トラックバック！初です！ありがとうございます。
by (2007-01-23 05:41)
アールヌーボーの家具もよいですよね。
繰り返し行きたくなる美術館がたくさんあるパリは魅力的な街ですねー。
by katsura (2007-01-23 07:00)
モネの作品、自分が未成年の頃には美術の教科書に載っていても、
まったく関心なかったのに、今では大好きですね。
やはり嗜好は変化していくものですね。またさらに現在でも変化してきて興味深い作品が出てきています。ということで何度でも美術館には出向きたいですね。
by いっぷく (2007-01-23 08:35)
はじめまして。
オルセーの記事が気になって、りゅうさんのところからお邪魔しました(^^)
実際に行ったことがあるのがとてもすてきだなと思います。
ルノワールもモネもいいですね。
印象派の作品はすきで、いつも、近くで見たり遠くで見たりを繰り返しながら、絵の前で立ち止まってしまいます。
by luna (2007-01-23 14:16)
オルセー美術館☆yk2さんのところで水に浮かんでるような写真を拝見してとても印象に残っていました。ルーブル美術館と対岸で。なんて想像するととっても贅沢な光景なんですね～
画家がおなじようなテーマでいくつも作品を描いて、それを比べてみるのもとても面白いですね。似てるんだけど、雰囲気が違う印象があったり。色々なところで様々な絵画を鑑賞しているTaekoさんならでわ。ですね。でもきっと何度行ってもまた行きたくなる場所なんでしょうね♪
いつかパリの美術館カフェ巡りもしてみたいなぁ～(笑）なんて☆
by シェリー (2007-01-23 23:10)
はじめまして。
モネが好きで、この２点は上野で見ましたが、対の展示は見ごたえあるのでしょうね。
この写真、感激です☆
旅行先の名古屋のクリムトが東京に来ているときにぶつかって、苦笑した覚えがありますが、パリまで行って、すれ違いは、ほんとに残念でした。
by pistacci (2007-01-23 23:50)
nice&コメントありがとうございます
▲雛鳥さんへ
「オルセー美術館展」は、おすすめですよ。よりぬきが来ていて、しかも
オルセーにくらべたら、広くない場所にまとまっているのですから、
効率がいいです。
絵は違った場所で見ると、また違った雰囲気なので、私も「オルセー展」
行くつもり。
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」は、Ikesanが写真をのせてますね。
ロートレックの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」という同じタイトルの絵もあります。当時流行していたダンスホールの名前だそうで。
▲julliezさんへ
田舎って、julliezさんのブログでおなじみのオーブだったんですか！
しかもjulliezさん、モデルの女性のことまでご存知。
ルノアールはリモージュの生まれで、若い頃は、リモージュ陶器の絵付け
師だったときいたことがありますが、リモージュとオーブは近い？
ルノアールのアトリエも残っているんですね！
▲りゅうさん、やっぱりモネ作品におくわしい。
国立新美術館で、モネ展をするんですか。楽しみです。
▲Ikesan、追加された写真は、カフェが横長、レストランが縦長で、
さらにレイアウトがおしゃれですね。
レストランのコーヒーは安いんですね。シャンパンは９か１０ユーロで、
東京と変わらない値段でした。
▲katsuraさん、この写真はほんの一部。家具はまだまだありました。
アールヌーボーは、ちょっとデカダンスでいいですよね。
▲いっぷくさん、私も昔は、モネの「積みわら」の良さがわかりません
でした。近づいて見るより離れて見る方がいい、っていうのが不思議
でした。今はちょっと進歩したけど、まだまだ知らないことがいっぱい。
ロンドンもたくさん美術館があって、いいですね。
by TaekoLovesParis (2007-01-24 00:32)
nice&コメントありがとうございます、No2
▲runaさんとお読みするのでしょうか。はじめまして。
印象派の作品、特にモネは、近くで見るより、少し離れた方がいいですよね。「ルノアールは肌色がきれいなんだよ」と教わりました。
runaさんもいつかきっと行くチャンスがありますよ。
▲シェリーさんも、ｙｋ２さんのオルセーの写真、印象に残ってたんですね。
私も、満々と水をたたえるセーヌを見て、ベニスのようだと思いましたよ。
セーヌ川は、橋のひとつひとつに趣向があって、これも見所です。
金色に輝く豪華な橋もあるんですよ。
＜いつかパリの美術館カフェ巡りもしてみたいなぁ＞
→九州の美術館のカフェめぐりのシェリーさんらしいご発言（笑）
▲pistacciさまへ
はじめまして。
対にできるほど、所蔵作品の数があるということですよね。
こうして見たものと、似ているものに、また、どこかの美術館で会うのも
楽しいです。
クリムトもお好きですか？ 私も好きで、一昨年パリで寒い日に２時間以上並んで、企画展を見ました。そのときの記事です。
http://blog.so-net.ne.jp/taekoParis/2006-01-17
by TaekoLovesParis (2007-01-24 00:51)
絵は見るたびに違うような気がしますね。
いいなあ。
ルノアール、モネいいですよね。
「オルセー美術館展」行けるといいなあ。
by ムーミン (2007-01-24 15:33)
本物を目の前にすると、静かな感動が押し寄せ、そこで動きが止まって背筋が震えたりすることがあります。
久しく本物を見てないなぁ〜
アールヌーボーの家具、本物を見てみたいです！
家具展示室、ドアからこっそりでも覗いてみたい♪（笑）
by berry (2007-01-24 16:39)
やはり、対になった作品は見応えがありますね。
とっても面白い～。
この春 美術館巡りにも忙しくなりそう。
美術館で過ごすのは楽しいけれど
すごく体力の消耗を感じるのはわたしだけかなぁ。
見終わって外に出ると充実感とともにすごい疲労感に襲われます。
あ、ただ年齢によるもの？
by バニラ (2007-01-24 18:13)
ずーっと待っていたオルセー展がいよいよ都内ではじまります。
でも混むんだろうなぁ・・・・有給とっていかなくっちゃ！！！
ベルト・モリゾに会いに行きます！！！
by noriko (2007-01-24 18:17)
Ｔａｅｋｏさん こんばんは
オルセー美術館ですか？すっごく臨場感が有りますね。
自分が行ったみたいでワクワクします。
『オルセー美術館は、ルーブル美術館とセーヌ河をはさんで対岸にあります。歩いて行ける距離ですが』とあると
あっそうなんだ。と向こうに見えるようです。
ルノアールもモネもこんな風に揃って東京に来るんですかね？
特にスイレンは好きなんですよ。
パリに行かないで東京で見よって
あつかましいかですかね？！
by 匁 (2007-01-24 21:13)
nice＆コメントありがとうございます
▲ムーミンさんへ
＜絵は見るたびに違うような気がしますね。＞
→ほんと、そうですね。
見る私は歳をとるけど、絵の方はいつも変わらず、なんですよね。
ルノーアルやモネはいつ見ても和みますね。
▲ｂｅｒｒｙさんへ
アールヌーボーの家具に反応するあたりがberryさんらしいな、って
思っています。こんなはっきり主張するデザインなのに使い込んでも
飽きない感じですね。
ホンモノには人を感動させる力があること、私も時々感じます。
▲バニラさんへ
疲れるのは私も同じく～。だから、お茶してばかり。それでぼんやり、
今見たばかりの絵のこと考えたりしています。ゆったりと時間が流れて
いく、そんな時間に身を浸しているのが好きです。
▲てんとうむしさんへ
ポスターはマネの「すみれの花束のベルトモリゾ」ですよね。
とってもきれいな人。マネの「バルコニー」の絵でも左端にモリゾはいます
よね。モリゾが描いた「ゆりかご」も見れますね。一昨年オルセーに行った
とき、一部屋全部が、マネとベルトモリゾの作品で、とても印象に残りました。
▲kitaさんへ
私には今、tigermakiさんの川のような渡良瀬池の絵が浮かんで見えて
いますよ。モネの睡蓮は、オランジェリーという美術館に睡蓮の間があって
円形の部屋にぐるっと睡蓮が、、日本のふすま絵の感じですね。
写真を撮り忘れているけど、そこも行ったので、そのうち記事にします。
by TaekoLovesParis (2007-01-24 22:50)
す、す、素敵です！オルセー！！
オルセー美術館展は行く予定にしてます。楽しみです。
いつかフランスの本物の（？）オルセー美術館に行きたいです。
by かよりん (2007-01-24 23:19)
先日は、ご訪問ありがとうございました。
アールヌーボーの家具の部屋、
私も行ってみたいですー。
by miku (2007-01-24 23:19)
かよりんさま、mikuさま、お揃いでお出ましいただきありがとうございます。
かよりんさまは、マリーアントワネットゆかりのパリですから、いつの日か
必ずお出かけになることと思っております。カリオストロ伯爵さまがお出迎えくださるかもしれませんよ（笑）
mikuさま、強力な後見人katsuraさんの後押しでのデビュー。みんなが
期待していると思うけど、重圧に負けずに続けてくださいね
by TaekoLovesParis (2007-01-25 00:05)
taekoさん、こんにちは。
もう既にご覧頂いてるので事後承諾もいいところですが（＾＾；、トラックバックさせて頂いてます。今回は何故かtaekoさんのトコはちゃんと入ったけど、Ikesanさんの方が上手く行かなかったのはSo-netの仕様のせい？？？。
by yk2 (2007-01-25 12:25)
モネ！そういえば、モネも広重の絵の真似をしたりしていましたね。
そういう巨匠が日本の絵も、かなり参考にしてたと思うと、
またスゴイ感動します♡ 建物撮りたい～
by nicolas (2007-01-26 14:13)
▲ｙｋ２さん、今回のオルセーの記事は写真がどれも大きくて、きれいですね。またひとつひとつの絵に寄せるｙｋ２さんの思いも伝わってきます。
▲にこちゃんへ
そうですね。モネの時代、パリでは「ジャポニズム」という言葉ができるほど
日本文化がブームでしたものね。モネの絵に奥さんのカミーユに赤い内掛けを着せ扇を持たせた「ラ・ジャポネーズ」というのがあって、ボストン美術館でも目立つ大きな作品です。
by TaekoLovesParis (2007-01-26 21:34)
オルセーの館内レストラン、雰囲気良さそうですね。
今度行ってみます！
by (2007-01-27 22:44)
Minovskyさん、この前、私のレストラン紹介記事に「こちら欧州はユーロ高なので、日本ではこんな値段で食べられるなんていいなぁ」のようなことを書いてくださってたけど、私も今回、パリでユーロ高を実感しました。
このレストランはランチが20ユーロくらい。シャンパンは８か９ユーロでしたが、コーヒーなら２か３ユーロってＩｋｅｓａｎが書いていらっしゃいます。
by TaekoLovesParis (2007-01-27 22:55)
「オルセー美術館展」は絶対行くと思いますが。混んでるだろうな。
レストランは初めてパリを訪れた時、行きました。
何処で食べたらよいか分からなくて、オルセーのレストランで食事したのです。
一人旅なのですが、とんでもないところで食事してるなあ。と思ったものです。
by りんこう (2007-01-28 00:03)
オルセー美術館には以前、モネを見に行きました。
時間が無くってゆっくりできず、モネだけしっかり見て帰って来た感じです。
家具、ゆっくり見に行きたいです＾＾；
by (2007-01-28 00:50)
nice＆コメントありがとうございます！
▲りんこうさんへ
あのレストランで食事したら、忘れられない思い出になりますよね。
場違いと思いつつも、宮殿におよばれしたような、晴れがましさ。
りんこうさんの昨年のルーブル、映画博物館へいらした記事、もう一度
読んでみました。行ってから読むとまた「なるほど！」と思えることが
ありますね。
▲TAROさんへ
インテリアにくわしいTAROさんだから、家具はおもしろいと思います。
でも、TAROさん好みのあるかな（笑）
▲Taｄｄｙさんへ
バンクーバーでは、企画展はあまりないですか？前衛的なものが似合い
そうな場所っていう気もします。
by TaekoLovesParis (2007-01-29 23:01)